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リベラル国家と宗教 世俗主義と翻訳について

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宗教と世俗を問い直す、碩学の到達点。

近代リベラル国家の原理とされる宗教と政治の分離。しかし、それは本当に可能なのか。著者は、宗教と世俗の根源的で複雑な絡み合いに目を凝らし、「翻訳」概念を導きの糸としてその関係を解きほぐしていく。平等概念の再考、宗教的言説の翻訳可能性と不可能性の意味、国民国家の問い直しなどをめぐって、宗教学のみならず政治学、哲学、人類学など多様な知を横断し、深き射程が示される、碩学の到達点。
[出版社より]


「本書で私が考えてきたのは、主に「世俗性」と「宗教」という言葉の硬直的な用法を問題にすることである。もちろんそれは、そうした言説が規律する生活を非難したり(あるいは擁護したり)、どちらかに招き入れようとしているわけではない。「近代」に賛成すべきか反対すべきかという問題に関して現在行われている議論は、あまり実りのないもののように私には思える。本書の指摘に一般化できる点があるとすれば、それは「近代」、「宗教」、「政治」、「世俗主義」といった言葉や、それらを組み合わせた語彙の変動は、生活様式に密接に関連しているということである」
——本書より


著 者|タラル・アサド
訳 者|茢田真司
出版社|人文書院
定 価|3,200円+税
判 型|四六判・上製
頁 数|270

ISBN|9784409420249
初 版|2021年04月


Contents
序論

第一章 世俗的平等と宗教的言語

第二章 翻訳と感覚ある身体

第三章 仮面・安全・数の言語

エピローグ

訳者あとがき

人名索引

Author
タラル・アサド Talal Asad
1933年サウジアラビア・メディナ生まれ。ニューヨーク市立大学教授(人類学)。オックスフォード大学でPh.D.取得(人類学)。訳書に、『宗教の系譜 キリスト教とイスラムにおける権力の根拠と訓練』(中村圭志訳、岩波書店、1993年)、『世俗の形成 キリスト教、イスラム、近代』(中村圭志訳、みすず書房、2006年)、『宗教を語りなおす 近代的カテゴリーの再考』(磯前順一との共編、みすず書房、2006年)、『自爆テロ』(茢田真司訳、青土社、2008年)がある。

Translator
茢田 真司 Shinji Karita 
1966年島根県生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程中退。東京大学社会科学研究所助手などを経て、現在。國學院大学法学部教授。主な論文に、「「宗教」・「世俗」・「多元主義」 タラル・アサドと政治理論」(『國學院法学』第55巻第4号、2018年)、「多文化主義・社会関係資本・コスモポリタニズム 新しい「共存」イメージを求めて」(『共存学4 多文化世界の可能性』弘文堂、2017年)など。訳書に、アサド『自爆テロ』(青土社、2008年)、アイリス・マリオン・ヤング『正義と差異の政治』(共訳、法政大学出版局、2020年)など。

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