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未来派 百年後を羨望した芸術家たち

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なぜ百年後を羨望するか?
私たちは、なぜ未来に憧れ、そして失敗するのか。

20世紀、そして21世紀における文化・政治・テクノロジー・広告といったさまざまな人間活動の萌芽であった芸術・社会運動「未来派」。
その「未来派」の全容に、宣言・運動・詩法・建築・ネットワーク・ダイナミズム・音楽・ファシズム・起源という9つの切り口で迫り、現代における「未来観」の再考をはかる。
哲学者・美術批評家の多木浩二がイタリアで渉猟した膨大な書物や資料をもとに書いた渾身の遺作。

◎本書の特色
1.芸術・社会変革運動「未来派」について書かれたモノグラフ。
2.「未来派」にかかわる絵画・彫刻・建築などの図版約120点を収載。
3.「未来派」の数ある宣言文の中からとくに重要な11篇をイタリア語とフランス語から翻訳し収録。
[出版社より]


著 者|多木浩二
出版社|コトニ社
定 価|3,600円+税
判 型|A5変型判・並製
頁 数|352

ISBN|978-4-910108-05-6
初 版|2021年06月


Contents
第一章 未来派という現象
1 始動――『ポエジア』から『フィガロ』へ
2 運動――すべては動く、すべては走る、すべては変わる
3 詩法――人間の言葉を変える
4 建築――あたらしい都市
5 宣言――羽のついた「ことば」が世界を飛びまわる
6 ダイナミズム――未来派がもたらす概念
7 音楽――騒音が世界を変える
8 ファシズム――全体主義の出発点
9 起源――マリネッティの感受性と詩的思考

第二章 未来派ギャラリー

第三章 機械・ファシズム、そして人間
いまを生きる人間の義務/森鷗外と未来派/社会の変革を望んだ芸術運動/羨望される人間になりそこねた私たち/システムと統治権力が日常を覆い尽くす/「未来」の宿命の端緒をひらいた未来派/未来への待機/無力感が未来派というかたちとなってあらわれる/「戦争こそ世界の唯一の健康法(衛生法)だ」/芸術の宿命/未来派の悲惨さ/人間の思想は機械からは生まれない/現在という幸福は未来を羨望しない/未来派を媒介に全体主義を考える/日本の破局の水脈/科学と芸術と言葉を繋ぎ合わせる

付録 未来派宣言の数々
1 未来派創立宣言
2 未来派画家宣言
3 未来派絵画技法宣言
4 未来派音楽家宣言
5 未来派彫刻技法宣言
6 騒音芸術
7 シンタックスの破壊 脈絡なき想像力 自由になった言葉
8 音、騒音、そして匂いの絵画
9 未来派建築宣言
10 全世界の未来派的再建
11 未来派的映画

あとがきにかえて 多木陽介


Author
多木 浩二 Koji Taki
1928~2011年。哲学者。旧制第三高等学校を経て、東京大学文学部美学科を卒業。千葉大学教授、神戸芸術工科大学客員教授などを歴任。1960年代半ばから、建築・写真・現代美術を対象とする先鋭的な批評活動を開始。1968年、中平卓馬らと写真表現を焦点とした「思想のための挑発的資料」である雑誌『プロヴォーク』を創刊。翌年第3号で廃刊するも、その実験的試みの軌跡を編著『まずたしからしさの世界を捨てろ』(田畑書店、1970)にまとめる。思考と表現の目まぐるしい変貌の経験をみずから相対化し、写真・建築・空間・家具・書物・映像を包括的に論じた評論集『ことばのない思考』(田畑書店、1972)によって批評家としての第一歩をしるす。

現象学と記号論を駆使して人間の生と居住空間の複雑なかかわりを考察した『生きられた家』(田畑書店、1976/岩波現代文庫、2001/青土社、2019)が最初の主著となった。この本は多木の日常経験の深まりに応じて、二度の重要な改訂が後に行われている。視線という概念を立てて芸術や文化を読み解く歴史哲学的作業を『眼の隠喩』(青土社、1982/ちくま学芸文庫、2008)にて本格的に開始。この思考の系列は、身体論や政治美学的考察と相俟って『欲望の修辞学』(1987)、『もし世界の声が聴こえたら』(2002)、『死の鏡』(2004)、『進歩とカタストロフィ』(2005、以上青土社)、『「もの」の詩学』、『神話なき世界の芸術家』(1994)、『シジフォスの笑い』(1997、以上岩波書店)などの著作に結晶した。日本や西欧の近代精神史を図像学的な方法で鮮かに分析した『天皇の肖像』(岩波新書、1988)やキャプテン・クック三部作『船がゆく』、『船とともに』、『最後の航海』(新書館、1998~2003)などもある。

1990年代半ば以降は、新書という形で諸事象の哲学的意味を論じた『ヌード写真』、『都市の政治学』、『戦争論』、『肖像写真』(以上岩波新書)、『スポーツを考える』(ちくま新書)などを次々と著した。生前最後の著作は、敬愛する4人の現代芸術家を論じた小著『表象の多面体』(青土社、2009)。没後出版として『トリノ 夢とカタストロフィーの彼方へ』(BEARLIN、2012)、『視線とテクスト』(青土社、2013)、『映像の歴史哲学』(みすず書房、2013)がある。2020年に初の建築写真集『建築のことばを探す 多木浩二の建築写真』を刊行した。

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