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テレビドラマと戦後文学——芸術と大衆性のあいだ

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テレビドラマの青春時代——。

いまから67年前、テレビは本放送を開始した。それは戦後文化の象徴の一つとなったが、当初からその大衆志向性が批判されることも多かった。そうしたテレビの青春期ともいえる1950年・60年代には、どのようなテレビドラマが制作されていたのだろうか。

当時の映像がほとんど残されていないなかで、映像が現存する「芸術祭受賞作」を中心に検討し、そこに積極的に関与した文学者と、気鋭のディレクターとが追求したテレビドラマの可能性とその時代を丹念に描く。
[出版社より]


著 者|瀬崎圭二
出版社|森話社
定 価|4,800円+税
判 型|A5判/上製
頁 数|480

ISBN|978-4-86405-158-8
発 行|2020年12月


Contents
序章
【 Iテレビドラマという芸術】
第1章 芸術祭参加作品とその時代
第2章 芸術祭と「私は貝になりたい」
第3章 和田勉の演出技法

【II表現としてのテレビ】
第1章 〝文学青年〟たちのテレビ業界
第2章 佐々木基一の『テレビ芸術』とテレビドラマ
第3章 一九六〇年代初頭における寺山修司とテレビ
付 録 谷川俊太郎氏に聞く「寺山修司とテレビ」

【 III安部公房と芸術祭】
第1章 安部公房とテレビ
第2章 「日本の日蝕」
第3章 「煉獄」
第4章 「虫は死ね」
第5章 「目撃者」

【IV芸術祭と〈文学〉】
第1章 三好十郎作「獣の行方」
第2章 遠藤周作作「平和屋さん」
第3章 城山三郎作「汽車は夜9時に着く」
第4章 椎名麟三作「約束」
第5章 秋元松代脚本「海より深き かさぶた式部考」

終章


Author
瀬崎 圭二 Keiji Sezaki
1974 年広島県生まれ。同志社大学文学部教授。日本近現代文学・文化専攻。
著書に『流行と虚栄の生成─消費文化を映す日本近代文学─』(世界思想社 2008年3月)、『海辺の恋と日本人─ひと夏の物語と近代─』(青弓社 2013年8月)、編著に『谷川俊太郎 私のテレビドラマの世界─『あなたは誰でしょう』─』(ゆまに書房 2020年3月)がある。

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