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人間にとって不可欠な服。服って、着るって、なんだろう。おしゃれの迷い道をさまよった末、服を手づくりするようになり評判を博した著者は、つくりながらもさらに悩む。昭和の女の子として育った自身のファッション史をたどりながら、いまこの時代と社会にとっての、そして「わたし」にとっての、服の意味を探る。
[出版社より]


著 者|行司千絵
出版社|岩波書店
定 価|1,800円+税
判 型|四六判/上製
頁 数|258

ISBN|9784000614504
初 版|2020年12月


Contents
服を手づくりするということ
 路上の編む人
 祖母のカーディガン
 髪を切り、メイクをやめる
 ほしい服に近づくために
 裁縫道具は今どこに?
 針と糸は自立の道具
 わたしの代わりに針と糸を持つ人は?
 洋裁は料理とおなじ
 暮らし系雑誌の登場
 展示するのは、ふだん着
 大原千鶴さんとの出会い
 苦笑いした理由は
 服は畑からできている
 「手づくりだから」の意味
 コーヒーのように

服の向こうにある命 
 おめかし用の引き出し
 小さな手芸店を探して
 素材には産地がある
 革のジャンパースカートがほしかったけれど……
 アンゴラとモヘアの出自
 手持ちのファッションアイテムの数は
 安いから……で増えてしまった服
 売れ残った服は、どうなる?
 「服ロス」の実態
 コロナによる影響
 食べものと服の違いとは 

昭和四〇年代生まれのファッション原体験
 最初の服の思い出
 制服が似合うおんなのことは
 ピンク色の画用紙
 ビキニとブリーフ
 少女漫画の世界に触れて
 レトロな服が好きなのは
 わたしを支える年輪

流行と個性とのあいだで
 ローマ教皇の謁見式
 ドイツの高校生が着ていた民族衣装
 外国人のファッションスナップ
 実用的な着こなし術
 あこがれは冷凍食品と既製服
 ロゴ入りのトレーナー
 みんなとおなじになりたい
 落ちた巻きスカート
 パンツスタイルが人気なのは?
 おなじ装いの人たち
 トレンチコートを着た理由は…… 

洋裁はアートか、仕事か、道楽か
 バイヤーがやってきた
 日曜日の楽しみは人形の服づくり
 九〇年前の舶来雑誌が届く
 専業主婦と手芸の関係
 刺し子とぼろ
 材料費は布代だけ
 宣伝には母の写真を使う
 売り買いではなく、譲り合う
 0円の意味
 閉店したたこ焼き店
 長女との弁当づくり
 ただ在る服  

心模様を宿すものとして
 久しぶりの転勤
 服を変えた理由
 服づくりの注文はゼロに
 はじめての病気
 喪服を着たエリザベートとミホ
 ウサギの着ぐるみで対談
 四歳半のときに書いた物語
 妖怪に逢いたい
 ハロウィーンが人気なのは
 おしゃれなシニアたち
 夫の死とグレイヘア
 明るい色の服しか着ない

それぞれの人の「わたしの一着」
 一五年着ているコート
 山極寿一さん――ザイールでつくったアバコス
 ゴリラから教えてもらったこと
 瀬戸内寂聴さん――風呂敷でつくったツーピース
 下着も手づくりした
 茂山千之丞さん――サハラ砂漠で出合った服
 ものは朽ちていくままに
 藤井光さん――集団スポーツは苦手だった
 価値観が異なっても仲間
 岡本啓さん――パタゴニアのフリースジャケット
 服が目覚めるとき
 朝原宣治さん――中学生からファッションが好き
 英国製の靴とボブ・ヘイズ

変化し、かたどり、はぐくむ服
 捨てられないTシャツ
 芳村真理さんの衣装
 似たデザインの服が多いのは
 そっくりなコート
 洋服界の下町ロケット
 琵琶湖畔でつくられるシャツ
 フィレンツェでマスクをする
 ペレの服のように


あとがき
おもな参考文献


Author
行司 千絵 Chie Gyoji
1970年生まれ。同志社女子大学学芸学部英文学科卒。京都新聞社で記者をしながら、独学で洋裁を習得。国内外の旅先などで買い集めた布やボタンを使い、自身の普段着や母、友人・知人の服を縫う。これまで3~91歳の80人余に290着の服を作った。個展に「母と私の服」(西宮阪急)「おうちのふく」(フォイルギャラリー)「まだ見ぬあなたに作った服」(誠光社)など、著書に『おうちのふく』(FOIL)など。

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