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パリ、ミラノ、東京のファッション・ショーを、各メゾンのショーで流れる音楽=「ウォーキング・ミュージック」の観点から構造分析する、まったく新しいファッション批評。パリコレ以後を増補し文庫化。
[出版社より]
著 者|菊池成孔
出版社|河出書房新社[河出文庫]
定 価|900円+税
判 型|文庫判/並製
頁 数|344
ISBN|978-4-309-41192-7
初 版|2012年12月
Contents
服は何故音楽を必要とするのか?
初対面の挨拶。そしてマウリツィオペコラーロの成功
初めてのパリコレ そしてヴィクター&ロルフの惜敗
日本が世界で最初だった話 そして東京コレクション ほか
裸体に導かれて―パリコレクションの六日間+α
彼らは何故、服に必要とされているのか? ——ショー音楽家との対話
対談01 ヴェロニク・ブランキーノ
対談02 ジョン・ゴスリング;対談03 アリエル・ウィズマン ほか
ブラック/ヲタク/モード——その後のファッションニュース
ヨーロッパにとってのベートーヴェン そしてアップセットを遂げたグッチ
再考を迫る「若さと老い」 そしてランバンの氷結するクールネスとパワー
大トレンドとしてのアメトラ そしてヒップホップへのエレガントな意地悪 ほか
Author
菊地 成孔 Naruyoshi Kikuchi
1963年、千葉県生まれ。音楽家、文筆家。ジャズに軸足を置きながら、ジャンルレスな音楽・執筆活動を展開。
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