Using to pay next month
ヨーロッパ近代の原理たる植民地主義。その暴力の核心にある言語の政治、母語の幻想と自己同一性の神話を瓦解させる脱構築の力。
「私は一つしか言語をもっていない、ところがそれは私のものではない」――植民地支配下のアルジェリアに生を受けた〈フランス-マグレブ-ユダヤ人〉の特異な自伝的回想が告げる言語的追放、本来性なき離散する〈私〉の経験。ヨーロッパ近代原理を脱構築するデリダ、その不可能なアイデンティティ・ポリティックス。
[出版社より]
著 者|ジャック・デリダ
訳 者|守中高明
出版社|岩波書店[岩波文庫]
定 価|910円+税
判 型|文庫判・並製
頁 数|216
ISBN|9784003860229
初 版|2024年08月
Contents
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
Ⅳ
Ⅴ
Ⅵ
Ⅶ
Ⅷ
エピローグ
註
訳者解説
Author
ジャック・デリダ Jacques Derrda
1930-2004 アルジェリア生まれ。フランスの哲学者、思想家。パリ高等師範学校教授を経て、1984年、社会科学高等研究院(フランス、パリ)教授に就任。主な著書に『グラマトロジーについて』『エクリチュールと差異』『弔鐘』などがある。
Translator
守中 高明 Takaaki Morinaka
1960年東京生まれ。早稲田大学法学学術院教授。詩人。著書に『浄土の哲学』『他力の哲学』『ジャック・デリダと精神分析』『脱構築』などが、翻訳にデリダ『コーラ』、ドゥルーズ&ガタリ『千のプラトー』(共訳)などがある。
*Earliest delivery date is 11/8(Fri) (may require more days depending on delivery address).
*Tax included.
*Shipping fee is not included.More information
新商品やキャンペーンなどの最新情報をお届けいたします。