SOLD OUT
〈思想的課題〉としての彫刻を語りたい——。
街角の彫像から見えてくる、もう一つの日本近現代史、ジェンダーの問題、公共というもの……。
都市に建立され続け、時に破壊され引き倒される中で、彫刻は何を映すのか。
注目の彫刻家・批評家が放つ画期的な論考。
[出版社より]
著 者|小田原のどか
出版社|講談社
定 価|1,300円+税
判 型|四六判/上製
頁 数|146
ISBN|978-4-06-525287-1
初 版|2021年10月
Contents
1章 空の台座
彫刻という困難
彫刻が可視化するもの
記念碑としての彫像 ほか
2章 拒絶される彫刻
破壊される彫像
光太郎とロダン
“風雪の群像” ほか
3章 彫刻を語る
「彫刻」となったレーニン
“わだつみの声”
「もうひとつの東京裁判」 ほか
Author
小田原 のどか Nodoka Odawara
1985年、宮城県仙台市生まれ。多摩美術大学彫刻学科卒業後、東京藝術大学大学院美術研究科にて修士号、筑波大学大学院人間総合科学研究科にて博士号を取得。芸術学博士。彫刻家/アーティストとしての活動と並行して、彫刻研究、版元経営、書籍編集、展覧会企画、評論執筆を行う。
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