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マルクスの物象化論[新版]

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精緻かつ独創的なテクスト解釈で高く評価されたマルクス研究の名著、最新の研究成果を反映した「補論」を加え、[新版]として刊行。

資本主義社会を根底で規定する論理、「物象化」とは何か?

詳細なテクスト解釈と新MEGA研究の最新成果をもとに、マルクスの「新しい唯物論」を「哲学」ではなく「批判的・実践的」構えとして捉える新解釈を打ち出し、マルクスがその生涯を捧げた経済学批判プロジェクトの核心的概念「物象化」を解明する。そこから見えてきたのは、気候危機の時代に抗するための「素材の思想」としてのマルクスにほかならない。

『カール・マルクス』(ちくま新書)、『マルクス 資本論』(角川選書)などの入門書を執筆し、正確でわかりやすい解説に定評のある著者による、マルクス理論の核心に迫る本格的論考。
[出版社より]


「緻密なテクスト解釈を通じて、「素材の思想」としてマルクスを読み、「物質代謝」という概念に着目することの意義を示してくれた本。安易な批判を向けるのではなく、マルクスを丁寧に読み、困難に寄り添うことこそが、その現代的意義を明らかにするのである」
――斎藤幸平[大阪市立大学准教授/honto「哲学読書室」]

「過去の党哲学的な折衷から自由な若い世代による内在的マルクス研究の展開……著者の若々しさと妥協をさけようとする強い意志を感じさせる」
――田畑稔(『唯物論研究』編集長/『社会思想史研究』書評)

「MEGA研究の最新の成果を反映させる形で、マルクスの物象化論体系にこれまでにない具体的で明晰な解明を提示している」
――吉原直毅[マサチューセッツ大学教授/『季刊経済理論』書評]

既存社会主義の崩壊後二十余年を経て、ようやく出るべくして出た書……
グローバル資本主義を根底から覆すための基礎理論を提供している。()
――表三郎[予備学校講師/『図書新聞』書評]


著 者|佐々木隆治
出版社|堀之内出版
定 価|5,000円+税
判 型|A5判/上製
頁 数|520

ISBN|978-4-909237-62-0
初 版|2021年07月


Contents
序論

第Ⅰ部 「実践的・批判的」構えとしての「新しい唯物論」
  
 第1章 マルクスの「唯物論」にかんする諸説
  第1節 「マルクス・エンゲルス問題」を考慮しないアプローチ
  第2節 「外挿法」的なアプローチ
  第3節 「実践的唯物論」によるアプローチ
  第4節 「マルクスの唯物論そのもの」を考察対象とするアプローチ
  第5節 小 括

 第2章 マルクスにおける「新しい唯物論」
  第1節 『資本論』における「唯物論的方法」
  第2節 初期の諸著作における唯物論
  第3節 『経済学哲学手稿』の唯物論
  第4節 テーゼ(一)と『経済学哲学手稿』の差異
  第5節 「フォイエルバッハ・テーゼ」におけるフォイエルバッハ批判の意味
  第6節 テーゼ(四)における「唯物論的方法」
  第7節 小 括
  補 注 『ドイツ・イデオロギー』における唯物論の用語法

 第3章 哲学批判と「実践的・批判的」構えとしての「新しい唯物論」
  第1節 「哲学的良心の清算」と「新しい唯物論」の確立
  第2節 『経哲手稿』と「テーゼ」・『ドイツ・イデオロギー』における哲学批判の差異
  第3節 「実践的・批判的」構えとしての「新しい唯物論」
  第4節 哲学批判の深化とプルードン批判
   1 『経哲手稿』および『聖家族』におけるプルードン評価
   2 「アンネンコフへの手紙」および『哲学の貧困』におけるプルードン評価
   3 哲学批判から経済学批判へ
  第5節 小 括

第Ⅱ部 物象化論の「実践的・批判的」意義

  第4章 物象化論の理論構成
   第1節 物象化論をめぐる諸説
   第2節 物象化とはなにか
   第3節 物象化論の核心と無意識の形態的論理としての「商品語」
    1 「相対的価値形態の内実」について
     (1) 「価値物Werthding」について
     (2) 「回り道」について
     (3) 「内実論」第六段落以降
    2 「商品語」とはなにか
    3 「商品語」の論理とその現れ
   第4節 認識論的転倒としての物神崇拝
    1 「物神性」節における物象化と物神崇拝
    2 「等価形態」における物神崇拝
    3 近代主義としての「実体」批判
   第5節 物象化のもとでの実践的態度の形成
    1 物象の人格化
    2 物象化による素材に対する態度の変容
     (1) 貨幣の成立
     (2) 貨幣蓄蔵
   第6節 小 括

 補論1 物象化論と『資本論』第一部第一篇の理論構造
  第1節 『資本論』第一部第一篇の基本構造
  第2節 物象化(商品章)
  第3節 物象の人格化(交換過程章)
  第4節 制度および法律(貨幣章)
  第5節 三つの次元の関連とその意義

 第5章 物象化と疎外
  第1節 「疎外論」の陥穽
  第2節 『経哲手稿』と『要綱』における外化と疎外
  第3節 マルクス疎外論の核心
  第4節 小 括

 第6章 物象化と所有
  第1節 既存の所有論解釈の諸困難
  第2節 近代的私的所有の特異性
   1 物象化と近代的私的所有
   2 共同体的所有と近代的私的所有
  第3節 取得法則転回と本源的蓄積の差異と意義
   1 近代的私的所有にたいする批判としての取得法則転回
   2 マルクスにおける共同性と「個人的自由」
   3 「個人的所有」の再建の意義
  第4節 小 括

 第7章 価値の主体化としての資本と素材的世界
  第1節 価値概念と素材的次元
   1 叙述の方法と論理的展開の意義
   2 価値の発生と歴史的次元
   3 価値と価値実体
   4 価値量について
   5 価値概念の「実践的・批判的」意義
  第2節 価値の主体化としての資本
   1 価値の自立化の深化
   2 資本の存立と物象の人格化および人格の物象化
    (1) 資本家
    (2) 賃労働者
    (3) 生産過程における資本家と賃労働者
  第3節 資本による素材的世界の編成―直接的生産過程を題材として
   1 資本のもとへの労働の形態的包摂と素材的編成
   2 資本のもとへの労働の実質的包摂と素材的論理の変容
    (1) 形態的包摂にともなう変化
    (2) 素材的次元での従属的態度の形成
    (3) 社会的労働の資本の生産力としての現象
  第4節 小 括

 補論2 マルクスの賃労働論
  第1節 労働とはなにか
  第2節 労働の自由と社会的形態
  第3節 賃労働と物象化
  第4節 賃労働による資本の産出
  第5節 物象による自発的従属の強制
  第6節 物象にもとづく特異な承認関係
  第7節 マルクスにおける労働の自由
  第8節 労働の自由をこえて

 補論3 マルクスにおける労働を基礎とする社会把握
  第1節 マルクスの「新しい唯物論」
  第2節 労働形態と経済的形態規定
  第3節 素材代謝と労働

 補論4 物象化論と『資本論』第一部の理論構造
  第1節 生産関係の物象化(第一篇)
  第2節 生産過程の物象化
   1 賃労働と生産過程の物象化(第三篇)
   2 生産過程の物象化の実質化(第四篇)
  第3節 再生産過程の物象化(第七篇)
   1 単純再生産における再生産過程の物象化(第二一章)
   2 資本蓄積における再生産過程の物象化の深化(第二三章)
  むすびにかえて

結 論 素材の思想家としてのマルクス

あとがき
増補改訂版あとがき
新版あとがき
人名・著作索引


Author
佐々木 隆治 Ryuji Sasaki
1974年生まれ。立教大学経済学部准教授。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。博士(社会学)。日本MEGA編集委員会編集委員。著書に、A New Introduction to Karl Marx, Palgrave Macmillan, 2021、『マルクス 資本論』(角川選書、2018年)、『カール・マルクス』(ちくま新書、2016年)、『私たちはなぜ働くのか』(旬報社、2012年)、『ベーシックインカムを問いなおす』(共編著、法律文化社、2019年)、『マルクスとエコロジー』(共編著、堀之内出版、2016年)など。

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