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ポルトガルに通うようになって18年、13回の旅、滞在日数およそ220日。どうしてポルトガルなのか――。
城壁の村マルヴォアンで出会った恵さん。ヴィディゲイラで立ち寄ったパンとお菓子の祭り。リスボンの「ニコの食堂」では、タラのオリーブオイル焼きやワインに舌鼓を打つ。タブッキの『レクイエム』を想起しながら、フィルム・アーカイヴで観ることができた数々の映画……。
夫で詩人の映画監督、福間健二作品のプロデューサーとしても知られるエッセイストによる、魅惑のポルトガル紀行。
[出版社より]
著 者|福間恵子
出版社|共和国
定 価|2,400円+税
判 型|四六変型判/仮フランス装
頁 数|248
ISBN|978-4-907986-83-4
初 版|2021年09月
Contents
はじめに
Ⅰ ポルトガルと出会う
国境の村で
アマランテ
アレンテージョの春
II ポルトガル、西の果てまで
ニコの食堂
セジンブラ、魚の町
アソーレス、大西洋の孤島群
1 テルセイラ島
2 サン・ミゲル島
3 フローレス島
ポルトガルを食べる
III 映画のポルトガル
トラス・オス・モンテス
ドウロ川と映画監督オリヴェイラ
世界の始まりへの旅
タブッキのリスボン、映画のリスボン
フォンタイーニャスを探して
ポルトガルのフィルムアーカイヴ
サラヴィーザ、リスボンの闇と光
ポルトガルで映画監督になる
「見る、聴く、歩く、待つ」
旅の終わりは、次の旅のはじまり──あとがきにかえて
Author
福間 恵子 Keiko Fukuma
1953年、岡山県に生まれる。書籍編集者を経て、1990年頃からエッセイを発表しはじめる。2007年より、福間健二監督映画のプロデュースおよび配給・宣伝を担当し、その作品に、『岡山の娘』(2008)、『わたしたちの夏』(2011)、『あるいは佐々木ユキ』(2013)、『秋の理由』(2016)、『パラダイス・ロスト』(2020)がある。
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