SOLD OUT
ウクライナ在住16年の記者が語る「戦争のある日常」。
ロシア・ウクライナ戦争に関して、戦局の展望やロシア軍の残虐行為、軍事支援、和平問題といった多くの人の関心事については多様な報道や論考が発表されてきた。しかし、その議論の狭間に、注目されない事実がある。ウクライナ国民が戦争下でどのように生活し、何を感じているかである。
そんな「戦争のある日常」について、2008年から現地に暮らすウクライナ国営通信日本版の編集者が包み隠さず語ったのが本書である。空襲、物資、娯楽、徴兵、復興……過大評価でも過小評価でもない、生活の中にある等身大の戦争を知り、考えるための必読書。
[出版社より]
著 者|平野高志
出版社|講談社
発 行|星海社[星海社新書]
定 価|1,200円+税
判 型|新書判・並製
頁 数|192
ISBN|978-4-06-537679-9
発 行|2024年11月
Contents
第1章 戦時下の生活
食糧や水、電気やガスは足りていますか?
生活用品で特に不足しているものはありませんか?
外国製品はどれくらい流通していますか?
ロシアの全面侵攻前後、学校や会社、役所やお店の様子はどうでしたか? ほか
第2章 ウクライナで考えるロシアの全面侵略戦争
ウクライナの人が考える「戦争の終わり」とは何ですか?
日本では核使用の脅威が強調されますが、ウクライナの最大の懸念事項も核戦争ですか?
キーウがほぼ元の日常を取り戻したタイミングはいつですか?
キーウと他地域で、ウクライナ国内でも温度感の違いはありますか? ほか
第3章 戦時下エッセイ
ウクライナの友人たちと戦争
戦時下ウクライナにおける日本
Author
平野 高志 Takashi Hirano
ウクライナ国営通信『ウクルインフォルム』日本語版編集者。鳥取県出身。2004年、東京外国語大学外国語学部ロシア・東欧課程ロシア語専攻卒業。2013年、リヴィウ国立大学修士課程修了(国際関係学)。2014年から在ウクライナ日本国大使館専門調査員、2018年よりウクルインフォルム通信日本語版編集者。ウクライナのキーウ在住。著書に『ウクライナ・ファンブック』(パブリブ、2020年)、監修書に『美しきウクライナ 愛しき人々・うるわしの文化・大いなる自然』(日経ナショナルジオグラフィック、2023年)がある。
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