絡まり合う生命

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もうすぐ絶滅する人類のために——。

狩猟に疲れ、ボルネオの闇夜の森で微睡(まどろ)む人類学者は、寝袋を這うアリたちの足音を確かに聴き、自分がアリの世界の一員となったと感じる……。

「この世界は人間だけのものではない」という深い実感から出発し、動物、死者、そして生命そのものへと向かう全く新しい人類学の探求が幕を開ける。

ボルネオの森から、多種的世界とアニミズムを経て、「生命とは何か」という根源的な問いへ。インゴルド、コーン『森は考える』、ウィラースレフ『ソウル・ハンターズ』、アナ・チン『マツタケ』ら最新の人類学の議論を積極的に吸収しつつ、人類学の新たな可能性が展開される。

世界の覇者を自認してあらゆるものを食い尽くし、絶滅の淵に立つ人類に、世界観の更新を迫る、壮大な「来たるべき人類学」の構想。
[出版社より]


著 者|奥野克巳
出版社|亜紀書房
定 価|2,000円+税
判 型|四六判/上製
頁 数|376

ISBN|978-4-7505-1724-7
初 版|2021年12月


Contents
序論 平地における完全なる敗者

第1部 アニマルズ
 第1章 鳥たち
 第2章 リーフモンキーの救命鳥
 第3章 2でなく3、 そして4
 第4章 ネコと踊るワルツ

第2部 スピーシーズ
 第5章 多種で考える――マルチスピーシーズ民族誌の野望
 第6章 明るい人新世、暗い人新世
 第7章 人間以上の世界の病原体
 第8章 菌から地球外生命体まで

第3部 アニミズム
 第9章 人間だけが地球の主人ではない
 第10章 科学を凌ぐ生の詩学
 第11章 ぬいぐるみとの対話

第4部 ライフ
 第12章 考える森
 第12章補論 考える、生きる
 第13章 記号生命
 第14章 バイオソーシャル・ビカミングス――ティム・インゴルドは進化をどう捉え、どう超えたか
 終章 人類の残された耐用年数――厚い記述と薄い記述をめぐって

あとがき
参考文献


Author
奥野 克巳 Katsumi Okuno
立教大学異文化コミュニケーション学部教授。1962年生まれ。20歳でメキシコ・シエラマドレ山脈先住民テペワノの村に滞在し、バングラデシュで上座部仏教の僧となり、トルコのクルディスタンを旅し、インドネシアを一年間経巡った後に文化人類学を専攻。1994~95年に東南アジア・ボルネオ島焼畑民カリスのシャーマニズムと呪術の調査研究、2006年以降、同島の狩猟民プナンとともに学んでいる。

著作に、『モノも石も死者も生きている世界の民から人類学者が教わったこと』、『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』(以上、亜紀書房)、『マンガ人類学講義』など多数。共訳書に、エドゥアルド・コーン著『森は考える』、レーン・ウィラースレフ著『ソウル・ハンターズ』、ティム・インゴルド著『人類学とは何か』(以上、亜紀書房)など。

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