1928年にオーシュ卿という匿名で地下出版されたバタイユの最初の小説。本書は、著者が後に新版として改稿したものと比べて全篇にわたって夥しい異同がある。サド以来の傑作と言われるエロティシズム文学として、「球体幻想」を主軸に描き上げた衝撃作であり、二十世紀の文学史上、最も重要な異端文学のひとつとして評価され続けている。
[出版社より]
著 者|オーシュ卿[ジョルジュ・バタイユ]
訳 者|生田耕作
出版社|河出書房新社[河出文庫]
定 価|700円+税
判 型|文庫判・並製
頁 数|176
ISBN|978-4-309-46227-1
初 版|2003年05月
Author
ジョルジュ・バタイユ Georges Albert Maurice Victor Bataille
1987-1962。フランスの思想家、作家。世紀を超えて今も各分野に影響を与え続けている。『エロティシズム』『眼球譚』など著作多数。
Translator
生田 耕作 Kosaku Ikuta
1924-94年。京大文学部卒。京大名誉教授、フランス文学者。ブルトンやバタイユ、セリーヌやマンディアルグなど「異端」の文学を精力的に翻訳・紹介する。
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