

死んでから俺にはいろんなことがあった
¥2,310 税込
残り1点
なら 手数料無料で 月々¥770から
別途送料がかかります。送料を確認する
¥5,000以上のご注文で国内送料が無料になります。
俺はただ家に帰りたいだけなのに、それがそんなにおかしいか?
ポルトガルの作家が移民の置かれた立場の悲哀を不条理かつユーモラスに描く傑作長編。
郵便配達をしていた俺は故郷の「くに」から逃げてきた。妻のカルラと幼い息子とともに「島」で不法滞在している。買い物をした帰りに乗っていた地下鉄が故障で止まってしまい、右も左もわからない場所で降ろされてしまった一家。なんとか家にたどり着こうとあれこれ画策するが、やることなすことすべてが裏目に出て——。周囲から存在を認められず、無視され続ける移民の親子は、果たしてどうなるのか? SNSにて大反響。
[出版社より]
著 者|リカルド・アドルフォ
訳 者|木下眞穂
出版社|書肆侃侃房
定 価|2,100円+税
判 型|四六判/並製
頁 数|256
ISBN|978-4-86385-603-5
発 行|2024年02月
Author
リカルド・アドルフォ Ricardo Adolfo
1974年にアンゴラに生まれるが、アンゴラの独立により幼少時にポルトガルに帰国。2003年に短編集『すべてのチョリソーは焼くためにある』でデビュー。初長編『ミゼー』はポルトガルでベストセラーとなる。『東京は地球より遠く』(2015年)では日本で働く外国人のサラリーマンの目から見たおかしな日本の日常を描いた。同書からは2019年刊の『ポルトガル短篇小説傑作選 よみがえるルーススの声』(現代企画室)に3篇が収録されている。ドラマや映画の脚本の執筆や絵本も発表するほか、広告界でも国際的に活躍している。2012年より東京に在住。
Translator
木下 眞穂 Maho Kinoshita
上智大学ポルトガル語学科卒。ポルトガル語翻訳家。訳書に『ブリーダ』(パウロ・コエーリョ)、『忘却についての一般論』(ジョゼ・エドゥアルド・アグアルーザ)、『エルサレム』(ゴンサロ・M・タヴァレス)、『象の旅』(ジョゼ・サラマーゴ)など。『ガルヴェイアスの犬』(ジョゼ・ルイス・ペイショット)で2019年に第5回日本翻訳大賞を受賞。
-
レビュー
(0)
-
送料・配送方法について
-
お支払い方法について
¥2,310 税込