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ちゃぶ台 13 三十年後
¥1,980
大地震、地球沸騰化、食糧危機、生物種激減……。 こうした事態が確実に起こっている、三十年後。不安ばかりが先行するが、今、私たちは何をどう考えていけばいいのだろう? ・巻頭漫画 益田ミリ「コーヒーを飲みながら」 ・巻頭インタビュー 松村圭一郎「日本の最先端は周防大島にあり」 ・三浦豊×宮田正樹「森と土を愛してやまない二人が語る『三十年後』」 ・特集「三十年後」書き下ろしエッセイ6本! 万城目学/土井善晴/佐藤ゆき乃/上田誠/白川密成/猪瀬浩平 ・尾崎世界観 書き下ろし小説「げーと」 *装画=ミロコマチコ [出版社より] 出版社|ミシマ社 定 価|1,800円+税 判 型|四六変型判・並製 頁 数|192 ISBN|9784911226117 発 行|2024年10月 Contents 益田ミリ「コーヒーを飲みながら」(漫画) 松村圭一郎「日本の最先端は周防大島にあり」(インタビュー) ●特集 書き下ろし6本! 万城目学「来たるべき時代」(エッセイ) 土井善晴「私たちの『私』を知る」(随筆) 佐藤ゆき乃「永眠のためのアイスクリーム」(エッセイ) 上田誠「劇団と劇の残しかた 時をかけるか、劇団」(エッセイ) 白川密成「三十年後もボクは坊さん?」(エッセイ) 猪瀬浩平「『三十五年に一度マツリが生まれるんだよ』」(エッセイ) ●ちゃぶ台の中の周防大島 三浦豊×宮田正樹(対談)「森と土を愛してやまない二人が語る『三十年後』」 中村明珍「声がやってくるところ」(エッセイ) 内田健太郎「三十年後の僕へ、あるいは君へ」(エッセイ) ●連載 伊藤亜紗「会議の研究(4) 福祉事業所の合意未満」(論考) 斉藤倫「三十年」(児童文学) 齋藤陽道「私がそこにいない風景をあるがままに愛するには」(フォトエッセイ) 榎本俊二「ギャグマンガ家山陰移住ストーリー PART12」(漫画) 藤原辰史「民と文字文化」(論考) 益田ミリ・平澤一平「未来」(漫画) 尾崎世界観「げーと」(小説) 寄藤文平「絵の話。未来の描き方その7」(絵と言葉) 書店、再び共有地(レポート) 本灯社〈福岡県福岡市〉 ほなび〈広島県庄原市〉 三島邦弘(ブックレビュー) 編集後記 Editor ミシマ社は、「原点回帰の出版社」として2006年10月に創業。東京・自由が丘、京都府京都市の二拠点で、「一冊入魂」の出版活動を展開中。取次店などを介さない「直取引」という営業スタイルで「一冊」を全国の書店に卸している。
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ちゃぶ台 12 捨てない、できるだけ
¥1,980
私たちが日々している「捨てる」って、なんだろう? 捨てない生活、仕事、商売は、できる? 地球環境が「九回裏」の状況にある今、ゴミ処理最前線の町と本づくりの現場から探る! ・藤原辰史さんインタビュー「九回裏の『捨てる』考」 ・「上勝町ゼロ・ウェイストセンター」ってどんなところ?(レポート) ・土井善晴×大塚桃奈「『ゼロ・ウェイスト』ってなんですか?」(対談) ・平尾剛×中野遼太郎「下手でも『楽しい』を捨てない これからのスポーツ考」(対談) [出版社より] 出版社|ミシマ社 定 価|1,800円+税 判 型|四六変型判・並製 頁 数|164 ISBN|9784909394989 発 行|2023年12月 Contents 藤原辰史「九回裏の『捨てる』考」(インタビュー) 「『上勝町ゼロ・ウェイストセンター』ってどんなところ?」(レポート) 土井善晴×大塚桃奈「『ゼロ・ウェイスト』ってなんですか?」(対談) 益田ミリ「列車・箱・宝物」(漫画) 津村記久子「持たされるゴミと缶と保冷剤」(エッセイ) 伊藤亜紗「会議の研究(3) ワーカーズコープの共同想像」(論考) 平尾剛×中野遼太郎「下手でも『楽しい』を捨てない これからのスポーツ考」(対談) 斉藤倫「しっぽをなくした、むかしのじんるい」(児童文学) 齋藤陽道「沁みた記憶」(フォトエッセイ) 「シナノ印刷さんに訊く! 本づくり、どれくらいのゴミが出てますか?」(インタビュー) 「新レーベル『捨てないミシマ社』って何?」(お知らせ) 作・益田ミリ、絵・平澤一平「げっ歯の会」(漫画) 内田健太郎「ペー君と茶碗」(エッセイ) 榎本俊二「ギャグマンガ家山陰移住ストーリー PART11」(漫画) 藤原辰史「捨てる民の精神誌 生態と消費のはざまで」(論考) 「書店、再び共有地」(レポート) Books & Cafeコトウ〈福島県福島市〉 ReBuilding Center JAPAN〈長野県諏訪市〉 中村明珍「頭髪は偉大、頭皮は憩いの場」(エッセイ) バッキー井上「あとはオボロ、オボロ影。そしてまた俺は、真俯瞰にいる。 第三部 そして俺たちは欲どおしい。」(コラム) 寄藤文平「図の話。未来の描き方その6」(絵と言葉) 三島邦弘(ブックレビュー) 編集後記 Editor ミシマ社は、「原点回帰の出版社」として2006年10月に創業。東京・自由が丘、京都府京都市の二拠点で、「一冊入魂」の出版活動を展開中。取次店などを介さない「直取引」という営業スタイルで「一冊」を全国の書店に卸している。
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ちゃぶ台 11 自分の中にぼけを持て
¥2,200
SOLD OUT
世の中は、ピントを合わせる方向に進みすぎている、かも――。 生活にも、制度にも、仕事にも、あらゆることに、「ぼけ」が効いてくるのではないか? ・村瀨孝生さん(「宅老所よりあい」代表) 随筆「僕の老い方研究」 ・山極壽一さん インタビュー「山極先生、ゴリラは『ぼけ』るんですか?」 ・若林理砂さん(鍼灸師)、上田誠さん(劇作家)、平野愛さん(写真家) 特別エッセイ「自分の中にぼけを持つための3箇条」 ・・・など、「ぼけ」の力に迫る読み物を多数収録。 [出版社より] 出版社|ミシマ社 定 価|2,000円+税 判 型|四六変型判・並製 頁 数|196 ISBN|9784909394897 発 行|2023年06月 Contents 村瀨孝生「僕の老い方研究」(随筆) 益田ミリ「桜の下で」(漫画) 斉藤倫「ひぐれのうえき」(児童文学) 平野愛「自分の中にぼけを持つための三箇条」(エッセイ) 津村記久子「共にぼける」(エッセイ) 土井善晴「パンドラの箱を開けるな!」(随筆) 上田誠「自分の中にぼけを持つための三箇条」(エッセイ) バッキー井上「あとはオボロ、オボロ影。そしてまた俺は、真俯瞰にいる。」(コラム) 伊藤亜紗「会議の研究(2) 建築現場の青空会議」(論考) 若林理砂「自分の中にぼけを持つための三箇条」(エッセイ) 益田ミリ・平澤一平「宿題」(漫画) 藤原辰史「蛇と民の叙事詩」(論考) 齋藤陽道「一枚と一枚のあいだに、ちいさな祈りがこもるとき」(フォトエッセイ) 榎本俊二「ギャグマンガ家山陰移住ストーリー PART10」(漫画) 山極壽一「山極先生、ゴリラは『ぼけ』るんですか?」(インタビュー) 尾崎世界観「カット」(小説) 内田健太郎「メメント森田さん」(エッセイ) 「書店、再び共有地」(レポート) 恭文堂書店〈東京・学芸大学〉 句読点〈島根・出雲〉 中村明珍「いぶしてこそ人生」(エッセイ) 滝口悠生「御身と御前」(小説) 寄藤文平「動勢の話。未来の描き方その5」(絵と言葉) 三島邦弘(ブックレビュー) 編集後記 Editor ミシマ社は、「原点回帰の出版社」として2006年10月に創業。東京・自由が丘、京都府京都市の二拠点で、「一冊入魂」の出版活動を展開中。取次店などを介さない「直取引」という営業スタイルで「一冊」を全国の書店に卸している。
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地の文のような生活と vol.5 〈私〉を書く
¥1,100
vol.1『差別を書く』、vol.2『父が/を書く』、vol.3『恋を書く』、vol.4『いたみを書く』に続いて、今回のvol.5は『〈私〉を書く』です。 普段は60ページの装丁なのですが、今回は増刊号ということで、90ページを超える予定です。 内容は「〇〇と私」という題で見開き2ページのショートエッセイを27本収録。書くのきつい! ショートエッセイですが、自伝でもあり、批評でもあり、あるところではフィクションでもあります。そのような多ジャンルがないまぜになった文体をぜひ浴びてください。 [発行者より] 発 行|コトバノアリカ[小田垣有輝] 定 価|1,000円+税 判 型|A5判・並製 頁 数|96 発 行|2024年12月 Contents 谷崎潤一郎と私/長男と私/ 競馬と私/ 教員と私/ 音楽と私/ Cymbalsと私/ 文学と私/ 政治と私/ S先生と私/ 本屋と私/ 水曜どうでしょうと私/ 次男と私/ 古典と私/ 部活動と私/ 映画と私/ K先生と私/ 批評と私/ ラーメンズと私/ 漫画と私/ 食と私/ 権利と義務と私/ ラノベと私/ 矛盾と暴力と私/ お笑いと私/ I先生と私/ 森ゆにと私/ 妻と私
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地の文のような生活と vol.4 いたみを書く
¥1,100
一人で原稿を書いて一人で編集して一人で入稿して一人で刊行している個人文芸誌『地の文のような生活と』。〈差別〉〈父〉〈恋〉と続いてきて、今回のテーマは〈いたみ〉です。 「いたみ」という言葉は様々に解釈できます。「悼み」「痛み」「傷み」「伊丹」……。それらを今回は描きます(「伊丹」は出てくるかわからない)。 今回の目玉な中編小説「三つの虚構的断片」です。これは『地の文のような生活に』に、とある男性が寄稿した、という設定の小説です。フィクションとリアルの境目を超える、だけではなく、リアルの世界をフィクションに巻き込むような小説になっている、はずです。その元となる歌集もセットで販売いたします。しかもお値段据え置き1000円! [発行者より] 発 行|コトバノアリカ[小田垣有輝] 定 価|1,000円+税 判 型|A5判・並製 頁 数|56 発 行|2024年05月
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地の文のような生活と vol.3 恋を書く/恋で読む
¥1,100
今回のテーマは「恋を書く/恋で読む」です。個人文芸誌として、エッセイ・小説・批評を収録する予定。中編の小説は架空の王朝の後継者問題を題材とした作品になっております。エッセイでは、コミュニケーションや言語と「恋」の関係を語り、批評では「ある人」の小説における「恋」の描かれ方の変遷を分析していきます。その他ミニエッセイもあり、かも。 [発行者より] 発 行|コトバノアリカ[小田垣有輝] 定 価|1,000円+税 判 型|A5判・並製 頁 数|56 発 行|2023年11月
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地の文のような生活と vol.2 父が/を書く
¥1,100
父が父を解体しようとする新刊です。できたのかなぁ。 [発行者より] 発 行|コトバノアリカ[小田垣有輝] 定 価|1,000円+税 判 型|A5判・並製 頁 数|56 発 行|2023年05月 Contents ・エッセイ「アンアプローブド・ショートボブ」 ・小説「虐待でもくらしぃ」 ・エッセイ「反実仮想としての暴力」 ・批評「教科書の中の『父』 父の不在と遍在」 ・エッセイ「父という幻想」
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新百姓 002号 米をくう
¥3,150
SOLD OUT
便利で安定した現在の米供給システムは、ありがたいもの。しかし、効率のみを重視するあまり、稲作から炊飯まで、「米をくう」営みの中に溢れていたつくる喜びや楽しみも、失われてきたのではないでしょうか? 安定した米供給システムを土台にするからこそ、安心して、思いっきり「米をくう」で遊ぶ。そんな新しい社会は、どうやったら実現できるのか? そんな想いを胸に、本号では、『まぁまぁマガジン』編集長で文筆家の服部みれいさん、『米の日本史』などで知られる稲作文化研究の第一人者・佐藤洋一郎さん、『小さな田んぼでイネづくり』などの著者で、石垣島で稲作に取り組む笹村出さんをはじめ、各領域で、常識に囚われず、探究と実践を繰り返してきた先輩たちとの対話を通じて、これまでにない新しいものの見方や問い、余白に触れてきました。 同時に、稲作から炊飯まで、「米をくう」にまつわる営みを文明、テクノロジー、文化、技と知恵の各視点から深掘っていくことで、「米をくう」に対して、従来とは全く異なる新たな見方ができるようになりました。 できることならば皆さまと、この面白すぎた探究の道程のワクワク感を共有するとともに、この先「米をくう」で一緒に遊ぶ遊び相手になってもらえたらいいな。そんなことを考えながら、丁寧に編んだ渾身の一冊となっております。 [編集部より] 発酵人|施依依 編集長|おぼけん 発酵元|一般社団法人新百姓 定 価|3,150円 判 型|B5変形判/並製 頁 数|254[フルカラー] 発 酵|2024年10月 ◾️ 雑誌『新百姓』とは 『新百姓』では、「なぜ人類はいまだに毎日を遊んで暮らせないのか?」(Why can’t we be playful everyday?)を根底の問いに掲げています。 効率性や規模の拡大を最優先に追求する経済のあり方、人間一人ひとりがそれに従順であるように求められる巨大な社会システム。そういったものに疑問を持ち、それを単に敵として抗うのではなく、その巨大なシステムすら遊び道具として活用する、そんな新しい生き方を探究している人たちの問いと実践の物語を紹介する雑誌です。 毎号、古来から人間が行ってきた根源的な営みを1つずつ特集テーマに掲げ、その意味を深め、捉え直して転回することを試みます。2号のテーマは、「米をくう」です。 ■ 2号は限定8,888冊 雑誌『新百姓』は発行部数を限定し、それ以上の増刷を行いません。裏表紙に印字してある番号「123※/6966」は、「個体番号※/総発行部数」を示すことで、書籍の固有性と価値を証明します。なお本書の内容自体は、WEBにて日英中3ヶ国語にて、公開いたします。 このような発行部数限定制を導入した背景は、大好きなまちの書店と、そんな書店があるまちの景色を守りたいからです。書籍自体の発行部数が限定されることで、まちの書店が「ここにしかないもの」のある貴重な場所になっていく。これは、わたしたちにとって、つくっては余らせ、大量に捨てる現在の出版や流通のあり方とは違う、新しい出版と書店のあり方を模索する試みです。新しい試みですので、なにかとご不便をおかけすることもあるかもしれません。ともにこの企みの仲間として、楽しんでいただければ幸いです。
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新百姓 001号 水をのむ
¥3,150
SOLD OUT
雑誌『新百姓』は、システムに封じられた人間の創造性の解放を促す雑誌です。 効率性や規模の拡大を最優先に追求する経済のあり方、人間一人ひとりがそれに従順であるように求められる巨大な社会システム。そういったものに疑問を持ち、新しい生き方を探究している人たちの問いと実践の物語を紹介します。 毎号、古来から人間が行ってきた根源的な営みを1つずつ特集テーマに掲げ、その意味を深め、捉え直して転回することを試みます。1号のテーマは、「水をのむ」です。 [編集部より] 発酵人|施依依 編集長|おぼけん 発酵元|一般社団法人新百姓 定 価|3,150円 判 型|B5変形判/並製 頁 数|250[フルカラー] ISBN|978-4-910961-01-9 発 酵|2023年05月
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新百姓宣言
¥1,100
SOLD OUT
人間がシステムに隷属するのではなく、創造の主体として、一人ひとりの創造性がより自由に解放されるには? 本書では、今のCapitalism(資本主義)に至る社会システムのコンテキストとその本質や機能不全について考えた上で、「つくる喜び」を最も大切にするCreativitism(創造性主義)というあり方を提示し、それに向けた世界観や価値の転回について論じます。そして、Creativitismの観点から見た暮らしや仕事のあり方と、それに基づいた新たな社会の仕組みについて、仮説を提示します。 カネを最重視するCapitalismをはじめ、従来の権威的な主義と違って、Creativitismが最も大切にする「つくる喜び」は、あくまで私たち一人ひとりが個人的に、自らの感覚によってしか確認できないものです。だからこそ、身の周りの衣食住から、物事の解釈や意味づけという「見方」まで、あらゆるレイヤーで私たちは一人ひとりが創造の主体であり、日常の中のどんな営みからでも、「つくる」を楽しみはじめられる。 Capitalismの限界が様々な面であらわになりつつある今、既存の社会システムに疑問を持ち、生き方や働き方を根本的に考え直す人が増えているのではないでしょうか。 「常識」や「正解」にただ沿うのではなく、自分が本当に大切にしたいことを、大切にしたい。狭い範囲でコントロールするのではなく、より広い縁起の中で、偶発性を楽しみつつ、自分が思い描くものを、自らの手でつくってみたい。 もしもそういった思いを抱いているのならば、本書はそういう方々に友人のように寄り添い、問いかけ、背中を押し、ともに考え歩むような一冊になり得ると思います。 本書が、手に取ってくださったお一人お一人にとって、自身の秘めた創造性に気づき、より花開かせるきっかけの一つになれれば幸いです。 [編集部より] 著 者|おぼけん[雑誌『新百姓』編集長] 出版社|ている舎 定 価|1,000円+税 判 型|文庫判/並製 頁 数|256 ISBN|978-4-910961-03-3 発 酵|2024年05月
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ことばと vol.8
¥1,760
「今号から本誌は「ことばと新人賞」発表のための(…)文学ムックにリニューアルされました。 ことばとは創刊時から、新しい、まったく新しい小説の才能を探し求めてきました。文学雑誌、小説の雑誌が数ある中、後発の小さな雑誌がするべきことは、何よりもまず、新たな価値観の提示だと思ってきたからです。新人賞は、いわばその核心です」 ――佐々木敦(巻頭言より) 編集長|佐々木敦 ロゴマーク|石黒正数 表紙・本文デザイン|戸塚泰雄 出版社|書肆侃侃房 定 価|1,600円+税 判 型|A5判/並製 頁 数|200 ISBN|978-4-86385-642-4 発 行|2024年10月 Contents 【第6回ことばと新人賞】 佳作 井村日出夫「教室教室」 佳作 福原悠介「何もない部屋」 選考座談会(江國香織、滝口悠生、豊﨑由美、山下澄人、佐々木敦) 【創作】 池谷和浩(第5回ことばと新人賞「フルトラッキング・プリンセサイザ」) 「警告してやる声が要る」 笛宮ヱリ子(第3回ことばと新人賞「だ」) 「横顔」 福田節郎(第4回ことばと新人賞「銭湯」) 「独壇場」 藤野(第5回ことばと新人賞佳作「おとむらいに誘われて」) 「路面標示」
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ことばと vol.7 ことばとことば
¥1,980
編集長|佐々木敦 ロゴマーク|石黒正数 表紙・本文デザイン|戸塚泰雄 装画・挿絵|近藤恵介 出版社|書肆侃侃房 定 価|1,800円+税 判 型|A5判/並製 頁 数|368 ISBN|978-4-86385-600-4 発 行|2023年11月 Contents 【巻頭表現】 千葉雅也「間違えたらもう一度繰り返せ」 【第5回ことばと新人賞】 池谷和浩「フルトラッキング・プリンセサイザ」 佳作 藤野「おとむらいに誘われて」 選考座談会(江國香織、滝口悠生、豊﨑由美、山下澄人、佐々木敦) 【特集:ことばとことば】 ◎創作 大沼恵太「ここだけの話」 大前粟生「パラパラ」 片島麦子「メントリの始末」 木下古栗「君たちはどう生きるか」 佐川恭一「不服」 瀬尾夏美「頬をなぞる」 戸田真琴「きっとしらない国」 法月綸太郎「虱博士」 笛宮ヱリ子「白い噓」 福田節郎「才能」 保坂和志「ことばとショーケン」 町屋良平「植物」 【本がなければ生きていけない】 佐々木敦「蔵書の減少と本棚の増殖」
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これが私の、/植村正美感想文集
¥200
著者・装丁|植村正美 定 価|200円 判 型|A5判・並製 頁 数|50 発 行|2022年04月 Contents ・森田芳光全映画 ・ウツボラ ・ミュージック・ゴーズ・オン ・僕たちの嘘と真実 ・薬を食う女たち ・ラストナイト・イン・ソーホー ・ブラック・チェンバー・ミュージック ・藝人春秋 ・花束みたいな恋をした ・マイベストテン/ 近藤等則、ソウル・フラワー・ユニオン、小林信彦
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地の文のような生活と vol.1 差別を書く
¥1,100
私たちは、どれくらい差別と無縁でいられるのか。 私たちの生活を維持するために、差別は機能していないか。社会構造がそもそも差別であることを前提に構築されているのであれっば、私たちは差別とどう向き合っていくべきなのか。その困難の中で、差別を解消していくには、どうすればいいか。そんなことを、共に考えていく媒体です。 [編集部より] 発 行|コトバノアリカ[小田垣有輝] 定 価|1,000円+税 判 型|A5判・並製 頁 数|56 発 行|2022年11月 Contents ・短編 ぬらぬらして夏 ・エッセイ キャピタリズム・ショートボブ ・中編 謝罪の楽園 ・批評 『「である」ことと「する」こと』で/を問い直す
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ことばと vol.6 ことばと戦争
¥1,870
編集長|佐々木敦 ロゴマーク|石黒正数 表紙・本文デザイン|戸塚泰雄 装画・挿絵|近藤恵介 出版社|書肆侃侃房 定 価|1,700円+税 判 型|A5判/並製 頁 数|336 ISBN|978-4-86385-548-9 初 版|2022年11月 Contents 【巻頭表現】 谷川俊太郎「人と人」 【第4回ことばと新人賞】 受賞作 福田節郎「銭湯」 佳作 井口可奈「かにくはなくては」 選考座談会(選考委員:江國香織、滝口悠生、豊﨑由美、山下澄人、佐々木敦) 【特集 ことばと戦争 】 ◎インタビュー 高橋源一郎「戦時下のことば、最前線のことば」(聞き手:佐々木敦) ◎小説 北野勇作「戦争の夢」 高山羽根子「朝の喫茶店・内装」 早助よう子「風船爆弾をつくった祖母の話」 吉村萬壱「イチコロ」 ◎評論 小峰ひずみ「人民武装論 RHYMESTERを中心に」 水上文「聴き取られない声を聴く――『戦争は女の顔をしていない』と日本」 【創作】 小山田浩子「あさみぎよひだり トミヱさん(二)」 仙田学「雪ちゃんなんてだいっきらい!」 【翻訳】 ロシア――戦争に反対する詩人たち 解説・訳 高柳聡子 戦争について黙っていてはいけない タチヤーナ・ヴォリツカヤ 「ママ、ママ、戦争だ、戦争だよ!」 アーリャ・ハイトリナ 時の切断 エカテリーナ・ヒノフケル くち アレクセイ・ボロネンコ ロシアの民族料理 ヤン・クントゥール 「ブチャ」(罪なく殺されたすべての人びとの記憶に) エカテリーナ・ザジルコ 無題 【本がなければ生きていけない】 韻踏み夫「世界のなかに置かれた書物」 杉田協士「喫茶店」
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シモーヌ VOL.1 シモーヌ・ド・ボーヴォワール
¥1,430
SOLD OUT
「女である」とは、どういうこと? 想像しよう。 姉たちが「女である」ことをどう受けとめ、その扱われかたにどう抗ってきたか。 考えよう。どんな性であっても、どんな立場であっても、どんな世代であっても、そこに弱者がつくられないように何ができるか。 語ろう。 美味しいごはん、ファッション、アイドル、恋……、私たちのこれからのこと。 雑誌感覚で読めるフェミニズム入門ブック。若者に芽吹いた意識とフェミニズムをつなぐ新媒体の登場! [編集部より] 出版社|現代書館 定 価|1,300円+税 判 型|A5判・並製 頁 数|132 ISBN|978-4-7684-9101-0 初 版|2019年11月 Contents <巻頭グラビア連載>インベカヲリ★ Renaitre――女は生まれなおしている No1 石川優実 <特集>シモーヌ・ド・ボーヴォワール「女であること」:70年後の《第二の性》 木村信子 シモーヌ・ド・ボーヴォワール『第二の性』 棚沢直子 『第二の性』から七〇年後、日本から問う新たな女性思想 佐野泰之 哲学的問題を生きるということボーヴォワールの小説作品の魅力 中村彩 「育ちの良い娘」はどうやって知識人になったのかボーヴォワール『娘時代』と女性解放 藤高和輝(「なる」ものとしてのジェンダー ボーヴォワール・ストーリー はじめてのボーヴォワール <エッセイ・コラム寄稿> 斎藤美奈子 「冬の時代」に関するちょっとしたお話 北村紗衣 シモーヌのBB、スタイネムのマリリン――フェミニストが愛したセックスシンボルたち 鈴木みのり 好きなリップを塗る自由――ハロプロの新しい魅力を模索するアイドルたち 福田和香子 乾いた喉、土砂降りの夜。 上間常正 ファッションとジェンダー、フェミニズム 坂井セシル 日仏間の女性の眼差し 山下恒男 「かわいい」と「怖い」 小林美香 身体の見方を学ぶために 玖保樹鈴 裸のかかとを踏み鳴らし、彼女は今日も声をあげる――女優・石川優実のこと なとせ #0727 #その後 想田和弘 夫婦別姓訴訟の原告になる 新行内美和 魔女たちのスープ 小野春 マンガ・女同士で子育てしたら 和田靜香 「第1回わんぱく相撲女子全国大会」を観に行く <連載> ふみがわのフェミ短歌塾 二三川練 パリのシモーヌたち Les Simones a Paris アトランさやか シモーヌ シネマレビュー 中野理惠 シモーヌ ブックレビュー 書店からはじまるフェミニズム 西荻窪・今野書店/水越麻由子 ずるこのおんな食べ物帖 江戸川ずるこ 未来のシモーヌ Les Simones du futur 岩瀬日大高校3年・相野谷叶乃さん
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シモーヌ VOL.2 メアリー・カサット
¥1,430
雑誌感覚で読めるフェミニズム入門ブック『シモーヌ』VOL.2の特集はアメリカ人印象派画家のメアリー・カサット(1844-1926)。 「なぜ女性の大芸術家は現れないのか?」 1971年に提示されたリンダ・ノックリンのこの問いは、現代でもあらゆる事柄に当てはまります。なぜ女性の名医が少ないのか、なぜ女性の指揮者が珍しいのか、なぜ女性のシェフが注目されるのか、そして、なぜ女性の首相が誕生しないのか。 女性が画家になることがまだまだ困難だった時代にパリで活躍した彼女の軌跡をたどることは、今日のアクチュアルな女性問題を考えることにつながっています。 [編集部より] 出版社|現代書館 定 価|1,300円+税 判 型|A5判・並製 頁 数|132 ISBN|978-4-7684-9102-7 初 版|2020年05月 Contents 特集:メアリー・カサット――女性であり、画家であること ・和田彩花「une《femme》peintre et une idole――“女性”画家とアイドルが表現すること」 聞き手 沼田英子(横浜美術館首席学芸員) ・沼田英子「画家メアリー・カサット――人生と作品」 ・坂上桂子「メアリー・カサットにみる 新しい女性イメージの創造」 ・味岡京子「一九世紀末の《モダン・ウーマン》が未来に繋ごうとしたこととは?――メアリー・カサット、シカゴ万博「女性館」壁画」 ・小林美香「メアリー・カサットの時代と写真」 ・カサット・ストーリー エッセイ寄稿 ・木下千花「私(たち)はなぜストリッパー映画に魅せられるのか」 ・太田啓子「揶揄、嘲笑を怖れない」 ・相川千尋「ロッキングチェア・フェミニスト」 ・大友良英「ジェイミー・ブランチのこと」 ・鈴木みのり「みんなの憧れや恋愛観の器になるアイドルについて」 ・永田千奈「女と学校」 ・荒井裕樹「押し込められた声を「聞く」ことができるか」 ・伊是名夏子「ペーパー離婚せざるをえなかった私」 ・みっつん「日本とスウェーデンの時差は50年」 ・玖保樹鈴「女性議員が増えることは、政治の質を変えること――打越さく良参議院議員インタビュー」 連載 ・インベカヲリ★ 巻頭グラビア「Renaitre――女は生まれなおしている」 ・高島鈴「シスター、狂っているのか?」 ・栗田隆子「手さぐりフェミニズム入門」 ・アトランさやか「パリのシモーヌたち」 ・二三川練「ふみがわのフェミ短歌塾」 ・小野春「女同士で子育てしたら」 ・江戸川ずるこ「ずるこのおんな食べ物帖」 ・なとせさん&万次郎「SAW & LAW 往復書簡」 ・猫がいるカフェでフェミニズムを研究する会 #猫研 ・シモーヌ シネマレヴュー(石川優実/『金子文子と朴烈』) ・書店からはじまるフェミニズム(大塚真祐子/三省堂書店成城店) ・羊毛でつくるフェミニスト(倉島章江)
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シモーヌ VOL.3 オランプ・ドゥ・グージュ
¥1,430
1791年に「女性および女性市民の権利宣言」を書きあげ、社会から女性が排除されている事実を告発した18世紀の劇作家オランプ・ドゥ・グージュ(1748-1793)。革命家の暴力性を指摘し、女性に不利な法律を批判し、黒人奴隷問題を演劇で訴えたグージュの提言は200年以上たったフランスでも女性たちを鼓舞し続けており、遠い日本の問題とも地続きである。 ー 「女よ、めざめよ。あなたが持つ権利を認識せよ」 オランプ・ドゥ・グージュ(1748-1793)は1791年に「女性および女性市民の権利宣言」を書きあげ、社会から女性が排除されている事実をパロディによって告発。 「人=白人男性」という構造のなかで、現代で言うパリテ(男女対等)を主張し、BLMを謳った18世紀の劇作家。特権階級の搾取を指摘した女性議員が極めて少なく、弱者が何かと後回しにされ続けるこの日本で闘うために、彼女の理想に思いをめぐらすことは有効だ。 [編集部より] 出版社|現代書館 定 価|1,300円+税 判 型|A5判・並製 頁 数|132 ISBN|978-4-7684-9103-4 初 版|2020年11月 Contents 【特集 オランプ・ドゥ・グージュ――18世紀の女による「異議申し立て」を引き受ける】 ・マンガ オランプ・ドゥ・グージュヒストリー ジュリ・ブランシャン・フジタ ・オランプ・ドゥ・グージュ著『女性の諸権利』(1791年)全訳 永田千奈訳「王妃への手紙」「女性の権利」 辻村みよ子訳「女性および女性市民の権利宣言 前文」、「女権宣言」 相川千尋訳「女性および女性市民の権利宣言 後文」、「男女間の社会契約の形式について」 ・寄稿 辻村みよ子、太原孝英、高瀬智子 【新型コロナ禍での抗い】 ・布施えり子(フリーター全般労働組合/キャバクラユニオン 組合員) 【SISTERHOOD IS TIMELESS】 ・人民解放の闘いと黒人女性――アンジェラからエリカへの手紙(アンジェラ・デイヴィス/1971年) 【エッセイ寄稿】 ・飛幡祐規 ・竹信三恵子 ・吉良智子 ・玖保樹鈴 【連載】 ・アトランさやか ・インベカヲリ★ ・小野春 ・栗田隆子 ・SAW & LAW(漫才コンビ) ・高島鈴 ・二三川練 ・書店からはじまるフェミニズム(神保町ブックハウスカフェ/茅野由紀さん) 18世紀末のフランス、絶対王政が崩壊し、市民が貴族から主権を奪ったと思われたが、権利を手中に収めたのは男性のみ。劇作家オランプ・ド・グージュは1791年「女性および女性市民の権利宣言」を書き、社会から女性が排除されている事実をパロディによって告発した。革命家の暴力性や女性に不利な法律を批判し、黒人奴隷問題を演劇で訴えた。パリテ(男女対等)を主張し、BLMを謳ったグージュのメッセージは200年後のフランスでも女性たちを鼓舞し、現代日本の問題とも地続きだ。王の死刑に反対したため反革命派とみなされ断頭台に消えた彼女の理想に思いをめぐらす。
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シモーヌ VOL.4 アニエス・ヴァルダ
¥1,540
1954年の第一作から2019 年の遺作まで、フランスを代表する映画監督として、生涯現役で数多くの作品を撮り続けたアニエス・ヴァルダ(1928-2019)の映画人生と哲学をフェミニズム視点で学び直す一冊。 2015 年にカンヌ国際映画祭でパルムドール名誉賞、2017年にはアカデミー名誉賞を受賞(どちらも女性の映画監督としては初)した、ヌーヴェル・ヴァーグ唯一の女性映画作家。2018年のカンヌでは、映画に携わる82名の女性たちとレッドカーペットを歩き、業界の男女格差是正を訴える抗議声明を読み上げた。「ジャック・ドゥミの妻」、「ヌーヴェル・ヴァーグの祖母」だけではない、ヴァルダ独自のフェミニスト美学をさまざまな作品を通して追究する。 [編集部より] 出版社|現代書館 定 価|1,400円+税 判 型|A5判・並製 頁 数|140 ISBN|978-4-7684-9104-1 初 版|2019年11月 Contents 【特集 アニエス・ヴァルダ】 ・楠本まき アニエス・ヴァルダへの手紙 ・アニエス・ヴァルダ/相川千尋訳 トロントについての覚え書き(1974年) ・斉藤綾子 女が流離うとき:ヴァルダのシネエクリチュールと抵抗の意味 ・林瑞絵 アニエス・ヴァルダと二つのフェミニズム映画 ・菅野優香 最愛の夫 ヴァルダの「ドゥミ映画」を読む ・園山水郷 アニエス・ヴァルダ 変革の時代を生きた証として ・小林美香 写真の目線で読み解くアニエス・ヴァルダの映画作品 ・飛幡祐規 小さき存在を拾う映像詩人 ・ミニコラム寄稿 松田青子、福岡南央子、野中モモ ・ヴァルダをめぐる旅 ・ヴァルダ・ストーリー ・フィルモグラフィー 【特集2 映画界のハラスメントを考える】 UPLINK Workers' Voices Against Harassment 多様で公正な世界を映し出すために 【オンラインイベントレポート】 荒井裕樹×石川優実×伊是名夏子×松波めぐみ 障害者の声はワガママなの? 【寄稿】 ・中村桃子 世界の女性は『女ことば』を話す ・井谷聡子 オリンピック問題からジェンダーを考える 【連載】 ・アトランさやか ・インベカヲリ★ ・江戸川ずるこ ・小野春 ・栗田隆子 ・SAW & LAW(漫才コンビ) ・高島鈴 ・二三川練 ・書店からはじまるフェミニズム(沖縄くじらブックス/渡慶次美帆) ・フェミニズム勉強会#猫研 ・シネマレビュー(浅野百衣) ・シモーヌブックガイド
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シモーヌ VOL.5 「私」と日記
¥1,430
雑誌感覚で読めるフェミニズム入門ブック『シモーヌ』VOL.5 特集:「私」と日記:生の記録を読む。 田辺聖子、アンネ・フランク、アストリッド・リンドグレーン、藤原道綱母、シモーヌ・ド・ボーヴォワール、メイ・サートン、アナイス・ニン、ヴァージニア・ウルフ、ジョルジュ・サンド、トランスジェンダーとブログ、部落女性と識字運動、遊女の日記……。 それぞれの「私的」生の記録をさまざまな視点で読みとく。 [編集部より] 出版社|現代書館 定 価|1,300円+税 判 型|A5判・並製 頁 数|132 ISBN|978-4-7684-9105-8 初 版|2021年11月 Contents 【特集】「私」と日記:生の記録を読む [戦争と日記]斎藤美奈子・小林エリカ・よこのなな [女と日記]木村朗子・中村 彩・栩木玲子 [くらしと日記]北村紗衣・もろさわようこ [ジェンダーと日記]高井ゆと里・矢口裕子 [病と日記]小川公代 [食と日記]アトランさやか [論考]熊本理抄 日記作品ガイド、日記にまつわるアンケート、他 【寄稿】 ・相川千尋 フランスのオンラインハラスメント規制とフェミニストの闘い 【連載】 インベカヲリ★、高島鈴、栗田隆子、アトランさやか、二三川練、小野春、なとせ&万次郎、江戸川ずるこ、フェミニズム勉強会#猫研、 書店からはじまるフェミニズム(熊本・橙書店/田尻久子)、他 コロナ禍、貧困格差、高齢化社会、フェミサイド…いやでも「生」に向き合わなければならない日々、私たちは他者への想像力をより求められる時代に生きています。さまざまな「生」の記録を読むことで、私たちはもっと多くの小さき声を聴けるようになるかもしれません。
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シモーヌ VOL.6 インターネットとフェミニズム
¥1,650
雑誌感覚で読めるフェミニズム入門ブック『シモーヌ』VOL.6 特集:インターネットとフェミニズム:私たちの空間を守る。 出版社|現代書館 定 価|1,500円+税 判 型|A5判・並製 頁 数|164 ISBN|978-4-7684-9106-5 初 版|2022年06月 Contents 【特集】インターネットとフェミニズム:私たちの空間を守る [ICTとジェンダー] 浅井亮子「ジェンダーの視点で振り返るコンピューター史」 隠岐さや香「STEM教育とジェンダーバイアス」 [インターネットとカルチャー] ・守如子「インターネット時代のファンカルチャー」 ・シオリーヌ「YouTuberとして性教育をすること」 ・リポート「ウィキギャップを知っていますか?」 ・笛美「フェミニストの日常とインターネット」 [インターネットと表象] ・北村紗衣「1990年代のインターネット映画と女性:『ユー・ガット・メール』と『ザ・インターネット』」 ・小林美香「ICT業界は「デキる男」たちのもの?:メディアが作り出すジェンダー規範から脱却するために」 [インターネットと恋愛] ・りぃな「あなたのペースと、あなたのサイズの愛を」 ・河上りさ「狭き恋の門:トランスジェンダーの恋愛事情」 ・鈴木アユミ「Tinderでの股の開き方」 ・太田啓子「SNSとグルーミング:「真摯な恋愛」という名の予備加害」 [インターネットと女性運動] ・石川優実「私のインターネット運動史」 ・皆本夏樹「countergaze」 ・申きよん「前進するフェミニズム:韓国と日本におけるソーシャルメディアとアクティヴィズム」 [インターネットとバックラッシュ] ・座談会「バックラッシュに負けない! 生きるためのSNS利用」 ・山口智美「日本軍「慰安婦」問題へのバックラッシュとネット右翼」 [インターネットとハラスメント] ・堀あきこ「だって、ネットの話でしょ?:インターネットの差別に抗う」 ・宮下萌「インターネット上のヘイトスピーチとオンラインハラスメントの法規制を考える」 ・相川千尋「オンラインハラスメント:フランスの実態調査の結果を読み解く」 [インターネットとインターセクショナリティ] ・ふぇみ・ゼミ「オンラインでジェンダーと多様性をつなぐ:ふぇみ・ゼミの取り組み」 ・伊是名夏子「パンダになるためのインターネットラジオ」 [論考] ・斉藤正美「インターネットにおけるフェミニストのメディア利用を考える」 [特別寄稿] ・李琴峰「差別に加担しないためのインターネット・リテラシー:笙野頼子さんエッセイへの応答を兼ねて」 [年表] ・フェミニズムから見たインターネットの歴史 【アクチュアリテ(時事問題)】 元橋利恵「母性と体制:自己犠牲とロマンチシズムをこえて」 【連載】 Renaitre?女は生まれなおしている 〈№ 6 〉 インベカヲリ★ ・#猫研 ④フェミ曲? 非フェミ曲? ・パリのシモーヌたち 6 アトランさやか ・手さぐりフェミニズム入門(第5回) 栗田隆子 ・シスター、狂っているのか? ⑤ 高島 鈴 ・ふみがわのフェミ短歌塾(第六回) 二三川 練 ・SAW & LAW 往復書簡(第5回) 芋ポテト&万次郎 ・ずるこのおんな食べ物帖⑥ 江戸川ずるこ ・女同士で子育てしたら 小野 春 ・書店からはじまるフェミニズム⑥ 奥村千織[1003] ・シモーヌ シネマレヴュー 鄭優希 ・シモーヌ ブックガイド ・羊毛でつくるフェミニスト
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エトセトラ VOL.7 くぐりぬけて見つけた場所
¥1,540
生きる場所を奪われないために。 くぐりぬけて安心できる場所を見つけるために。 公園のブルーテントに長年住み、女性ホームレスグループを主宰するいちむらみさこを責任編集に、今それぞれの地点から考える、場所、ケア、抵抗、そしてフェミニズム。女性ホームレス「小山さん」が遺したノート、海外スクウォットへのインタビュー、エッセイなどで構成。 [編集部より] 責任編集|いちむらみさこ 出版社|エトセトラブックス 定 価|1,400円+税 判 型|A5判・並製 頁 数|128 ISBN|978-4-909910-14-1 初 版|2022年05月 Contents 特集:くぐりぬけて見つけた場所 はじめに ノートの中に見つけた場所 「小山さんノート」ワークショップ 扉テキスト 登久希子 「小山さんが生きようとしたこと」いちむらみさこ 「一年後の追悼展覧会」ナガノハル 小山さんのノートから 「小山さんとの長い長い対話」吉田亜矢子 「けっして自分を明け渡さない小山さん」まさこ 「生き延びるための想像力」花崎攝 「沈黙しているとみなされる者たちの秘密の共通語──共に聴き-翻訳すること」申 知瑛/翻訳:金 友子 「自由意志の領地」ナガノハル 「ノートという場所」藤本なほ子 【エッセイ】 栗田隆子「私の居場所、あるいは『外』で一人でいられる場所」 堅田香緒里「二つの『庭=運動(アヴァン・ガーデニング)』」 沢部ひとみ「女と生きる女の声を聴く『場』を求めて」 井谷聡子「クィアの『居場所』」 李杏理「濁酒が編み出すもの」 大嶋栄子「くぐり抜けたはずなのに――たどり着いてしまった場所」 黒田節子「あてどなくさまようフクシマから女たちへ」 【スクウォット・インタビュー】 マウア(サンパウロ)イバネッチ・アラウージョ「住まいを持たないひとりがいれば、その周りにたくさんの強い運動が生まれる」 (コラム:下郷さとみ) カナル(ベルリン)「移動しながら、自分らしく生きる場所」 【読者投稿】 あなたが見つけた「場所」 【インタビュー】 上岡陽江「生き延びるための場を守っていく」 笛美「インターネットしか居場所がない誰かとつながるために」 【私たちのコレクティブ】 フェミニスト手芸グループ山姥「政治的な手芸部とは」 フェミZINEコレクティブ「場としてのZINEをつくる」 ひととひと「皿を割るため、女は集う」 特集のおわりに ー 【寄稿】 高柳聡子「誰に戦争は必要か――問いかけるロシアのフェミニストたち」 長山智香子「ベル・フックスに捧げる」 京極紀子「五輪礼賛、女性活躍? ダイバーシティ?――『レガシー』はこうしてねつ造される」 大橋由香子「『なまじっか』という困った事態――日本で中絶薬が承認されず、同『姓』婚が強要される理由を考える」 吉野靫「ままならぬ人生に、女友だちはいかが」 福田和子「世界一の女性議員比率、ルワンダ」 【連載】 編集長フェミ日記 2022年3月〜4月/いちむらみさこ ここは女を入れない国:第5回 山と女人禁制(後編)/伊藤春奈(花束書房) ふぇみで大丈夫 vol.3 Twitterという居場所/ナガノハル LAST TIME WE MET 彼女たちが見ていた風景 vol.7/宇壽山貴久子 私のフェミアイテム 07 円香 NOW THIS ACTIVIST vol.6 石田郁子 etcbookshop通信(拡大版) Chief Editor いちむらみさこ 2003年から東京の公園のブルーテント村に住み始め、同じテント村住人と一緒に物々交換カフェ・エノアールを開いている。2007年にホームレスの女性たちのグループ「ノラ」を発足。国内外でフェミニズムや反ジェントリフィケーションについての発表や展示、路上キッチンを行っている。おしゃれ商業主義から距離を置いた表現や場作りをコレクティブで実践。コンフリクトが生じた際、話し合いを持つことの重要性やその難しさなども痛感しつつ、変容しながら継続中。著書に『Dear キクチさん、ブルーテント村とチョコレート』(キョートット出版)がある。
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エトセトラ VOL.6 スポーツとジェンダー
¥1,430
スポーツはジェンダーと切り離せない。 スポーツは「男らしさ」の規範を強化し、「女らしさ」を監視してきた一方で、ジェンダー規範に揺さぶりをかけてきた。 フェミニズムの視点で捉えなおして、スポーツや運動をいま、私たちの身体に取り戻そう! フェミニズムを身近なテーマから考えるマガジン「エトセトラ」6号目が取り上げるのは、「スポーツ」。スポーツとジェンダー・セクシュアリティ研究の井谷聡子責任編集のもと、読者アンケート、論考・エッセイ、スポーツ史年表、多様なインタビューで構成。 [編集部より] 責任編集|井谷聡子 出版社|エトセトラブックス 定 価|1,300円+税 判 型|A5判・並製 頁 数|128 ISBN|978-4-909910-13-4 初 版|2021年11月 Contents 特集:ジェンダーとスポーツ はじめに 【エッセイ】 松田青子「ようやく気づけた」 キム・ホンビ「私たちのグラウンドを広く使う方法」(小山内園子 訳) 津村記久子「スタジアムの女の人たち」 【読者アンケート】 スポーツ・運動と私たちの関係 【ジェンダーでスポーツを考える】 井谷惠子「『体育嫌い』とジェンダー・ポリティクス」 熊安貴美江「スポーツが内包するハラスメント、暴力」 (インタビュー) 飛騨シューレ・山田ゆかり「スポーツとの関係を変えるために、子どもたちと一緒に場所をつくる 」 (レポート) 小川たまか「女性のための護身プログラム『Wen-Do』を体験する」 小林美香「五輪広告の女神たち 『美しさ』と『強さの表象』」 小林直美「オリンピックニュースをジェンダー・センシティブに――報道内容と報道される選手の権利―― 」 【年表】 ジェンダー視点でふりかえる女性スポーツ・体育この100年(作成:小石原美保) 【エッセイ】 伊藤春奈(花束書房)「スポーツに自由を見た女性たち――『強さ』を入り口に」 【インタビュー】 今日和「女子相撲を広げるために、やりたいこと」 【スポーツと生きる】 ケイト・シルベスター「強い絆と集団的沈黙:女性にとっての剣道の矛盾」(高井詩穂 訳) 水野英莉「サーフィンが自由な身体文化であるために」 関めぐみ「私が『女子マネージャー』を研究する理由」 井谷聡子「東京2020とトランス選手と」 (インタビュー) サヴォイ・“カパウ!”・ハウ「トランスジェンダーも、共に安心できるボクシングジムができるまで」 特集のおわりに ー 【連載】 編集長フェミ日記 2021年7月〜9月/井谷聡子 ここは女を入れない国 第4回山と女人禁制(前編)/伊藤春奈(花束書房) Who is she? 第4回花をもって立つ彼女/大橋由香子 ふぇみで大丈夫 vol.2 スガ・バッハの行いを精神障害者に押し付けるな/ナガノハル LAST TIME WE MET 彼女たちが見ていた風景 vol.6/宇壽山貴久子 私のフェミアイテム 06 Nami Sato NOW THIS ACTIVIST vol.5 長位鈴子 etcbookshop通信 【寄稿】 いちむらみさこ「オリンピック・パラリンピックに対する女性たちの抵抗」 岩間香純「ラステシスと私たち:現代のアクティビズムが繋ぐ痛みのコミュニティー」 【フェミリポート】 高柳聡子「ロシア、もうひとつのエピデミック」 Chief Editor 井谷 聡子 Satoko Itani 専門は、スポーツとジェンダー・セクシュアリティ研究。関西大学文学部准教授。2015年トロント大学博士課程修了。著書に『〈体育会系女子〉のポリティクス―身体・ジェンダー・セクシュアリティ』(関西大学出版部)、監訳書にヘレン・レンスキー『オリンピックという名の虚構』(晃洋書房)、ジュールズ・ボイコフ『オリンピック―反対する側の論理』(作品社)がある。
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銀幕 001 わたしたちとベネックス わたしたちの『ディーバ』
¥800
SOLD OUT
1981年に打ち寄せた新しい波、フランス映画を刷新したジャン=ジャック・ベネックスの『ディーバ』が2022年、デジタルリマスター版で再公開。さまざまなジャンルを混淆させた永遠に斬新なノワール映画である。83年&94年に日本公開され若い観客たちに熱狂的に支持されたこの『ディーバ』を22年、新たに迎えるべく60年代生まれのリアルタイム世代から00年代生まれの未体験世代までが言葉を寄せた公式ZINEが誕生! 表紙はドレスコーズのジャケット画などでも知られる気鋭の漫画家、不吉霊二の最高にキュートなイラストレーション! 90年代、ドキュメンタリー「OTAKU」を撮りに来日したベネックス監督に捧ぐ”オタクの国”からの応答!! [編集部より] 発 行|銀幕 イラストレーション|岡田成生 デザイン|戸塚泰雄 編 集|寺岡裕治 協 力|小瀧萌香 定 価|800円 判 型|A6判 頁 数|36 初 版|2022年09月 Contents わたしたちの『ディーバ』 ・〈青の時代〉に於ける孤高の傑作 菊地成孔 ・DIVAとオタクの邂逅にはいつでもロマンがある ゆっきゅん ・そして波が止まる 植村正美 わたしたちとベネックス ・ジャン=ジャック・ベネックス BIOGRAPHY ・世界の中心で「おたく」を叫ぶベネックス 切通理作 ・青色のとき、あの愛は青色 和泉萌香 評論と分析 ・[衣装]私はワガママでやんちゃでチャーミング 古里静花 ・[音楽]都市に息づくさまざまなリズムとその揺らぎ 島晃一 ・[評論]モノと化した声の物語 遠山純生 『ディーバ』のこと ・作品解説 ・物語 ・STAFF &CAST
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あんやんばまん vol.3 六〇年代、時代の基層と表現の諸相
¥1,100
1960年代の青年たちが目指したものへ接近しつつ、戦後沖縄文学を根底的に読みかえる試み。vol.3 は、特集「六〇年代、時代の基層と表現の諸相」、エッセイ「森山しげる拾遺」、論考を収録する。 [編集部より] 定 価|1,000円+税 判 型|A5判/並製 頁 数|160 初 版|2021年11月 Contents 未来から手に入れた運動と詩 上江洲由美子 琉球大学マルクス主義研究会の思想と行動 松田潤 二つの賭け金、二重の不可能性 鈴木智之 たそがるる湾処を出でて 樹乃タルオ 清田政信とシュールレアリスム 田中眞人 一瞥、清田政信の女性像 新城兵一 森山しげる拾遺 仲本瑩 発語と沈黙 鈴木智之 詩篇「血縁紀行」について 安里昌夫 那覇の地下カフェで島の少年は折口信夫の低い声を聴いた 松原敏夫 詩集『疼きの橋』論 新城兵一
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IWAKAN 04 多様性?
¥1,650
SOLD OUT
世の中の当たり前に"違和感"を問いかけるマガジン。 2020年10月にCreative Studio REINGより創刊した『IWAKAN』は、世の中の当たり前に“違和感”を問いかけることをコンセプトに、”違和感”を抱く人たちに寄り添う雑誌です。それらの違和感に100点の答えを出すのではなく、共に考え、新たな当たり前を共に創造し、提案していきたい。 ◆特集 多様性? LGBTQ+やマイノリティがメディアで描かれることが増えてきた昨今。そのおかげで自分のアイデンティティや生き方を知り、孤立感から解放された人も少なくない一方で、LGBTQ+のみならず、"多様性"における表象や描かれ方にはまだまだ偏りがあります。"多様性"を描くのは誰か?普通でないとされる人々がマジョリティと共にあることが"多様性"なのか?希望と加害性、どちらの力も併せ持つ“多様性”の表象に違和感を問いかけます。 [編集部より] 定 価|1,500円+税 判 型|A4判/並製 頁 数|84 初 版|2022年04月 Contents クィアの表象を祝福し、変化を起こせ / ALOK 集合 / Kenta Mie 中国における文化表象の現在地、そして/ ヤマグチナナコ IWAKAN BEAUTY STUDY OUR ISSUE / 村木真紀 自分というレンズを通して見る、分断と表象の希望 / TAIRA PEOPLE VOICE OPINION Let the people speak! From Hug to Hug / Cai Yunyi Clarice interview with MASUMI / MASUMI 日常を撮ることに身を捧げる / Sébastien Lifshitz 表象制作現場における真の合意 / 西山ももこ、東海林毅、山本奈衣瑠 鼎談 ふつうの O L はどこにいる? / NAOWAO 「デキる男」像の呪縛を解くために/ 小林美香 多様性の表象において忘れられがちな家族のかたち / 長倉奈未、杉山文野、Midori 第2回 IWAKAN OPEN ART CONTEST ラディカルな穏健 / Stopped Making Sense 佐々木ののか / Noemi Minami ひみつのダイアローグダイアリー / 橘みつ 不完全な私のビューティーハンドブック / Yuri Abo Asian Gaze / 潟見陽 from loneliness books 政治の話をしましょうか。 / Ana 大酒場都市(ダイバーシティ)カクテル倶楽部 Recommendation from Contributors
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IWAKAN 03 政自
¥1,650
SOLD OUT
世の中の当たり前に"違和感"を問いかけるマガジン。 2020年10月に創刊したIWAKANは、世の中の当たり前に“違和感”を問いかけることをコンセプトに、”違和感”を抱く人たちに寄り添う雑誌。それらの違和感に100点の答えを出すのではなく、共に考え、新たな当たり前を共に創造し、提案していきたい。ジェンダーや性別の当たり前に違和感を投じた創刊号・特集「女男」は累計1,500冊を発行。2021年3月には、2号目「特集 愛情」を発売しました。 ◆特集 政自 政治におけるジェンダーギャップのみならず、法律や制度を決める場所に男女以外のジェンダーや立場をもつ人々が参画できていない現状。一部の属性の人たちだけで政治を続けた先の未来に、多様な属性を持つ人々の声が政治に反映されない現状に、国会議員のジェンダーギャップが私たちの暮らしを蔑ろにしてきた過去に、いまこの瞬間から向き合う一冊です。今号では、政治の当たり前に、様々な角度から“違和感”を問いかけています。 [編集部より] 定 価|1,500円+税 判 型|A4判/並製 頁 数|90 初 版|2021年09月 Contents 特集:政自 イシヅカユウ× Kan 対談「政治化される声」/イシヅカユウ、Kan ASIAN WAVES/見市健、古橋綾、熱田敬子 アカデミアにおける政治的アクティビズム/生駒夏美、加藤恵津子 SCUM MANIFESTO/Clotilde Puy STUDY OUR ISSUE/井田奈穂 人生は「誰と、どこで、どう出会ったか」/薮内美佐子 触覚と横断/小玉智輝 PEOPLE VOICE OPINION Let the people speak! 怒れるべき時に一緒に怒れる社会に/Akira the Hustler MIMESIS/Boundary Studies “ワタシ”と政治 不在の中のわたし/Sho Akita クリーンな世界の裏側 憧れとコンプレックスが生み出すいびつなファンタジー/高田冬彦 Dialogue for Solidarity/シャン、Isobel、mina、ラビアナ ひとり妄想選挙ポスター/super-KIKI Planet Andromeda: Transition Day 政治の話をしましょうか/Ana ラディカルな穏健/佐々木ののか Stopped Making Sense/Noemi Minami なんちゃら話/須田レーナグレイス、雨夜 不完全な私のビューティーハンドブック/Yuri Abo Asian Gaze/潟見陽 from loneliness books IWAKAN Open Art Contest from Contributors
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IWAKAN 02 愛情
¥1,650
SOLD OUT
世の中の当たり前に"違和感"を問いかけるマガジン。 ■雑誌 IWAKAN 昨年10月に創刊したIWAKANは、世の中の当たり前に“違和感”を問いかけることをコンセプトに、”違和感”を抱く人たちに寄り添う雑誌。それらの違和感に100点の答えを出すのではなく、共に考え、新たな当たり前を共に創造し、提案していきたい。ジェンダーや性別の当たり前に違和感を投じた創刊号・特集「女男」は、初版500冊が発売から2日で完売し、1ヶ月半で3度増刷・累計1,500冊を発行しました。 ■特集:愛情 社会が作り上げた恋愛のルールに違和感を感じる私たちに寄り添うために、規範的なジェンダーやセクシュアリティ、またはバイナリーにとらわれない愛のあり方を考えてみる一冊です。恋愛のゴールは結婚、他者に愛し愛されることが幸福、愛は一途で不変であるべき、証明できる愛こそが正しい…。愛は自由なはずなのに、何故こんなにも多くのルールに縛られなくてはいけないのでしょうか?今号では、恋愛という当たり前に、様々な角度から“違和感”を問いかけています。 [編集部より] 定 価|1,500円+税 判 型|A4判/並製 頁 数|70 初 版|2021年03月 Contents 違和感瞬間「泡沫の縁」 クィアの物語、愛、表現の再思 / Lucas LaRochelle from Queering The Map 推しに捧げる愛のこと Academic Love 〜憲法学における愛〜 / 志田陽子 憧れ / Niko Wu 性の役割を脱がせる、愛の対話 / 橘みつ STUDY OUR ISSUE / 足立区役所、松岡宗嗣 ON OPENING YOURSELF / Elin McCREADY 愛情/服従 / Jeremy Benkemoun 離婚回顧録 煙酒嫌夫人の占術室 / Mrs. Belladonna 愛には多くの顔がある あなたの顔もその一つ / Ana Karkar 娘達のレクイエム / 徒花ブルーム × Yuki Kasai Pare Love Confessions 愛の告白 Decision to Dive / Kelly Belter ラディカルな穏健 / 佐々木ののか Stopped Making Sense / Noemi Minami なんちゃら話 / 須田レイナグレース、雨夜 不完全な私のビューティーハンドブック / Yuri Abo Asian Gaze / 潟見陽 from loneliness books 政治の話をしましょうか / Ana
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磯ZINE 創刊號 磯の解放最前線
¥1,000
SOLD OUT
どうかと思うほどに磯のことばかり書いてある、『磯ZINE』創刊号です。 執筆者 竹内佐千子 品田遊(ダ・ヴィンチ・恐山) 平井まさあき(男性ブランコ) 宮田珠己 ワクサカソウヘイ 装丁=川名潤。 [編集部より] 発 行|汽水空港 定 価|1,000円 判 型|A5判/並製 頁 数|18 初 版|2020年05月 Contents P 1 声明文「全方位に告ぐ、磯に興奮せよ」 P 5 童話「磯ップ物語」 P 7 解説「磯生物鑑賞術」 P 9 小説「磯の惑星」 P11 磯声人語「磯野家はどれほどに磯なのか」 P13 漫画「磯と私」 P15 仮想現実「リモート磯遊び」 P17 随筆「磯ガンダーラ(もしくはパラ磯)」 総ページ数/本文18ページ/モノクロ
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磯ZINE 最終號 磯の解放完了宣言
¥1,200
SOLD OUT
どうかと思うほどに磯のことばかり書いてある、『磯ZINE』最終号です。 執筆者 竹内佐千子 品田遊(ダ・ヴィンチ・恐山) 平井まさあき(男性ブランコ) 藤岡みなみ 藤原麻里菜 宮田珠己 メレ山メレ子 モリテツヤ ヤマザキOKコンピュータ 山本さほ 妖精大図鑑 ワクサカソウヘイ 装丁=川名潤。 [編集部より] 発 行|汽水空港 定 価|1,200円 判 型|A5判/並製 頁 数|30 初 版|2022年02月 Contents P 1 声明文「全方位に告ぐ、まだ磯に目覚めていないのか」ワクサカソウヘイ P 5 随筆「ウメボシイソギンチャクは、ジーザスクラ磯」宮田珠己 P 7 奇譚「ともかづきの磯」メレ山メレ子 P 9 童話「フジツボの大冒険」平井まさあき(男性ブランコ) P11 研究「磯の真意を読み取る」ヤマザキOKコンピュータ P13 漫画「磯と私」山本さほ P15 小説「宿借」品田遊(ダ・ヴィンチ・恐山) P17 無駄づくり「ふけるワカメ」藤原麻里菜 P19 随筆「畑の星」藤岡みなみ P21 漫画「磯と私」竹内佐千子 P23 貝談 宮田珠己×竹内佐千子 P27 ゲームブック「いそがしいあなたのいそあそび」妖精大図鑑 P29 小説「意味で心が磯がsea」モリテツヤ P30 辞典「磯用語解説」ワクサカソウヘイ 装丁:川名潤 干潮の助言:田中祥子 総ページ数/本文30ページ/モノクロ
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NO YOUTH NO JAPAN vol.1
¥1,100
「若者が声を届け、その声が響く社会へ」 U30世代のための政治と社会の教科書メディアとして2019年7月にInstagramで開設されたアカウント「NO YOUTH NO JAPAN」が2週間で約1.5万人のフォロワーを獲得、その後も多くの共感を得ています(2020年7月現在:約4.2万人フォロワー)。 最初に立ち上がったのは1998年生まれの能條桃子さんを代表とする大学生のメンバー4名。2020年7月21日で1周年を迎えるNYNJの主な投稿をまとめ、その活動を伝えます。装幀:平山みな美。 [出版社より] 編 集|NO YOUTH NO JAPAN 出版社|よはく舎 定 価|1,000円+税 判 型|B6変形判/並製 頁 数|44 ISBN|978-4-910327-51-8 初 版|2020年09月 Contents NO YOUTH NO JAPANとは? U30の投票から未来をつくる 選挙編 #どうして投票しないといけないの~投票する15の理由~ 若者の人数が少ないから/20代のための政策は通りにくい/長期的な政策が生まれない自分と近い考えの人・政党の影響力を高める/若者の権利は知らない間に脅かされている/年金は徐々に減額されている/日本はOECD最低の教育費の国/賃金は下がり雇用は不安定に/U30は参議院で議員になれない/現状への文句・批判を言う権利を得る/自分の子どものための社会にする/投票は一番簡単な政治参加/若者世代の政治的損失を止めるため/社会的に自立するため/いい加減な政治家を許さない 「 投票に行く宣言」「 投票したよ宣言」 U30の投票から未来をつくる 日常編 男女平等を考える国際女性デー/「 政治の話はタブー」の時代は終わった/気軽に政治を話せる時代始めよう/一人ひとりの行動が「変わる」をつくる/若者が声を届け響く社会へ ストーリーズBEST 編集後記 Editor NO YOUTH NO JAPAN 立ち上げメンバー4人がデンマーク留学で若者の政治参加に影響を受けたことがきっかけで2019年参院選より活動開始。現在は大学生中心に、U30世代が政治・社会を知って参加するきっかけづくりのため、Instagramやイベントを企画運営している。
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ことばと vol.5 ことばとわたし
¥1,650
編集長|佐々木敦 ロゴマーク|石黒正数 表紙・本文デザイン|戸塚泰雄 装画・挿絵|近藤恵介 出版社|書肆侃侃房 定 価|1,500円+税 判 型|A5判/並製 頁 数|208 ISBN|978-4-86385-516-8 初 版|2022年04月 Contents [ 巻頭表現 ] 川勝徳重「パイプのけむり」 [ 特集 ことばとわたし ] ◎小説 円城塔「時をかける少女」 片岡義男「ブカレストから来た」 草野なつか「丘の船着き場」 長嶋有「舟」 樋口恭介「適切な距離」 古谷利裕「騙されない者は彷徨う」 ◎評論 江南亜美子「更新される、「私小説」」 大滝瓶太「幽体離脱する「私」」 ◎対談 桜庭一樹×西村紗知「「私」はどこからやってきたか?」 [ 創作 ] 戸田真琴「まい・おーるど・ふれんど」 李琴峰「怨念花が呪う島」 [ 翻訳 ] ブレンダ・ロサーノ 成田瑞穂訳「石はどんなふうに考える」 [ 本がなければ生きていけない ] 豊﨑由美「本が怖い」 吉開菜央「私の原点は絵本」
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ウィッチンケア Vol.12
¥1,650
2010年4月に創刊した文芸創作誌「ウィッチンケア」(Witchenkare)。発行人・多田洋一が「ぜひこの人に! 」と寄稿依頼した、書き下ろし作品が掲載されています。 書き手にとって、小誌はつねに新しい創作のきっかけとなる「試し」の場。多彩な分野で活躍する人の、「いま書いてみたいこと」を一冊の本に纏めました! [発行者より] 編集/発行|多田洋一 写 真|白山静 発 行|yoichijerry 定 価|1,500円+税 判 型|A5判・並製 頁 数|252 ISBN|978-4865381283 初 版|2022年04月 Contents 006……トミヤマユキコ/わたしはそろそろスピりたい 010……矢野利裕/時代遅れの自意識 016……ふくだりょうこ/死なない選択をした僕 020……武田徹/レベッカに魅せられて 024……長井優希乃/牛の背を駆け渡る 030……カツセマサヒコ/復路、もしくは、ドライブ・ユア・カー 040……インベカヲリ★/希死念慮と健康生活 044……木村重樹/2021年「まぼろし博覧会」への旅──鵜野義嗣、青山正明、村崎百郎 050……姫乃たま/クランベリージュース 054……ジェレミー・ウールズィー/PMCの小史 058……すずめ園/人間生活準備中 062……武田砂鉄/クリーク・ホールディングス 漆原良彦CEOインタビュー 068……青柳菜摘/ゴーストブックショップ 072……長谷川町蔵/Bon Voyage 080……スイスイ/わたしはその髪を褒めれない 086……仲俣暁生/青猫 092……蜂本みさ/イネ科の地上絵 098……柳瀬博一/2つの本屋さんがある2つの街の小さなお話 104……野村佑香/渦中のマザー 108……長谷川裕/ふれあいの街 しんまち 114……美馬亜貴子/きょうのおしごと 120……多田洋一/織田と源 132……はましゃか/穴喰い男 140……武藤充/日向武藤家の話 144……宇野津暢子/秋田さんのドタバタ選挙戦 148……柴那典/6G呪術飛蝗 154……山本莉会/ゴーバックアゲイン龍之介 160……宮崎智之/オーバー・ビューティフル 168……久山めぐみ/壁の傍 172……吉田亮人/撮ることも書くことも 176……藤森陽子/おはぎとあんことジェンダーフリー 180……中野純/完全に事切れる前にアリに群がられるのはイヤ 186……かとうちあき/鼻セレブ 192……荻原魚雷/将棋とわたし 196……東間嶺/「わたしのわたしのわたしの、あなた」 202……我妻俊樹/雲の動物園 208……久保憲司/マスク 216……ナカムラクニオ/妄想インタビュー 岡倉天心との対話──「茶の湯」という聖なる儀式について 220……清水伸宏/つながりの先には 228……朝井麻由美/ある春の日記 232……谷亜ヒロコ/テレビくんありがとうさようなら 236……小川たまか/女優じゃない人生を生きている 246……参加者のVOICE 251……バックナンバー紹介
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ウィッチンケア Vol.11
¥1,430
2010年4月に創刊した文芸創作誌「ウィッチンケア」(Witchenkare)。発行人・多田洋一が「ぜひこの人に! 」と寄稿依頼した、書き下ろし作品が掲載されています。 書き手にとって、小誌はつねに新しい創作のきっかけとなる「試し」の場。多彩な分野で活躍する人の、「いま書いてみたいこと」を一冊の本に纏めました! [発行者より] 編集/発行|多田洋一 写 真|岩田量自 発 行|yoichijerry 定 価|1,300円+税 判 型|A5判・並製 頁 数|252 ISBN|978-4-86538-111-5 C0095 初 版|2021年04月 Contents 006……オザワミカ/ご機嫌を取り続ける毎日 012……長谷川 裕/アマウネト──Kさんのこと 018……久保憲司/電報 022……カツセマサヒコ/それでも殴りたい 028……朝井麻由美/ユカちゃんの独白 032……久山めぐみ/立てた両膝のあいだに……一九八〇年代ロマンポルノの愉しみ 038……仲俣暁生/テキストにタイムスタンプを押す 044……小川たまか/トナカイと森の話 052……柴 那典/ターミナル/ストリーム 058……長谷川町蔵/川を渡る 064……トミヤマユキコ/俺がお前でお前が俺で──マンガ紹介業の野望 068……武田 徹/日本語の曖昧さと「無私」の言葉 074……谷亜ヒロコ/鷺沼と宮前平へブギー・バック 080……清水伸宏/定年退職のご挨拶(最終稿) 088……古川美穂/おいの言霊 094……多田洋一/捨てたはずのマフラーどうしちゃったんだっけ 108……武田砂鉄/クリーク・ホールディングス漆原良彦CEOインタビュー 114……我妻俊樹/猿に見込まれて 120……藤森陽子/上書きセンチメンタル 126……柳瀬博一/富士山と古墳と国道16号線 134……中野 純/東男は斜めに生きる 140……美馬亜貴子/コレクティヴ・メランコリー 146……東間 嶺/パーフェクト・インファクション──咳をしたら一人 152……宇野津暢子/水野さんとの15分 162……宮崎智之/五月の二週目の日曜日の午後 158……荻原魚雷/古書半生記 170……かとうちあき/チキンレース問題 174……吉田亮人/対象 178……ふくだりょうこ/知りたがりの恋人 184……ナカムラクニオ/妄想インタビュー フロイト「夢と愛の効能」 190……木村重樹/生涯2枚目と3枚目に買ったレコード・アルバムについて──キッス讃 196……矢野利裕/資本主義リアリズムとコロナ禍の教育 206……参加者のプロフィール
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ウィッチンケア Vol.10
¥1,100
2010年4月に創刊した文芸創作誌「ウィッチンケア」(Witchenkare)。発行人・多田洋一が「ぜひこの人に! 」と寄稿依頼した、書き下ろし作品が掲載されています。 書き手にとって、小誌はつねに新しい創作のきっかけとなる「試し」の場。多彩な分野で活躍する人の、「いま書いてみたいこと」を一冊の本に纏めました! [発行者より] 編集/発行|多田洋一 写 真|長田果純 発 行|yoichijerry 定 価|1,000円+税 判 型|A5判・並製 頁 数|222 ISBN|978-4-86538-087-3 初 版|2019年04月 Contents 004……朝井麻由美/みんなミッキーマウス 008……インベカヲリ★/日々のささやかな狂気 012……小川たまか/心をふさぐ 020……武田砂鉄/クリーク・ホールディングス 漆原良彦CEOインタビュー 026……柴 那典/ブギー・バックの呪い 034……トミヤマユキコ/恋愛に興味がないかもしれない話 038……美馬亜貴子/表顕のプリズナー 044……我妻俊樹/みんなの話に出てくる姉妹 052……宇野津暢子/昭和の終わりに死んだ父と平成の終わりに取り壊された父の会社 058……柳瀬博一/海の見える岬に、深山のクワガタがいるわけ 064……長谷川町蔵/昏睡状態のガールフレンド 072……野村佑香/二人の娘 078……武田 徹/詩の言葉──「在ること」 084……西田亮介/「育てられる人」がえらい。 088……ナカムラクニオ/断片小説 未来の本屋さん 092……ふくだりょうこ/舌を溶かす 100……多田洋一/散々な日々とその後日 114……長田果純/叶わない 120……宮崎智之/CONTINUE 126……谷亜ヒロコ/ウラジオストクと養命酒 132……荻原魚雷/上京三十年 136……若杉 実/想像したくもない絵 140……西牟田 靖/こんぶちゃん、フラッシュバック 144……かとうちあき/わたしのほうが好きだった 148……矢野利裕/本当に分からなかったです。──発達障害と国語教育をめぐって 158……吉田亮人/カメラと眼 162……東間 嶺/パーフェクト・パーフェクト・パーフェクト・エブリデイ 168……久山めぐみ/川の町のポルノグラフィ 176……木村重樹/昭和の板橋の「シェアハウス」では 184……松井祐輔/世知辛いから本を売る 188……開沼 博/ゼロ年代からのまちの風景(パート2) 194……久保憲司/平成は戦争がなかった 198……藤森陽子/らせんの彼方へ 202……仲俣暁生/最も孤独な長距離走者──橋本治さんへの私的追悼文 206……中野 純/夢で落ちましょう 212……参加者のプロフィール 216……便覧──ウィッチンケアのこれまで(バックナンバー2010~2018)
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彫刻 2——彫刻、死後/新しい彫刻
¥3,630
SOLD OUT
1940年代後半の、イタリアとアメリカ。〈死語としての彫刻〉と、〈新しい彫刻〉。 彫刻の言説はなぜ二分したのか──。 「彫刻」をめぐる叢書、最新巻刊行。 知られざるイタリアの彫刻家アルトゥーロ・マルティーニ(1889ー1947年)の著作『彫刻、死語』(1945年)と、いまなお影響力を持つアメリカの芸術評論家クレメント・グリーンバーグ(1909ー1994年)の論考「新しい彫刻」(1949年)の全訳と、6名の論者による解説論考を収録。 「彫刻、死語」と「新しい彫刻」。これら彫刻をめぐるふたつの特集に加え、「あいちトリエンナーレ2019」における公共と彫刻についての鼎談記事(小松理虔+津田大介+小田原のどか)、インタビュー、詩、特別寄稿を収録。 なぜ彫刻は破壊され続け、なぜつくり続けられるのか。時代との関わりから探る。 [出版社より] 編 者|小田原のどか 出版社|書肆九十九 定 価|3,300円+税 判 型|B6判/上製 頁 数|608 ISBN|978-4-9912265-1-9 初 版|2022年02月 Contents 巻頭言 小田原のどか [詩]鈴木一平 「忘れる碑」 【特集1】 [翻訳]アルトゥーロ・マルティーニ「彫刻、死語」[翻訳 森佳三] [解説]森佳三「『彫刻、死語』解題」 [論考]金井直「「死語」の隣景:アルトゥーロ・マルティーニ 『彫刻、死語』と 『対談集』の照合」 [論考]池野絢子「彫刻の二重の起源:一九二〇年代のアルトゥーロ・マルティーニ」 【特集2】 [翻訳]クレメント・グリーンバーグ「新しい彫刻」[翻訳 坂井剛史] [論考]坂井剛史「虚構の奥行きの空間から現実の空間へ:「新しい彫刻」をめぐるグリーンバーグの理論的変化について」 [論考]近藤学「絵画の危機、彫刻の優位:一九四〇年代末のクレメント・グリーンバーグ」 [論考]筒井宏樹「クレメント・グリーンバーグの「ゴシック」」 [鼎談]小松理虔+ 津田大介+ 小田原のどか「情の時代の「公共」「彫刻」をめぐって」 [特別寄稿]大槻とも恵「核災害後の 「未来」の表象と子ども救世主:福島に現れた《サン・チャイルド》像を再考する」 [インタビュー]七搦綾乃「彫刻でなければならない」 Editor 小田原 のどか Nodoka Odawara 1985年生。彫刻家、評論家、出版社代表。芸術学博士(筑波大学)。著作に『近代を彫刻/超克する』(講談社、2021年)。主な展覧会に「あいちトリエンナーレ2019」など。
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Jodo Journal vol.3 距離と創造性
¥1,430
SOLD OUT
アートとライティングが交差する芸術誌『Jodo Journal』第3号。 巻頭座談会「書けないお悩み相談室」(千葉雅也、山内朋樹、瀬下翔太)、レクチャーシリーズ 「書くことのプラクティス」(平倉圭、小田原のどか、髙松夕佳、山内朋樹)では、多様な視点でライティングの実践を深く広く考えます。 特集「距離と創造性」では、パンデミック下で私たちが直面する「距離」を切り口に、アートや写真から都市やマンガに至るまで、創造の現在地点を多角的に描き出します。小特集では、気鋭の哲学者エリー・デューリングの提起する「プロトタイプ」概念を起点に、アートや社会のありようを深く捉え直すインタビューや対談を掲載。 前号から大幅にボリュームアップしてお届けします。 [編集部より] 発 行|浄土複合 定 価|1,300円+税 判 型|A5変型判・並製 頁 数|208 初 版|2022年04月 Contents [巻頭座談会] 千葉雅也、山内朋樹、瀬下翔太「書けないお悩み相談室」 [レクチャーシリーズ] 書くことのプラクティス ・平倉圭「霊をコンポーズする」 ・小田原のどか「書く/書かれるの境界を攪拌する」 ・髙松夕佳「本を形にするために」 ・山内朋樹「フィールドワークを言葉にする」 [小特集] プロトタイプとは何か? ・エリー・デューリング「プロジェクトからプロトタイプへ(あるいは、いかに作品にせずにすますか)」(訳:岡本源太+武田宙也) ・プロトタイプ――エリー・デューリングへのインタビュー、聞き手:フランク・マドレネール(訳:岡本源太+武田宙也) ・池田剛介×岡本源太 対談「芸術のプロトタイプとプロジェクトの社会」 ・古谷利裕「桂離宮とバイロケーション (柄沢さんとの思い出とその作品について)」 [特集] 距離と創造性 ・作家不在の美術館でつくられた「作品」たち:牧口千夏(ピピロッティ・リスト展)、鎮西芳美(マーク・マンダース展)|文・聞き手=吉田理紗 ・アートの再成を新潟から再生する:濱田真由美(久保田成子展)|文・聞き手=中村紗央里 ・変わりゆく東京の中で、都市を考える:西荻のこと研究所、TOMO都市美術館|文・聞き手=原田遠 ・「あらわれる」を共に待つ:サトウアヤコ、タカハシ’タカカーン’セイジ|文・聞き手=よるのふね [座談会] 伊藤俊治、松田行正、港千尋「パンデミックとバウハウス一〇〇年」 ・その場での旅――「余白」としての石碑たち|文=川名佑実 ・砂遊びの記憶を集める。|文・聞き手=荒川弘憲 ・武富健治 ロングインタビュー:時流との距離|文・聞き手=橋口亮介 [クロスレビュー] ・ピピロッティ・リスト:Your Eye Is My Island -あなたの眼はわたしの島- ・ニューミューテーション#4 小嶋晶・小林椋 ・パンデミック下で作品を捉えなおす ・マーク・マンダース —マーク・マンダースの不在 ・イサム・ノグチ 発見の道 ・Viva Video! 久保田成子展 [巻末レクチャー] 池田剛介「造形としてのライティングに向けて」
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ちゃぶ台 8 さびしいがひっくり返る
¥1,870
SOLD OUT
土井善晴(随筆)、津村記久子(エッセイ)、齋藤陽道(フォトエッセイ)、三好愛(絵と言葉)、斉藤倫(創作)、益田ミリ(漫画)・・・など、いま、私の「さびしい」が、足元から変わっていく! 生活者のための、新しい運動のかたちがここに――。 ・松村圭一郎×村瀨孝生(対談)「弱さとアナキズム」(イベントアーカイブ動画も販売中) ・藤原辰史(論考)「民間人について」 ・工藤律子(ルポ)「人のつながり、命のつながり パンデミック下のスペインより」 他にも、珠玉の読み物が集結!! 滝口悠生(書き下ろし小説)、寄藤文平(絵と言葉)、榎本俊二(漫画)、中村明珍(エッセイ)、内田健太郎(聞き書き)、益田ミリ・平澤一平(漫画)、須山奈津希(絵と言葉)、「面白い本屋さん」紹介コーナー・・・など。 さらに、ミシマ社創業15周年記念鼎談も必読! 中島岳志×辻山良雄(本屋Title)×三島邦弘「著者、書店主と考える これからの本のこと」 あまりに面白い雑誌になり、驚くばかりです。――本誌編集長・三島邦弘 [出版社より] 出版社|ミシマ社 定 価|1,700円+税 判 型|四六変型判・並製 頁 数|200 ISBN|978-4-909394-60-6 発 行|2021年11月 Contents 益田ミリ「仮りの世界」(漫画) 津村記久子「『さびしい』をひっくり返す」(エッセイ) 三好愛「おかえりアイロン」(絵と言葉) 斉藤倫「ビルさん」(創作) 村瀨孝生/松村圭一郎「弱さとアナキズム」(対談) 工藤律子「人のつながり、命のつながり パンデミック下のスペインより」(ルポ) 藤原辰史「民間人について」(論考) 齋藤陽道「人間が始まる」(フォトエッセイ) 榎本俊二「ギャグマンガ家山陰移住ストーリーPART7」(漫画) 滝口悠生「梅干と金盥」(小説) 内田健太郎「アロハ警察、山火事に遭う」(エッセイ) 土井善晴「地球と料理」(随筆) 寄藤文平「配置の話。 未来の描き方その2」(絵と言葉) 中村明珍「ダイナミック野景」(エッセイ) 中島岳志/辻山良雄/三島邦弘「著者、書店主と考える これからの本のこと」(鼎談) 益田ミリ/平澤一平「万年じいさま」(漫画) 面白い本屋さん 1/井戸書店 2/曲線 3/本屋・生活綴方(レポート) 須山奈津希「Reflection」(漫画) 編集後記
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ちゃぶ台 6 非常時代を明るく生きる
¥1,760
SOLD OUT
リニューアル創刊号! 「ミシマ社の雑誌」から「生活者のための総合雑誌」へと装いを改め、特集には、「非常時代を明るく生きる」を据えました。 益田ミリ「のび太と遊んだ空き地」、土井善晴「地球とAIと人間」、藤原辰史×松村圭一郎「分解とアナキズム」、町屋良平「猫の顎のしたの三角のスペース」、齋藤陽道「時間が残った」、タルマーリー・渡邉麻里子「なるべくお金を払うようにしたい」など、すべての執筆者・登場者による渾身の記事ばかりが揃いました。 気候変動も、感染症も、人類が一度も経験したことのないスケールで起きています。必然、私たちの生き方も大きく変えざるをえません。日々を不安に過ごしていたり、モヤモヤから抜けでれずにいる多くの生活者たちに、切実に届けたい一誌となりました。 [出版社より] 出版社|ミシマ社 定 価|1,600円+税 判 型|四六変型判・並製 頁 数|190 ISBN|978-4-909394-42-2 発 行|2020年11月 Contents 益田ミリ のび太と遊んだ空き地 土井善晴 地球とAIと人間 藤原辰史×松村圭一郎 分解とアナキズム 町屋良平 猫の顎のしたの三角のスペース 中村明珍 土と子と木と水と火、形が似てる 齋藤陽道 時間が残った 平川克美 止むを得ず贈与経済。 変わるものと、変わらないもの、変えられるものと、変えられないものについて 渡邉麻里子(タルマーリー) なるべくお金を払うようにしたい 猪瀬浩平 さびしい社会、にぎやかな世界 前田エマ 習字のこと 高橋久美子 約束/夜の手紙 中田兼介 いきものを見る目 サマースクールを終えて 木村俊介 「文藝」編集長・坂上陽子さんインタビュー 榎本俊二 ギャグマンガ家山陰移住ストーリーPART5 春日太一 時代劇聖地巡礼は突然に 内田健太郎 暮らしと浄土 JODO & LIFE 松村圭一郎 国家なき社会の政治リーダー考――はじめてのアナキズム(2)
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ちゃぶ台 Vol.5 宗教×政治
¥1,760
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「無宗教です」は通じない! 無政府状態は始まっている!? あの「周防大島40日間断水」で、何が起こったのか? 日本の問題がすべてここに凝縮していた…。 尾崎世界観(インタビュー)、滝口悠生(小説)、藤岡拓太郎、岡田武史「今治からの小さな革命」、内田樹、益田ミリ、森田真生ほか。ミシマ社の雑誌、第5弾! [ ミシマ社の雑誌『ちゃぶ台』とは? ] お金や政治にふりまわされず、「自分たちの生活 自分たちの時代を 自分たちの手でつくる」。創刊以来、その手がかかりを、「移住」「会社」「地元」「発酵」などさまざまな切り口から探ってきました。本号では、「宗教」と「政治」を特集の二本柱に据えました。これからの宗教とは? 政治にどう向き合えばいいか? 災害、毎年のように起こる人災。くわえて、外国人労働者受け入れ策など議論なきまま進む政策。すさまじい勢いで進む人口減少。 大きな問題に直面する現代、私たちはどうすれば、これまでとまったく違う価値観を大切にする社会を構築できるのか。「ちゃぶ台」が、未来にたいして、明るい可能性を見出す一助になればと願ってやみません。 ——本誌編集長 三島邦弘 [出版社より] 出版社|ミシマ社 定 価|1,600円+税 判 型|四六判・コデックス装 頁 数|224 ISBN|978-4-909394-42-2 発 行|2019年10月 Contents 益田ミリ なぞのバスツアー 内田樹 街場の宗教論(序) 150年の怨讐の彼方から蘇る「動く宗教性」 ミシマ社編集部 周防大島の断水は『非常時』ではなかった!? 松村圭一郎 はじめてのアナキズム 藤岡拓太郎 2ページまんが ちゃぶ台 タルマーリー 渡邉格 田舎のパン屋が語る政治の話 三浦豊 森の案内人、「糺の森」の言霊に迫る! 木村俊介 尾崎世界観さんインタビュー 音楽は、「寝っ転がってやる、ものづくり」 滝口悠生 競馬と念仏 石井美保 花をたむける 榎本俊二 ギャグマンガ家山陰移住ストーリーPART4 最相葉月×三田一郎 物理学者は“神”を見る ブックレビュー『それしかないわけないでしょう』 藤原辰史 縁食論(4)――食を聴く 中村明珍 こみゅにてぃわ 内田健太郎 地域力という生命線 白川密成×岡田武史 今治からの小さな革命 釈徹宗 「無宗教です」が通じない時代 森田真生 聴(ゆる)し合う神々 編集後記
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ちゃぶ台 Vol.2 革命前々夜
¥1,760
SOLD OUT
ミシマ社の雑誌 第二弾! 景気や政治や時代にふりまわされることなく育ちつつある「未来の小さな形」を、「食」と「会社」という切り口から追う。カンパニー(一緒に食べる)、複業・百姓(百の仕事)、地方(じかた)、手作り......希望の「今」がここに。 もともと、会社というのは、以前、鷲田清一先生に教えていただいたように「食をともにする」ために人類が産み出した共同体のはずです。ところが、現状の会社は、株主のほうばかりを向いて、利益、効率が最優先。顧客もそこで働く人たちの気持ちも置いてけぼり。まして、「一緒に食べるために一緒に働いている」なんてことは、はるか遠くに......。 はたして、これから会社はどうなっていくのか? 今が末期とすれば、「次のかたち」は、もうすでに水面下で起きているにちがいない。 ――「はじめに」より [出版社より] 出版社|ミシマ社 定 価|1,600円+税 判 型|四六判・コデックス装 頁 数|192 ISBN|978-4-903908-85-4 発 行|2016年10月 Contents *特集0 「食×会社」を考える 周防大島の農家さんを訪ねて 山本ふみこ /おみおつけの<み>を何にするか *特集1 会社の終わり、companyの始まり 平川克美 /株式会社の終焉 近藤淳也 /会社の人たちと「食べる」ことについて 中山咲子 /まかないのさっこちゃん 山口ミルコ /ダーチャでニチェボー 藤原辰史 /縁食論――孤食と共食のあいだ 植本一子 /言葉をもらう 榎本俊二 /ギャグマンガ家山陰移住ストーリー ブックレビュー 内澤旬子『漂うままに島に着き』 佐藤ジュンコ/甘辛ジュンコの人生案内 矢萩多聞 /おなじ釜のビリヤーニー *特集2 百姓のすすめ 宮田正樹 /命をつなぐ仕事を 小野邦彦 /ブレのある野菜を流通・販売する 後藤正文 /どんな音楽を選んで聴くのかも、どこかで社会に関わってる 井川直子 /過去のすべてに恩返しする 鷲田清一 /集団として生き延びていくために 中村明珍 /里山のDIY野郎 内田健太郎 /マルシェを「つづける」ということ 加地猛 /コンビニをやりたい 益田ミリ /なんとなく、未来の夏休み 少し長めの編集後記
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TRAVEL UNA No.1 九州ネイティブテキスタイルをめぐる旅
¥1,980
United Native Acumenの頭文字を冠したTRAVEL UNA(トラベルユーナ)は、毎号テーマを決めて九州という土地の叡智を深く探究し、更なる九州の魅力を生み出すトラベルガイドです。 創刊号は、久留米絣を中心に、私たちの考えるネイティブテキスタイルを取り上げます。 九州の風土や歴史を背景に、九州に生きる人の手を介してつくられながら、現代の暮らしに取り入れやすい価格とデザインを備えたテキスタイルと、 そんなテキスタイルの楽しみ方を提案します。 さあ、UNAとともに新しい旅へ。 [発行者より] 発 行|UNAラボラトリー 判 型|17.5cmx24cm 頁 数|120/日英バイリンガル表記 初 版|2020年01月 定 価|1,800円 ISBN|978-4-9911173-0-5 Contents 創刊の挨拶 九州のネイティブテキスタイルとはなにか? 宮浦晋哉さんとめぐる九州ネイティブテキスタイルの旅 風呂敷で九州を包む 久留米絣を知るための7つのキーワード 久留米絣をつくる「手と道具」 久留米絣の製造工程 久留米絣の文様あれこれ 久留米絣で九州の風景を纏う 歴史的・国際的な観点からみた筑後産地の面白さ 徳山大学教授大田康博 浴衣でリラックス もんぺでアクティブ 新しい染めの担い手 暖簾とラーメン・うどん オススメの宿泊施設
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TRAVEL UNA No.2 Rice World Kyushu
¥1,980
United Native Acumenの頭文字を冠したTRAVEL UNA(トラベルユーナ)は、毎号テーマを決めて九州という土地の叡智を深く探究し、更なる九州の魅力を生み出すトラベルガイドです。 第2号は、一冊まるごと九州の米特集! 九州はもともと日本で最初に稲作が伝来した地でもあり、近年は九州の米が全国的にも高く評価されています。そんな九州を舞台に、ご飯として食べる米はもちろん、コメと日本酒、コメと和菓子、さらには米に関する風習や信仰といったテーマで、九州の文化を多層的に掘り出します。 米をここまで幅広い角度から特集した雑誌はないのでは!? 米を通してみつける新しい九州の旅にぜひご一緒しませんか。 [発行者より] 発 行|UNAラボラトリー 判 型|17.5cmx24cm 頁 数|120/日英バイリンガル表記 初 版|2020年09月 定 価|1,800円 ISBN|978-4-9911173-1-2 Contents ・最高の塩むすびを探して ・米ってなんだ? ・田んぼとともにある人々 ・Don!丼がつなげる人と土地 ・九州の風土(テロワール)を感じる日本酒 ・お米のスイーツを探しに“お菓子の島” 平戸へ ・クラフトのまち八女で見つけた米を味わう道具 ・一年中注連縄のかかる町、高千穂郷 わら細工をいまに継ぐ人びと 優しか神さま、“田の神さぁ”に会いに。 鹿児島の田んぼをめぐる旅 オススメの宿泊施設 Rice World Map 英文用語集 Guest Writer 甲斐かおり ライター・ジャーナリスト・編集者。著書に『ほどよい量をつくる』(ミシマ社編集インプレス刊)他 カーシュナー・ハナ ライター・アーティスト・フードスタイリスト。ニューヨークタイムス、ヴォーグ、セーブール、テイスト、フード52、マリー・クレール他に寄稿、作品掲載。2021年バイキング社(NYC)より自著出版予定。
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TRAVEL UNA No.3 さあ、九州のアートとクラフトの旅へ
¥1,980
United Native Acumenの頭文字を冠したTRAVEL UNA(トラベルユーナ)は、九州という土地の叡智を探求するトラベル&ライフデザインマガジンです。 第3号は「九州のアートとクラフトの旅」。旅行業も手がけるUNAラボラトリーズだからできる、旅とマガジンが一体化した特別編集号です。九州の「アートな町」や気鋭の「クラフトピープル」たちをご紹介。雑誌に登場するつくり手に実際に会いに行ける、アート&クラフトツアーもご用意しています。 なかなか旅に行けない今、ぜひ本誌で九州のアートとクラフトの旅をお楽しみください。 [発行者より] 発 行|UNA ラボラトリーズ 判 型|17.5cmx24cm 頁 数|120/日英バイリンガル表記 初 版|2021年05月 定 価|1,800円 ISBN|978-4-9911173-2-9 Contents ・ご挨拶 ・アートのある町へ ・アートはつづくよどこまでも / 大分・別府 ・アートを通したゆるやかなつながり その重なりから生まれるもの / 熊本・津奈木 ・未来をひらくクラフトピープルに出会う旅 ・唐津焼の過去と未来を問い続ける / 佐賀・健太郎窯 ・鹿児島の大地がつくる焼きもの / 鹿児島・龍門司焼企業組合 ・常に面白がってもらえる存在であり続ける / 佐賀・名尾手すき和紙 ・和紙と糊から生まれる三次元の世界 / 熊本・山鹿灯籠中村制作所 ・久留米絣を未来へつなぐチャレンジャー / 福岡・下川織物 ・天然染料の可能性に挑戦する / 福岡・宝島染工 ・型染めで新たな世界を切りひらく / 大分・よつめ染布舎 ・線香花火とともに歩んだ夫婦の軌跡 / 福岡・筒井時正玩具花火製造所 ・母と子、砂糖菓子へ祈りを込めて / 福岡・楽心堂本舗 ・TRAVEL UNAを持って出かけよう! アート&クラフトツアー ・ジョッシュとバレンティナの九州アート&クラフトの旅 ・英文用語集 ・Kyushu Art and Craft Map *宝島染工、よつめ染布舎は、創刊号掲載記事を増補再録したものです。
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写真 Sha Shin Magazine vol.1 TOKYO
¥2,970
SOLD OUT
写真術の誕生から180余年、今こそ「写真」を問い直す。 これからの写真に何が可能なのか、この激動の時代に求められる写真表現とは何なのか。 いまこそ「写真」とは何かと、問い直すところから始めたい。 そのような想いを未来に向けて発信すべく、2022年1月、雑誌『写真(Sha Shin)』を創刊します。 書籍・雑誌の売り上げが低迷する昨今ですが、写真を見るベーシックなかたちとして、写真家や関係者が集うプラットフォームとして、人々の記憶に残るような誌面で、五感にうったえかける印刷物を残していきたいと思います。 毎号、日本の写真文化にちなんだ質の高い作品と、より深い視点の読みもの記事、写真にまつわるあらゆる情報をお届けしてまいります。乞うご期待ください。 [発行者より] 発 行|ふげん社 判 型|A5変型判 頁 数|280 初 版|2022年01月 定 価|2,700円 ISBN|978-4-908955-13-6 Contents [口絵]横田大輔「Room/Untitled」 [INTERVIEW]解体・再構築される『日本写真』の遺伝子ー横田大輔の10年の疾走 北島敬三「A street film decoupage」 金村 修「Lead-palsy Terminal 2021」 山谷佑介「OBJECTS IN MIRROR ARE CLOSER THAN THEY APPEAR」 小松浩子「Instant Diary」 細倉真弓「membrane」 森山大道「東京」 打林 俊「新たなる中心の喪失に向かって―日本の現代写真における東京」 鷹野隆大/伊奈英次/小野啓/インベカヲリ★/澤田育久/Tokyo Rumando/松下律子 _______________ [CURRENT REVIEW]飯沢耕太郎「写真時評」 森山大道×北島敬三 30年ぶりの邂逅「写真の教え」 [INTERVIEW] サンドラ・フィリップス「日本写真の伝統とこれからの写真の世界」 _______________ [E S S A Y] 川本三郎「モダン都市東京に始まる」(写真=佐藤信太郎) 大西みつぐ「路上の身振り 写真家の矜持」 髙橋義隆「東京名作写真集紹介」 上野 修「消尽か、蒸発か。」 落合陽一「#カメラとのダイアローグ Leica M10-RとLeica M8.2」 森岡督行「伊藤昊と銀座」 清水裕貴「Ocean Terace」 しまおまほ「ふたつの世界の記憶」 伊藤俊治「『新星写真史1820-2020』展とコロナ以後の写真」 粟生田 弓「CHIBA FOTO-芸術祭で写真にできること」 大山 顕「コロナ禍と現代の観相学」 濱野智史「都市における撮可/撮禁空間の比較社会学」 野村 浩「シャ・シン・カメラー 写神暗箱人々」 大森克己「写真の歌」 齋藤真紀「時代を映すファッション写真」 _______________ [MECHANISM]赤城耕一、コムロミホ、大和田良「最新カメラと可能性」 [EXHIBITION REVIEW]写真展評 [PHOTOBOOK]冨山由紀子「写真集を「所有」するということ」 [PHOTOBOOK]BEST PHOTOBOOK 2021 [Special Gallery] ふげん社写真賞第一回グランプリ 木原千裕「いくつかある光の」 Staff 発行人 渡辺 薫 編集人 村上仁一 編集 圓谷真唯 エディトリアルディレクター 打林 俊 統括アドバイザー 飯沢耕太郎 造本設計 町口 覚 デザイン 浅田 農 発行 ふげん社 印刷 渡辺美術印刷株式会社 制作 合同会社 PCT
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LOCUST vol.5 北海道/北に散りばめられて
¥1,760
SOLD OUT
旅する批評誌「LOCUST vol.05 北海道」刊行のお知らせ。日本各地を旅行し、その土地を批評してきたLOCUST(ロカスト)の最新号は北海道特集になります。広大すぎる土地、コロナ禍の旅行。2つの難題に悩みながら作られた一冊です。 ー ■LOCUST(ロカスト)とは… 批評の言葉で作る、新しい旅行の本です。本の作り手たち(編集者、執 筆者、デザイナー etc.)が直接その街・その場所に足を運び、互いに言 葉を交わしあい、そこで感じたことを文章や写真などの表現に変えていきます。とても遠回りな、だからこそ様々な可能性に開かれた旅行ガイドを、『LOCUST』は目指しています。 [編集部より] 発 行|LOCUST編集部 定 価|1,600円+税 判 型|182mm*128mm 頁 数|188 初 版|2021年11月 Contents [ 特集:北に散りばめられて ] 北海道の地図/中村紗千 北海道へのアクセス/旅程 北海道年表 「北国」を盗んだ大地/春木晶子 ロカスト Vol.05 北海道座談会 群れと食事/太田充胤 コラム「北海道とアニメ」「セカイ系」揺籃の地?/北出 栞 北海道フィクション座談会 旅の記録(網走・稚内) バーン・アフター・リーディング(For Your Eyes Only)/イトウモ Because I love(d) you― 桜庭一樹『私の男』を巡る極私的旅行記/西村紗知 網走の夜に、ロシア人の打ち明け話を思い出す/谷 美里 北海道の動物ガイド 旅の記録(釧路・標茶町−阿寒湖・旭川) 体温なき〈乳房喪失〉— 中城ふみ子における北国の景/河野咲子 形式なき形式 北海道の建築に関する覚書/谷繁玲央 相米慎二の「北国三部作」/伏見瞬 ルーツとの対 話:『アイヌモシリ』監督 福永壮志 イ ン タ ビ ュ ー 旅の記録(小樽・夕張−月形−美唄−札幌・札幌) インタビュー 野本和宏(月形樺戸博物館 解説員) 寿命、観光、水曜どうでしょう。最終日までを生きるためのガイド 嬉野雅道氏へのインタビュー/玉木 青 148「寿命、観光、水曜どうでしょう。」の余白に 旅をする、土地を読む/斧田小夜 ニトリ― 北海道の「チェーン」ストア/谷頭和希 あの魔法をもう一度 札幌のあるマジシャンの話/南島 興 別の遊びの方へ― ロカストのいま、ロカストのこれから
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るるるるん vol.3 鏡
¥1,320
文芸ユニットるるるるん。 その鏡には何が映っていますか? 『冷蔵庫』の扉を破って一年、るるるるん待望のvol.3、ついに解禁。 著 者|かとうひろみ・UNI・3月クララ 定 価|1,200円+税 判 型|B6判/並製 頁 数|146 発 売|2021年12月
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PATU MOOK vol.01 大島依提亜と映画パンフ
¥1,500
SOLD OUT
大好評につき増刷が決定しました! 映画パンフ好きの、映画パンフ好きによる、映画パンフ好きのための本が誕生しました! PATU MOOK は、全国の映画ファンにお届けする“映画パンフ”専門冊子。創刊号ではグラフィックデザイナーの大島依提亜さんのお仕事を特集します。 [発行者より] 発 行|映画パンフは宇宙だ!(PATU) 定 価|1500円 判 型|A5変型判 頁 数|82(巻頭カラー22P) 初 版|2020年07月 Contents ・大島依提亜の映画パンフ 100 ・大島依提亜スペシャルインタビュー ・寄稿:岡田秀則(国立映画アーカイブ) ー「現代の映画パンフレットとデザイナー大島依提亜」 ・拝啓、大島依提亜さま ー韓国のデザイン会社 Propaganda より ・大島依提亜が愛するフォント ・大島依提亜の紙 7 ー紙の現物を付録しています ・大島さんってどんな人? ー印刷会社・映画監督・パンフレット編集者の視点から ・大島依提亜が惚れた映画パンフ 5 ・Re:拝啓、大島依提亜さま ・対談:大島依提亜×辛島いづみ×MC 森直人 ー「映画パンフレット百花繚乱」ほか Publisher 映画パンフは宇宙だ!(PATU) 映画パンフレット文化の継承と発展・発信を目的として活動している自主団体です。現在50名のメンバーと共に、書籍の自主出版をはじめ、イベント企画、SNS発信、映画パンフレットの受託編集などを通じて「映画を観て・読む」ことの楽しさを伝えています。
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増補版『マッキー』劇場用パンフレット
¥800
SOLD OUT
2013年公開時のパンフに、2019年「映画パンフは宇宙だ」が協力! 8ページの増補分には、インド仏教僧、昆虫学者、映画評論家から、マッキーの大ファン⁉︎ の新規寄稿や、みんなで歌える歌詞、監督による熱いメッセージも込められている。何度も蘇る(しつこい)ハエを完全解説したパンフレットです。 [編集部より] 発 行|TCエンタテインメント株式会社 編 集|映画パンフは宇宙だ!(PATU) 定 価|800円 判 型|B5判 頁 数|28 初 版|2019年11月 Contents ●コラム 江戸木純(映画評論家) 高山龍智(インド仏教僧) 五箇公一(昆虫学者) 稲垣紀子(東京・南インド料理店 なんどりマダム) 安宅直子(南インド映画日曜評論家) ※作品紹介、キャスト・スタッフプロフィールの一部を安宅直子さんが最新版に改定してます。 Publisher 映画パンフは宇宙だ!(PATU) 映画パンフレット文化の継承と発展・発信を目的として活動している自主団体です。現在50名のメンバーと共に、書籍の自主出版をはじめ、イベント企画、SNS発信、映画パンフレットの受託編集などを通じて「映画を観て・読む」ことの楽しさを伝えています。
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PATU BigBang! コメディ特集ZINE ミラクル
¥1,000
発 行|映画パンフは宇宙だ!(PATU) 定 価|800円 判 型|B5判 頁 数|36 初 版|2020年08月 Contents ■日本におけるコメディ映画の立ち位置 ■コメディの視点から『ジョーカー』を考える〈Web座談会〉 ■トッド・フィリップス監督作品のパンフ ■コメディアンが監督になるとき ・タイカ・ワイティティ ・ジョーダン・ピール ・北野 武(ビートたけし) ・照屋年之(ゴリ) ・テリー・ジョーンズとテリー・ギリアム〈2人のテリー〉 ■パンフなき配信スルーコメディたち ■コメディの申し子リチャード・カーティス 【おまけのミニポスター裏】 ■ジョーカー ・ジョーカー座談会 未公開シーン「色彩について」 ・『全身ハードコア GGアリン』 ■コロナ禍のアメリカ・コメディ番組 Publisher 映画パンフは宇宙だ!(PATU) 映画パンフレット文化の継承と発展・発信を目的として活動している自主団体です。現在50名のメンバーと共に、書籍の自主出版をはじめ、イベント企画、SNS発信、映画パンフレットの受託編集などを通じて「映画を観て・読む」ことの楽しさを伝えています。
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PATU BigBang! 子連れ狼わくわく大図鑑
¥1,000
SOLD OUT
発 行|映画パンフは宇宙だ!(PATU) 定 価|1,000円 判 型|A4判 頁 数|24 初 版|2020年11月 Contents ・拝一刀、大五郎紹介 ・図解 乳母車のひみつ ・全六作作品解説 ・主要キャラクター解説 ・Base Ball Bear小出祐介氏による寄稿 ・映画監督・アクション監督坂本浩一氏による作品解説 ・日本映画研究家トム・メス氏による作品解説 ・二河白道すごろく ほか Publisher 映画パンフは宇宙だ!(PATU) 映画パンフレット文化の継承と発展・発信を目的として活動している自主団体です。現在50名のメンバーと共に、書籍の自主出版をはじめ、イベント企画、SNS発信、映画パンフレットの受託編集などを通じて「映画を観て・読む」ことの楽しさを伝えています。
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PATU BigBang! アリ・アスター短編解説読本
¥1,000
SOLD OUT
鬼才 アリ・アスター監督が「ミッドサマー」「ヘレディタリー/継承」 の前に発表した短編7作品+1の解説&豪華コラムを掲載。全作品書き起こしたシナリオ+和訳を掲載。 [発行者より] 発 行|映画パンフは宇宙だ!(PATU) 定 価|1,000円 判 型|A5変型判 頁 数|72 初 版|2020年03月 Contents [ 解説作品 ] 1.The Strange Thing About the Johnsons(2011) 2.TDF Really Works(2011) 3.Beau(2011) 4.Munchausen(2013)+ Untitled(2012) 5.The Turtle’s Head(2014) 6.Basically(2014) 7.C’est La Vie(2016) ※全作品vimeoにて視聴可能 [ コラム ] ・斎藤学(精神科医) ・ヴィヴィアン佐藤(アーティスト) ・竹美(映画ライター) ・ナイトウミノワ(アーティスト) ・奥山大史(映画監督) ・佐々木誠(映画監督) Publisher 映画パンフは宇宙だ!(PATU) 映画パンフレット文化の継承と発展・発信を目的として活動している自主団体です。現在50名のメンバーと共に、書籍の自主出版をはじめ、イベント企画、SNS発信、映画パンフレットの受託編集などを通じて「映画を観て・読む」ことの楽しさを伝えています。
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PATU Fan×Zine vol.01「The Enemy is Ourselves」about『Us』
¥800
SOLD OUT
発 行|映画パンフは宇宙だ!(PATU) 定 価|800円 判 型|B5変型判 頁 数|20 初 版|2021年03月 Contents ・ジョーダン・ピールのUs[アス]を「私たち」は本当に観たのだろうか? ・『Key and Peele』って、どんなコメディ番組だったの? ・笑いの中に、スパイスを一つまみ -『ウィアード・シティ』と『キアヌ』- ・宿題付きのゾンビ映画 [柴田元幸] ・Us[アス]に込められたメタファーとオマージュ ・リベラル・ハリウッドへの疑問提示としての『Us[アス]』 ・トランプ現象から読むジョーダン・ピールと日米文化比較[原一男監督×佐々木誠監督対談] ・ピールが挑む“Post-racial”という名の怪物 ・まずは生き残れ。 Publisher 映画パンフは宇宙だ!(PATU) 映画パンフレット文化の継承と発展・発信を目的として活動している自主団体です。現在50名のメンバーと共に、書籍の自主出版をはじめ、イベント企画、SNS発信、映画パンフレットの受託編集などを通じて「映画を観て・読む」ことの楽しさを伝えています。
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PATU Fan×Zine vol.06「ハシゴの上のごちそう」about『タンポポ』
¥800
発 行|映画パンフは宇宙だ!(PATU) 定 価|800円 判 型|B5変型判 頁 数|28 初 版|2021年11月 Contents ・オードブル ・セリフのあじわい ・やけのはら コラム「伊丹十三と社会/大人になるということ」 ・伊丹十三と13のこだわり ・伊丹映画鑑賞のススメ ・食のHENTAI/卵と伊丹十三 ・妄想「タンポポ地図」 ・瀧波ユカリ コラム「『タンポポ』とフェミニズム」 ・PATU’s Special -『タンポポ』とマリアージュする映画たち- ・Meet the TAMPOPO ・主演女優 宮本信子 スペシャルインタビュー ・ラーメンたちよ! ・おうちで作りたい!「タンポポ・ラーメン」再現アレンジレシピ Publisher 映画パンフは宇宙だ!(PATU) 映画パンフレット文化の継承と発展・発信を目的として活動している自主団体です。現在50名のメンバーと共に、書籍の自主出版をはじめ、イベント企画、SNS発信、映画パンフレットの受託編集などを通じて「映画を観て・読む」ことの楽しさを伝えています。
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PATU Fan×Zine vol.05「あの日の物語を奏でる」about『タレンタイム』
¥800
SOLD OUT
マレーシア映画の傑作『タレンタイム〜優しい歌』のファンブックができました! 俳優 高良健吾さん、ライター・翻訳者 野中モモさんの寄稿や移動映画館「キノ・イグルー」有坂塁さん×タレント・映画コメンテーター 加藤るみさんの対談、小説家・温又柔さんの書き下ろしコラム、本作を配給した、映画会社ムヴィオラ 武井みゆきさんインタビューのほかイラストや写真満載の『タレンタイム』がもっと好きになる一冊です。 [発行者より] 発 行|映画パンフは宇宙だ!(PATU) 定 価|800円 判 型|B5変型判 頁 数|28 初 版|2021年08月 Contents ・はじめに ・わたしの推しを語らせてください ・マレーシアを知る。 ・マイ・ベストシーン・オブ・タレンタイム 俳優 高良健吾さん、ライター・翻訳者 野中モモさんからの寄稿も! ・キノ・イグルー 有坂塁×加藤るみ 対談 「人生にタレンタイムがあれば」 ・ムルー's クローゼットと民族衣装たち ・妄想 マヘシュとムルーのお宅拝見 ・『ワスレナグサ』の足跡をたどる旅〜in 石川県 ・映画会社ムヴィオラ・代表 武井みゆきインタビュー ・スペシャルコラム written by 温又柔(おん ゆうじゅう) ・マレーシア映画が観たい! Publisher 映画パンフは宇宙だ!(PATU) 映画パンフレット文化の継承と発展・発信を目的として活動している自主団体です。現在50名のメンバーと共に、書籍の自主出版をはじめ、イベント企画、SNS発信、映画パンフレットの受託編集などを通じて「映画を観て・読む」ことの楽しさを伝えています。
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PATU Fan×Zine vol.04「バースデイだけど死にまくりでアンハッピーだけど新しい自分に出会えてハッピー」about『HAPPY DEATH DAY/2U』
¥700
発 行|映画パンフは宇宙だ!(PATU) 定 価|800円 判 型|B5変型判 頁 数|28 初 版|2020年10月 Contents ・Introduction:山口雅也氏(推理作家) ・大学対抗!SF研OBラウンジトーク:大森望氏(翻訳家)/堺三保氏(翻訳家)/添野知生氏(映画評論家)/柳下毅一郎氏(映画評論家) ・徹底解剖『2U』!サイエンスQ&Aセッション:大関真之氏(東北大学大学院准教授) ・死体で魅せるHDD/2Uの世界:夜住アンナ氏(ホラープロデューサー) ・スペシャル漫画:しりあがり寿氏(漫画家) ・独占インタビュー:クリストファー・ランドン監督 ほか Publisher 映画パンフは宇宙だ!(PATU) 映画パンフレット文化の継承と発展・発信を目的として活動している自主団体です。現在50名のメンバーと共に、書籍の自主出版をはじめ、イベント企画、SNS発信、映画パンフレットの受託編集などを通じて「映画を観て・読む」ことの楽しさを伝えています。
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PATU Fan×Zine vol.02「アスパラガスの所在」about『愛がなんだ』
¥800
発 行|映画パンフは宇宙だ!(PATU) 定 価|800円 判 型|B5変型判 頁 数|20 初 版|2021年04月 Contents ・イントロダクション ・推しキャラ座談会 ・私はなんだ? ・スペシャルコラム written by 戸田真琴 ・テルコと歩く ・缶ビールがなんだ ・ラップがなんだ ・今泉力哉監督スペシャルインタビュー ・写真家 木村和平の『愛がなんだ』スチール撮影の記録 ・愛がなんだって何からできてんだ? ・最新作『街の上で』のこと ・いいパンフってなんだ? Publisher 映画パンフは宇宙だ!(PATU) 映画パンフレット文化の継承と発展・発信を目的として活動している自主団体です。現在50名のメンバーと共に、書籍の自主出版をはじめ、イベント企画、SNS発信、映画パンフレットの受託編集などを通じて「映画を観て・読む」ことの楽しさを伝えています。
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USO 3
¥1,430
SOLD OUT
あなたの嘘をひとつだけ教えてくださいーー。 文庫サイズの小さな文芸誌『USO』の3号目。特集は「SAY・声」 漫画家、批評家、民俗学者、農家、編集者といったさまざまな執筆陣が、小説、エッセイ、詩を書き下ろし。「嘘」というテーマに加え、今回は「声」についての作品も掲載します。 [出版社より] 出版社|rn press 定 価|1,300円+税 判 型|文庫判/並製 頁 数|226 ISBN|978-4-910422-06-0 発 行|2021年11月 Contents 『パルマコン・パレルゴン』加瀬 透 『Nのお葬式』野口理恵 『声の発見』若林 恵 『ぼくはまだぼくのままだった』辻山良雄 『不惑の性』岡藤真依 『タマや』年吉聡太 『合流』エレナ・トゥタッチコワ 『謝罪と母と記憶と嘘』矢代真也 『民俗学者は嘘をつく』畑中章宏 『クラゲ』今日マチ子 『ウソと「めんどくささ」と道徳』ベンジャミン・クリッツァー 『波風を立てる/塗り込める』石山さやか 『嘘についての私辞典・手記』鎌田裕樹 『しょうゆさしのうそまじり日記』スケラッコ 『八月・嘘・日記』磯上竜也 特別寄稿:まろりぬ
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USO 2
¥1,320
SOLD OUT
あなたが抱えている 哀しくて みっともなくて 可笑しな嘘を ひとつだけ 教えてくれませんか。 極めて私的な文芸誌、好評につき第2弾発売。 [出版社より] 出版社|rn press 定 価|1,200円+税 判 型|文庫判/並製 頁 数|224 ISBN|978-4-910422-00-8 発 行|2020年11月 Contents [ エッセイ ] いとうひでみ 北尾修一 木下龍也 今日マチ子 小谷知也 年吉聡太 矢代真也 若林恵 [ 小説 ] 辻山良雄 野口理恵 [ 漫画 ] 安永知澄 岡藤真依 北村みなみ [ 写真 ] 濵本 奏 特別寄稿:まろりぬ
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ことばと vol.4 ことばとからだ
¥1,760
SOLD OUT
編集長|佐々木敦 ロゴマーク|石黒正数 表紙・本文デザイン|戸塚泰雄 装画・挿絵|近藤恵介 出版社|書肆侃侃房 定 価|1,600円+税 判 型|A5判/並製 頁 数|264 ISBN|978-4-86385-455-0 初 版|2021年10月 Contents [ 巻頭表現 ] 菅原睦子「大丈夫、聞こえているよ。」 [ 創作 ] 上田岳弘「領土」 東山彰良「REASON TO BELIEVE」 古川日出男「太陽 The Sun」 マーサ・ナカムラ「人形師」 [ 特集 ことばとからだ ] ◎小説 金原ひとみ「アイ ドント スメル」 戸田真琴「海はほんとうにあった」 藤野可織「心臓」 松波太郎「あカ佐タな」 ◎対談 千葉雅也×村田沙耶香「水槽の中のからだ/水槽の中のことば」 ◎インタビュー 松波太郎「コトバのカラダにハリを打つ」 [ 第三回ことばと新人賞 ] 笛宮ヱリ子「だ」 [ 翻訳 ] トリスタン・ガルシア「地球外存在」(小嶋恭道訳) [ 本がなければ生きていけない ] 小田原のどか「本にまつわるエッセイ」 和田彩花「「本が好き」のためらい」
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ゲンロン 12
¥2,860
東浩紀が編集長をつとめる思想誌『ゲンロン』最新刊!! 今号の特集では、楠木建氏、鹿島茂氏、桜井英治氏、飯田泰之氏、井上智洋氏、小川さやか氏の論考と座談会で、多様な切り口から「無料がひとを幸せにするか」を考えます。ほか、3万部を突破した東の『観光客の哲学』の増補論考「訂正可能性の哲学」(8万字)をはじめ、演出家の鈴木忠志氏へのインタビュー、民主主義をめぐる宇野重規氏と東の対談、柳美里氏、高山羽根子氏、石戸諭氏らのエッセイなど豪華記事を収録。過去最大のボリュームとなりました。 [出版社より] 編集長|東浩紀 出版社|ゲンロン 定 価|2,600円+税 判 型|A5判/並製 頁 数|492 ISBN|978-4-907188-42-9 初 版|2021年09月 Contents [対談]観光客の民主主義は可能か|宇野重規+東浩紀 [論考]訂正可能性の哲学、あるいは新しい公共性について|東浩紀 [特別掲載]ステイホーム中の家出2(前篇)|柳美里 ———————————— 特集 「無料とはなにか」 [論考]無料についての断章|楠木建 [論考]無料はパリから始まった 1836年の広告革命|鹿島茂 [論考]贈与の境界、境界の贈与|桜井英治 [座談会]無料は世界をよくするのか|飯田泰之+井上智洋+東浩紀 [論考]フリーと多様性は共存するか|飯田泰之 [論考]無料(フリー)ではなく自由(フリー)を 反緊縮加速主義とはなにか|井上智洋 [論考]反自動化経済論 無料はユートピアをつくらない|小川さやか ———————————— [特別掲載]ショベルカーとギリシア|鈴木忠志 聞き手=東浩紀+上田洋子 [随想]所有を夢みて|ウティット・へーマムーン 訳=福冨渉 [論考]死の記憶と忘却 タイ現代文学ノート特別篇|福冨渉 ゲンロンの目 ・「ステイホーム」試論 記録された現実から見えること|石戸諭 ・環八のドン・キホーテと都市生活者の受難|高山羽根子 ・逃げる写真|竹内万里子 論考 ・理論と冷戦 第3回 ハイデガー、フーコー、イラン革命|イ・アレックス・テックァン 訳=鍵谷怜 ・芸術と宇宙技芸 第3回 山水画の論理にむけて|ユク・ホイ 訳=伊勢康平 創作 ・虹霓(こうげい)のかたがわ 第4回ゲンロンSF新人賞受賞作|榛見あきる 解題=大森望 ・ディスクロニアの鳩時計 午後の部Ⅺ|海猫沢めろん コラム ・イスラエルの日常、ときどき非日常 #1 現代イスラエル人とは誰か|山森みか ・国威発揚の回顧と展望 #3 「主義」から遠く離れて|辻田真佐憲 ・イスラームななめ読み #5 ノックの作法と秘する文化|松山洋平 ・ロシア語で旅する世界 #11 アート・アクティヴィズムとポスト・ソ連のロシア社会|上田洋子 ———————————— English English Table of Contents and Abstracts
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トラベシア Vol.6 いしあいひでひこのやさしい人生
¥770
いしあいひでひこ。1963年生まれ、埼玉県在住。職業は介護士。アカウントはandre1977、ツイッター名は初老男性、一般男性。その昔にはno painと名乗っていたとか。サブカルチャーと妹とインターネットとサロン・デュ・ショコラが大好きで、興味がないのはスポーツと動物。音楽、活字、映画、TVドラマ、スイーツ……などなどを絶え間なく摂取し、同じ話題を繰り返す。それは懐古主義ではない。後ろ向きで前に進む、未来志向のノスタルジー。ことばに乗って、ゴダールばりのジャンプカットで20世紀と21世紀を行き来する男。一般人と呼ぶにはあまりにも惜しい、「誰も知らない有名人」のやさしい人生の秘密に豪華な顔ぶれで迫る、世界初の大特集。 [編集部より] 出版社|トラベシア編集部 定 価|700円+税 判 型|A5判 頁 数|62 イラスト・ロゴ原案|畑中宇惟 デザイン|村松道代 編集・発行|鈴木並木 Contents *盛りだくさんのお楽しみ記事! [ モノクロ・グラビア ] いしあいひでひこと笹塚さんぽ|写真・文:lele [ ロング・インタヴュー] 今日もまたいつもの話|聞き手:佐藤麻弥 [ アンケート ] わっしょい! いしあいひでひこの読み方、売り方 依田那美紀 木村有理子 小松夏子 しだゆい 竹内六弦斎 樽本周馬 萩野亮 蓑田沙希 [ 豪華鼎談 ] 女も男も生きやすい社会をつくるには|大九明子×草野なつか×いしあいひでひこ [ 著名作家との往復書簡 ] いしあいひでひこ×姫野カオルコ [ 人生に影響を与えた12曲 ] グレイテスト・ヒッツ 1963-2003|解説:安田謙一 [ イラスト ] かつしかけいた [ 近親者や俊英などによる寄稿! ] ・160GBの宝|セラーズ和虎 ・人生の美しいとき|寺岡裕治 ・東京がいちばん寒かった日|鈴木並木 [ いしあいひでひこ本人の文芸! ] ・自筆年譜(「直筆」ではありません) ・はてなブログから その1 エッセイ(「Got My Mind Made Up」「ハイスクール1968」) ・はてなブログから その2 断片集 ・書き下ろし / アプレ・ゲールのなれの果て
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USO うそ
¥1,100
SOLD OUT
あなたが抱えている 哀しくて みっともなくて 可笑しな嘘を ひとつだけ教えてくれませんか。 「嘘」をテーマにした書き下ろしエッセイ、漫画、詩を収録した“極めて私的な文芸誌”「USO うそ」。リトルプレス版の創刊号は完売となり、入手困難だった創刊号にISBNをつけて改めて販売することになりました。 嘘の奥には「本当」が潜んでいます。誰かの嘘をこっそり覗き見してみませんか。 [出版社より] 出版社|rn press 定 価|1,000円+税 判 型|文庫判/並製 頁 数|176 ISBN|978-4-910422-05-3 発 行|2021年08月 Contents [ エッセイ ] 北尾修一 武田 俊 年吉聡太 新見 直 野口理恵 矢代真也 [ 詩 ] エレナ・トゥタッチコワ [ 漫画 ] 岡藤真依 佐々木充彦 安永知澄 [ 写真 ] 上田 龍
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vanitas No.007 ファッションとジェンダー
¥1,980
SOLD OUT
昨今、アカデミズムのみならず社会全体において「ジェンダー」に関するトピックがさまざまに議論されています。いわゆるジェンダー論やフェミニズムに加え、クィア・スタディーズや男性学といった学問分野が人口に膾炙しはじめているといえるでしょう。言うまでもなく、ジェンダーの問題にはファッションも大きく関わっています。たとえば、私たちが他者のジェンダーを判別するとき、その根拠の多くはファッションにまつわるもの—髪型やメイクも含めて—です。前を歩いている人がスカートをはいていれば、その人を「女性」だと認識する場合が多いでしょう(それが適切かどうかは別として)。 スカートが女性というジェンダーに結びつけられている、というのは言わずもがなです。歴史を振り返らずとも、スカートの構造を知らずとも、子どもですらそう思い込んでいます。しかしながら、スカート(=衣服)が私たちにとってどのような意味を持つのか、換言すれば「人はなぜ衣服を着るのか」という問いの答えは、ジェンダー論やフェミニズムの議論だけを追っていても考えることができません。それゆえ、ファッション研究の側からもジェンダー論にアプローチする必要があるのです。そうしなければジェンダー論は進展しないと言っても過言ではありません。 とはいえ、今号の特集のみでファッションとジェンダーのあらゆる側面を網羅することはできないので、いくつかの視点を提供できればと考えています。具体的に言えば、これまでの号でもずっと通奏低音として響いているテクノロジー、衣服と切り離すことのできない身体、世の中に商品として流通する衣服を制作するファッションデザインという行為など、いくつかのトピックとからめながらジェンダーについて考察するための契機が散りばめられています。 制作にあたってテクノロジーを取り入れ、かつその作品にジェンダーの問題が見え隠れする(ように思われる)HATRAの長見佳祐氏へのインタビュー、スペキュラティヴ・デザインやデザイン・フィクションの手法によって身体やジェンダーの問題を可視化させるデザイナー/アーティストの長谷川愛氏へのインタビュー、ファッションとテクノロジーを架橋するクリエイティブ・コンサルタントの市川渚氏とヴァーチャルリアリティやウェアラブルテクノロジーといったテーマを扱う身体情報学の研究者・檜山敦氏との対談、シェットランド諸島のニットウェアのガンジーの生産者が女性であることに着目する原山都和丹氏の論文、映画『エクス・マキナ』からサイボーグと女性性について分析する増野朱菜氏のエッセイを掲載し、さらにジェンダーをテーマとする展覧会や書籍の紹介を行いました。そのほか、特別に掲載許可をいただいたアネケ・スメリク氏のイリス・ファン・ヘルペン論に加え、難波優輝氏、増永菜生氏、小田昇平氏、工藤源也氏の公募論文も力作揃いです。 本誌を通じて、読者のみなさんがこれからの社会をよりよく生きるための手がかりを見つけられることを期待します。 [編集部より] 責任編集|蘆田裕史+水野大二郎 出版社|アダチプレス 定 価|1,800円+税 判 型|四六変型判・並製 頁 数|192 ISBN|978-4-908251-14-6 初 版|2021年07月 Contents [ interview ] ・長見佳祐(HATRA) ・長谷川愛 ・市川渚+檜山敦 [ paper ] ・原山都和丹「手編みのユニフォーム―シェットランドのガンジー」 ・アネケ・スメリク「フラクタルの襞―イリス・ヴァン・ヘルペンのファッションデザインへの新しい唯物論からのアプローチ」 ・難波優輝「身体のないおしゃれ―バーチャルな『自己表現』の可能性とジェンダーをまとう倫理」(公募) ・増永菜生「『イタリアらしさ』が生まれるとき―2010年代後半のドルチェ&ガッバーナのショーを例に(公募) ・小田昇平「転移をうみだすアクセサリ―ジンメル、ラカン、バルト、メゾン・マルタン・マルジェラのアクセサリをめぐって」(公募) ・工藤源也「フセイン・チャラヤンのファッション・デザインにおける身体の相補的関係―モビリティの発達と私たちの身体のゆくえ」(公募) [ international perspective ] 展覧会紹介 ・A Queer History of Fashion: From the Closet to the Catwalk (クィアなファッションの歴史:クローゼットからキャットウォークまで) ・Manus x Machina: Fashion in an Age of Technology (手仕事と機械:テクノロジーの時代におけるファッション) ・Pink: The History of a Punk, Pretty, Powerful Color (ピンク:パンクで、かわいくて、力強い色の歴史) ・Re: framing Gender (ジェンダーを捉え直す) 書籍紹介 ・Aesthetic Labour: Rethinking Beauty Politics in Neoliberalism (美的労働:ネオリベラリズムにおける美のポリティクスを再考する) ・On the Politics of Ugliness (醜の政治学) ・Appearance and Identity: Fashioning the Body in Postmodernity (外見とアイデンティティ:ポストモダニティにおける身体の形成) ・Fashion and Its Social Agendas: Class, Gender, and Identity in Clothing (ファッションとその社会的指針:衣服における階級、ジェンダー、アイデンティティ) [ critical essay ] ・増野朱菜「サイボーグはウェディング・ドレスの夢を見るか?——サイエンス・フィクションがサイボーグに女性性を与えるとき」 afterword
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イリュミナシオン 創刊号
¥2,200
SOLD OUT
仏・米・露の翻訳文学から物故作家に纏わる創作、エッセイ、写真、ドローイングまで、「死者たち」や「光」をテーマに編んだアンソロジー。死者の眼差しが世界を照らし出す光源のような本になることを願い、『イリュミナシオン』と命名しました。 第一線で活躍する小説家から気鋭の文筆家、翻訳者、写真家、俳優、ミュージシャンまで、多様なジャンルで活動する表現者たちの全作品が初公開となります。 海外文学の紹介には特に力を入れており、アントナン・アルトー、ジョルジュ・バタイユ、アンリ・ミショー、トリスタン・ツァラの本邦初訳作品を掲載。また、エドゥアール・ルヴェ、デイヴィッド・ヴォイナロヴィッチ、アレクサンドル・ヴヴェヂェンスキィといった、日本ではまだあまり知られていない作家の作品も収録しています。 [編集部より] 発行人|原智広 出版社|EK-Stase 定 価|2,000円+税 判 型|A5変型判 頁 数|336 発 行|2021年07月 Contents ・ジャック・リゴー「俺は真面目になる……」 訳=原智広 ・ジャック・リゴー「自殺総代理店」「鏡 断章」 訳=宮脇諒 ・小野麻早[作品] ・ジョルジュ・バタイユ「仮面」「髑髏」 訳=江澤健一郎 ・「あめまるや。」いしいしんじ ・「蛾」ケンゴマツモト ・「無題」階戸瑠李 ・「塊鐡」吉田棒一 ・原口統三「二十歳のエチュード」 仏訳=マリエレーヌ・ポワンソ *部分翻訳 ・「生きることはアンラッキー」狩野萌 ・エドゥアール・ルヴェ「自画像」 訳=原智広 *部分翻訳 ・「死の系譜学ー〈パンデミックー来るべき民衆〉の傍らでー」江川隆男 ・「アルチュール・クラヴァンは生きている」谷昌親 ・アンリ・ミショー「山の娘」「完全性に向かって」「霊感に照らされた時代」 訳=宮脇諒 ・「音読者」矢田真麻 ・「げにも女々しき名人芸」中原昌也 ・「1」南條みずほ ・「偉大な科学者スウェーデンボルグと幽体離脱」角由紀子 ・デイヴィッド・ヴォイナロヴィッチ「ナイフの刃先で生きる」 訳=板倉紗甫 ・濱岡美咲[作品] ・トリスタン・ツァラ「逃走」「雲のハンカチ」「バレス裁判」 訳=山本桜子 *部分翻訳 ・アレクサンドル・ヴヴェヂェンスキィ「まわりにもしや神さまが」「灰色ノート」訳=東海晃久 ・「言語の貧しさを敬え、あるいは死に、死にならえ、歌い人にして貧しき騎士よ」東海晃久 ・「アントナン・アルトー『イヴリーの手帖』との対峙」原智広 ・「火を盗むもの」栗原雪彦
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f/22 第3号
¥1,760
特集1 さあ、カネの話をしよう! 今回の特集はズバリお金。ドキュメンタリーを作るのにはお金がかかる。作り手たちはどのようにやりくりしているのか?第一線で活躍する監督、プロデューサーたちに話を訊いた。そして隣国、韓国のお金事情とは? 特集2 あなたがここにいてほしい ―撮る、という関係性についてー f/22は創刊号から『ルーペ論争』『撮られる者たちの眼差し』という特集を組み、関係性をテーマにしてきた。 このテーマに簡単な答えはないけれど、ほんの少しでも何か心の中に残れば、それがきっとこの本を読んでいるあなた自身の関係性を考える道標になるはずだ。 [編集部より] 発 行|f/22製作委員会 定 価|1,600円+税 判 型|A5判 頁 数|304 ISBN|978-4-9912013-0-1 初 版|2021年07月 Contents ■特集1 さあ、カネの話をしよう! ・お仕事としてのドキュメンタリー ・予算半減 × 黄金期 ×『ザ・ノンフィクション』 味谷和哉 ・映画 × 借金 × 映画 山上徹二郎 ・戦場 × 報道 × 倒産 高世仁 ・ヒット作 × 映画 × 制作会社 大島新 ・韓国 × 映画 × 労働改革 藤本信介 ■特集2 あなたがここにいてほしい ―撮る、という関係性についてー ・敗北を抱きしめて セルフドキュメンタリー『わらってあげる』小沢和史 辻智彦 ・コロナ禍の編集室から 内田利元 前嶌健治 ・映画学校卒業生の忘備録 岸川真 ・ぼくらの日本映画学校時代 早坂伸 岸川真 ・ドキュメンタリーと AV の難しい話 柳下毅一郎 ・編集員・貴家の法からみた『童貞。をプロデュース』問題について 貴家蓉子 ・アフガニスタンで与えられたもの / 撮影への短い愚考 谷津賢二 [ コラム ] ・インサイドクリティーク はざまの場所にいる。それでも<物語>を語る。(『イサドラの子どもたち』によせて) 草野なつか ・若手の言い分 戸田ひかる ・日本から遠く離れて 私がコーディネーターになるまで ソケ ケムバンディット ・シネ・ヌーヴォの出発点~「シネマテークジャポネ―ズ」について~ 景山理 ・VOICE 作り手による機材レビュー LED 照明が撮影現場にもたらしたイノベーション 大久保礼司 子どもと仕事とパートナー『コロナ禍どうしてた?』 [ 連載 ] ・二〇年目の NHK 番組改変事件 #1 満若勇咲 ・SEEDS OF DISCUSSION 03 川上拓也
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ヱクリヲ Vol.13 鬱の時代へ/ポストクリティークⅡ
¥2,420
SOLD OUT
◆特集Ⅰ 鬱の時代へ――失調と回復の哲学 抗不安薬、メンタルヘルス、燃え尽き症候群―― 2020年代、その混沌と向き合う思想 世界で2.6億人を超える患者数が推計され、現代に蔓延する「うつ病」。さらに昨年来の世界規模の感染症流行は停滞と孤立を人々にもたらし、自殺率や抗不安薬使用が増加しつつあります。一方、文化に目を向ければジェネレーションZのアーティストたちが向精神薬やメンタルヘルスについて繰り返し歌い、レトロなリメイク作品が亡霊のように回帰し、SNSのタイムラインは煽動とフェイクで埋め尽くされていく――。 精神医療の現在からポピュラーカルチャー(映画、HIPHOP、ゲーム、漫画)を貫通する憂鬱まで、私たちの社会や文化が抱える疲弊や不安の現れを通して「21世紀の時代精神」を問います。 ◆特集Ⅱ ポストクリティークⅡ――来たるべき批評のために 批判理論の「次」を模索するポストクリティーク実践篇。 前号に掲載した特集ではブリュノ・ラトゥール、イヴ・セジウィックらの訳出論考などから、世界で巻き起こりつつあるポストクリティークの理論動向を紹介しました。続く本特集では実践的な論考を掲載、ポストクリティークの可能性を模索します。SNSの普及に伴い、煽動と対立が繰り返される現代の政治あるいはポピュリズムに対して「情動のデモクラシー」を掲げる宮﨑裕助、ポストトゥルース以降に失われた「フィクション」の可能性を村上春樹の作品群を通じて問う勝田悠紀の論考の他、現代日本の批評とポストクリティークの交差点を巡る大澤聡×杉田俊介の対談を収録。 特集の他にも、全世界2000万部突破の劉慈欣『三体』を扱う楊駿驍による「〈三体〉から見る現代中国の想像力」連載も収録。 [編集部より] 発 行|ヱクリヲ編集部 定 価|2,200円+税 判 型|A5判 頁 数|240 初 版|2021年04月 Contents ◆特集 Ⅰ 鬱の時代へ――失調と回復の哲学 Interview ・蔓延するうつ病と精神医療の現在 北中淳子 ・トラウマから遠く離れて――うつ病とケア、その倫理のために 斎藤環 Critique ・2020年代ポップカルチャーとメンタルヘルスの行方 柴那典 ・ヒップホップと鬱――ゲトー・ボーイズからケンドリック・ラマーまで 吉田雅史 ・ゲームと「鬱」――不可能性の経験 横山タスク ・終わるまではすべてが永遠 木澤佐登志 ・物語は傷だらけのまま進む――ジャンプ漫画の「鬼ごっこ化」から考える成長と憂鬱 横山宏介 ・『インサイド・ヘッド』から『ミッドナイト・ゴスペル』へ――「私」さえいなくなれば、きっとこの苦しみも悲しみもなくなる 伊藤元晴 Appendix ・鬱映画50 伊藤元晴、山下研、横山タスク、若林良 ◆Series 〈三体〉から見る現代中国の想像力 第三回 宇宙から遠く離れて――『三体Ⅲ:死神永生』について 楊駿驍 ◆特集Ⅱ ポストクリティークⅡ――来たるべき批評のために Critique ・情動の退隠――フロイトと現代ポピュリズムの問い 宮﨑裕助 ・距離、あるいはフィクションの恥ずかしさについて 勝田悠紀 Interview ・ポストクリティークと現代・日本・批評 大澤聡×杉田俊介
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NEUTRAL COLORS 2 子どもが初めて学校に入る朝のこと
¥2,750
SOLD OUT
オフセットとリソグラフを融合させた唯一無二のインディペンデント誌、待望の第2号。 NEUTRAL COLORS創刊2号の特集は、「学校」。編集長自ら数十年ぶりに小学校を訪ねる物語。与謝の海支援学校で教育の原点を見つめ、ドイツでシュタイナー教育の魔法を知る。ブータンのヒップホップシーンの多様な色彩、京大吉田寮のブラックホールに闖入する。現役の先生による「ぶっちゃけ話」は2万字を超え、移民の子孫が学校で踊る。その他、アイスランド、鹿児島、ブラジル…どこまでも「超個人的」な内容で問う「学校って何だ?」 [出版社より] 編 集|加藤直徳 装 丁|加納大輔 出版社|NEUTRAL COLORS 定 価|2,500円+税 判 型|B5判 頁 数|256 ISBN|978-4-909932-06-8 初 版|2021年05月 Contents ●プロローグ 娘が初めて学校に入る朝のこと 写真&文=加藤直徳 ●与謝の海支援学校 「ぼくらの学校」をさがして 写真=吉田亮人/文=矢萩多聞 ●ブータン 教室と落書き 写真&文=関 健作 ●京都 「わたし」の学校 文&イラスト=TSUTA ●エッセイ 私の好きなセンセイ 李 生美/川内有緒/山下賢二 ●京大吉田寮 今日もアジールに陽が落ちて 写真&文=野村幹太 ●座談会 学校のせんせい ぶっちゃけ座談会 文=兵藤育子 ●移民と学校 ストレンジャー 写真&文=太田明日香 ●アイスランド 小さな国の大きな教育 文=ラッガ/写真=宮本 武 ●エッセイ 本の虫とエイリアン イラスト=テンボ/写真&文=ショーン・ロトマン ●京都 学校を巡る三代記 文=稲岡亜里子 ●ドイツ オイリュトミーという魔法の泉 写真&文=堀江伸吾 ●ブラジル ファベーラの夜 秦野の朝 写真&文=伊藤大輔 ●鹿児島 冠岳小学校最後の子どもたち 文=川内有緒/写真=三好大輔
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Jodo Journal vol.2 創ることのいまとここ
¥1,100
SOLD OUT
これまでの生活もままならない非常事態の中で、芸術文化はいかに存在し、生き抜くことができるのだろうか。 パンデミックとローカリティを切り口に、芸術文化の多様な担い手に注目した特集「創ることのいまとここ」、ポストトゥルースを起点に現代社会や芸術について考える巻頭対談「ポストトゥルースと「創造」の現在」(大橋完太郎×千葉雅也)、多彩なゲストによるレクチャーシリーズ「書く×編む×作る」(千葉雅也、福永信、佐々木敦、小田原のどか)。 これに加えてロングインタビューやエッセイ、クロスレビューや論考を通じて、創造することの現在地点を多角的に描き出す。パンデミックのただ中で創作の現状を捉え直すことは、コロナ以後の芸術文化を模索するためのヒントとなるはずだ。 [編集部より] 発 行|浄土複合 定 価|1,000円+税 判 型|A5変型判・並製 頁 数|144 初 版|2021年02月 Contents [ 巻頭対談 ] ポストトゥルースと「創造」の現在——フィクション、資本主義、ポストモダン 大橋完太郎×千葉雅也 [ レクチャーシリーズ ] 書く×編む×作る ・千葉雅也|それぞれの「書けてしまいかた」を発明する ・福永信|あらゆる場所に読者を作る ・佐々木敦|「色々あって、もう一つ」を実現するために ・小田原のどか|彫刻・ジェンダー・乗り心地 [ 特集 ] 創ることのいまとここ PART 1 パンデミック——非常事態の中で ・パンデミック下のクラブカルチャー Kotsu/ミタ/SEKITOVA 聞き手・文=足利大輔 ・コロナ禍のアンサンブル 音遊びの会 聞き手・文=羽渕徹 ・記憶のダイアローグ サトウアヤコ 聞き手・文=ギサブキリコ PART 2 ローカリティ——創る/生きることの足元 ・インディペンデントな批評誌を作る 渋革まろん/依田那美紀 聞き手・文=八坂百恵 ・記憶をかたどる ベ・サンスン 聞き手・文=尾角朋子 ・複合的な人々 太田泉/長谷川実央/小西雄次郎/片山逹貴/勝間田菜穂/岡本昌也/黒木結 聞き手・文=中谷利明 ・みんなで、ちょっとひとやすみ 足利大輔/日岡美穂/山田真也 聞き手・文=廣橋美侑 [ ロングインタビュー ] ・中尾拓哉 生活と制作をめぐる評論 聞き手・文=海老塚伸之 ・篠原雅武 再物質化する環境 聞き手・文=山田真也 [ エッセイ ] ・月と銀閣寺を愛でる 文=日岡美穂 ・アートを買う 文=淺井忠博 [ クロスレビュー ] ・パンデミック下で作品を捉えなおす ・「杉本博司 瑠璃の浄土」展 ・「京芸 transmit program 2020」展 ・「生誕140周年 熊谷守一展 わたしはわたし」 ・「ニューミューテーション#3」展 [ 論考 ] ・池田剛介 パンデミック下で考える、分割と均衡のオルタナティヴ
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エトセトラ VOL.5 私たちは韓国ドラマで強くなれる
¥1,430
フェミニストが韓国ドラマを語り、フェミニズムで韓国ドラマを知る——¥。 韓国ドラマは一体なぜこんなにも私たちを熱くするのか? 数々の名ドラマが生まれてきた背景を探り、文化をアップデートしてきた女性たちのことばを聴く。進みつづける韓国ドラマに、私たちも続けるはず。 [編集部より] 責任編集|小山内園子・すんみ 出版社|エトセトラブックス 定 価|1,300円+税 判 型|A5判・並製 頁 数|128 ISBN|978-4-909910-12-7 初 版|2021年05月 Contents 特集 私たちは韓国ドラマで強くなれる はじめに 小山内園子 [ 韓国ドラマの今 ] ・オ・スギョン「#MeToo運動後に韓国ドラマで描かれた女性の物語」(承賢珠訳) ・ファン・ギュンミン「進化するヒロインたち:韓国ドラマにおける女性像の変遷」 [ 読者アンケート ] ・あなたがフェミニズムを感じるドラマ [ 韓国ドラマを知る ] ・韓国ドラマと韓国社会・女性史年表(作成:山下英愛) ・金香清「韓国ドラマの歴史を知るために――『砂時計』を振り返る」 ・成川彩「視聴者の声に敏感な韓国のドラマ作り」 ・木下美絵「飾らない、飾る必要もない、女性たちの結婚・出産ストーリー」 ・韓国の女性たちが選ぶ〈両性平等メディア賞〉とは ・韓国ドラマの「企画意図」を読む [ インタビュー ] ・チョン・セラン「『保健教師アン・ウニョン』について一問一答」 ・山下英愛「韓国フェミニズム研究者が語る、ドラマと女性たちの結びつき」 ・イ・ラン「固定観念をひっくり返してみたくて私はドラマをつくってきた」 [ 私が好きなドラマと台詞 ] ・松田青子✕『ハイエナ』 ・小林エリカ✕『愛の不時着』 ・今井亜子✕『椿の花咲く頃』 ・アンティル✕『宮廷女官チャングムの誓い』 ・温又柔✕『愛の不時着』 ・金承福✕『美しき人生』 [ コラム ] ・河野真理江「『メロ』と『悪女』――韓国宮廷時代劇についての覚書」 ・西森路代「韓国ドラマのビジュアルは、なぜ日本でラブコメ風になってしまうのか」 [ 対談 ] ・田房永子✕柚木麻子「私たちは日本のドラマでも強くなれる?」 [ 編集部座談会 ] 変化し続ける韓国ドラマにこれからもついていきます! おわりに すんみ [ 連載 ] ・編集長フェミ日記 2020年11月〜2021年4月/小山内園子・すんみ ・新連載! ふぇみで大丈夫 ナガノハル/vol.1:女は経済的自立で自由になるか? ・ここは女を入れない国 伊藤春奈(花束書房)/第3回:甲子園と女人禁制 ・Who is she? 大橋由香子/第3回:乳を売る彼女 ・LAST TIME WE MET彼女たちが見ていた風景 宇壽山貴久子 ・私のフェミアイテム 森本優芽 ・NOW THIS ACTIVIST 津賀めぐみ ・etcbookshop通信 [ 寄稿 ] ・いちむらみさこ「感動ビジネスと家父長制組織のオリンピック・パラリンピック」 ・岩川ありさ「呼びかけと応答――フェミニズム文学批評という革命」 Chief Editor 小山内 園子 Sonoko Osanai 1969年生まれ。東北大学教育学部卒業。NHK報道局ディレクターを経て、延世大学などで韓国語を学ぶ。訳書に、姜仁淑『韓国の自然主義文学』(クオン)、キム・シンフェ『ぼのぼのみたいに生きられたらいいのに』(竹書房)、チョン・ソンテ『遠足』(クオン)、ク・ビョンモ『四隣人の食卓』(書肆侃侃房)、キム・ホンビ『女の答えはピッチにある 女子サッカーが私に教えてくれたこと』(白水社)、イ・ミンギョン『私たちにはことばが必要だ』『失われた賃金を求めて』(すんみとの共訳・タバブックス)、チョ・ナムジュ『彼女の名前は』(すんみとの共訳・筑摩書房)、カン・ファギル『別の人』(エトセトラブックス)がある。 すんみ 翻訳家・ライター。早稲田大学大学院文学研究科修了。訳書にキム・グミ『あまりにも真昼の恋愛』(晶文社)、チョン・セラン『屋上で会いましょ う』(亜紀書房)、共訳書にリュ・ジョンフン他『北朝鮮 おどろきの大転換』(河出書房新社)、イ・ミンギョン『私たちにはことばが必要だ フェ ミニストは黙らない』『失われた賃金を求めて』(タバブックス)、チョ・ナムジュ『彼女の名前は』(筑摩書房)などがある。
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LOCUST vol.4 長崎への困難な旅路
¥1,760
SOLD OUT
旅行×批評誌『LOCUST』vol.4! 旅の体験から言葉を紡いでいくイナゴの群れ。 コロナ禍の中、「旅行へ行く」こと自体が重たい意味を帯びるようになってしまった。厳密な安全か、思考放棄かーー。極端な思考に流れ落ちる前に、「真剣ななんとなく」にとどまること。「長崎」という、様々な苦難の歴史を重ねた土地から我々が感じたのは、「真剣ななんとなく」の実践だった? 遠藤周作とキリスト教、カズオ・イシグロと架空の長崎、野田秀樹と軍艦島。小田原のどかと語る記念碑と記憶の問題。原爆、火山、禁教。あらゆるテーマが絡み合う場所を、蛇行するように進む旅の記録/批評です。 ー ■LOCUST(ロカスト)とは… 批評の言葉で作る、新しい旅行の本です。本の作り手たち(編集者、執 筆者、デザイナー etc.)が直接その街・その場所に足を運び、互いに言 葉を交わしあい、そこで感じたことを文章や写真などの表現に変えていきます。とても遠回りな、だからこそ様々な可能性に開かれた旅行ガイドを、『LOCUST』は目指しています。 [編集部より] 発 行|LOCUST編集部 定 価|1,600円+税 判 型|182mm*128mm 頁 数|178 初 版|2020年12月 Contents [ 特集:長崎への困難な旅路 ] ・ロカスト座談会第1部 長崎という土地について ・ロカスト座談会第2部 コロナ禍を経て「旅行」の意義を見つめ直す ・永井隆と痛みの神話 / 伏見 瞬 ・ ポスト・ナショナリズムはどこにある?― 小田原のどかと長崎を語る― ・ あてにならない地図 ― カズオ・イシグロの長崎を迷う / 河野 咲子 ・ 旅行の擁護/寺門信 ・ 瓦礫を讃える戯曲集 ― 野田秀樹についての覚書 / イトウモ ・ フィクションの中のナガサキ ・ 長崎の三つの歌碑 / 灰街 令 ・ 沈黙のパジャマパーティー / マリコム ・ 対馬の朝鮮通信使 ・ トンチンカンな長崎と人形 / 南島 興 ・ 長崎のミュージアム ・ 静かなる連想のコラージュ / 谷 美里 ・ 五島列島の教会 ・ 霧と双眼鏡のある風景 鬼岳 長崎県五島市上大津町 ・ インタビュー 中園成生(平戸市生月町博物館・島の館 学芸員) ・ 雲仙地獄とハウステンボス― もうひとつのテーマパーク史 / 谷頭 和希 ・ 自然と人間の相互干渉の歴史 諫早湾の干拓事業 ・ 新しい「距離」を考えるための移動(デジタル・)オブジェクトとしての軍艦島と私 / 北出 栞 ・ ガラス工房「瑠璃庵」オーナー・竹田克人さんとの対話から辿る「ガラスの道」 ・ 長崎の食 ・ 長崎の宿 ・Series 連載 特別企画 北出がまろんにお悩み聞きにゆく
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融 vol.2 信頼構築のための発声練習
¥1,100
阿瀬みちと神楽坂いづみの合同誌融、第二巻発売! 第一弾をご購入いただけたおかげで二冊目を作ることができました。読者のみなさんへの感謝の気持から、前向きな創作ができました。今回は信頼構築のための発声練習と題して、今後の展開を二人で話し合って方向づけた過程である対談と、フェミニズム系の書籍を読んだ感想文、巻末に寄せた短いエッセイ、過去に書いた小説を掲載しています。 ネガティブなイメージで語られがちなフェミニズムですが、もっと明るく、ポジティブに、相互理解を目指して考えてゆきたいです。 vol.3は、vol.1と同じく、課題図書を設定し、いづみとみち子が同じ書籍を読んで感じたことを語り合う予定です。お楽しみに。 [編集部より] 発行人|神楽坂いづみ&阿瀬みち[全人類のための家族補完計画] 定 価|1,000円+税 判 型|A5判・並製 頁 数|76 発 行|2021年05月 Contents ・対 談 信頼構築のための発声練習 阿瀬みち・神楽坂いづみ ・エッセイ 声をかき鳴らせ——『ヒロインズ』『インセスト』『才女の運命』に見るミューズたちの人生 阿瀬みち ・エッセイ 包摂の末路——菊池夏野『日本のポストフェミニズム』を中心に 神楽坂いづみ ・小 説 傷のない踵 阿瀬みち ・小 説 イレーヌと漂いつつ 神楽坂いづみ ・あとがき 阿瀬みち ・あとがき 神楽坂いづみ
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融 vol.1 家族とジェンダー
¥1,100
SOLD OUT
神楽坂いづみ・阿瀬みちのはじめての合同誌です。 ジュディス・バトラーの「ジェンダー・トラブル」を読んでぶちあがった男女二人が真心こめて作りました。家族やジェンダーについて考えた結果(途中経過です)。対談・エッセイ・小説が収録されたA5サイズ、56ページ。 [編集部より] 発行人|神楽坂いづみ&阿瀬みち[全人類のための家族補完計画] 定 価|1,000円+税 判 型|A5判・並製 頁 数|56 発 行|2021年01月 Contents ・エッセイ 転がることが人生だ。 阿瀬みち ・エッセイ 差別を視る 阿瀬みち ・創 作 幼壊 神楽坂いづみ ・対 談 家族とジェンダー バトラー『ジェンダー・トラブル』を読む 阿瀬みち・神楽坂いづみ ・創 作 BURN IT OUT 阿瀬みち ・エッセイ あとがきに代えて。 阿瀬みち ・エッセイ 他者承認の不可能制についての(長い)考察 神楽坂いづみ
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COUCHONS vol.2 Andy Milligan
¥1,200
SOLD OUT
トラッシュ・ホラー界の異端児? 人間嫌いのゲイ作家? ハーシェル・ゴードン・ルイスへのスタテン島流のアンサー? 最低映画とされながら、ニコラス・ウィンディング・レフンをフィルム購入&レストアに駆り立て、映画本史に残る超豪華伝記が発売される監督……。そんな、いまだ人を魅了しつづける理由はなんなのか? COUCHONS 第2号は、祝Blu-ray BOXリリース! アンディ・ミリガン特集! [編集部より] 編集・デザイン|上條葉月 表紙コラージュ|アンディ・ボリュス 発 行|Édition COUCHON 定 価|1,200円 判 型|A5判 頁 数|40 発 行|2021年01月 [執筆者] 朝倉加葉子、氏家譲寿(ナマニク)、恵木大(ヒロシニコフ)、上條葉月、継田淳、中原昌也、 ステファン・スロワー、アンディ・ボリュス、ジミー・マクドノー(短評)
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DISTANCE vol.3
¥1,100
発 行|DISTANCE編集部 定 価|1,100円+税 判 型|A4判、オールカラー 頁 数|52 Contents ・【巻頭イラストレーション】「パンプルムースの一日」Kanna Takeda ・【巻頭インタビュー】「再会」俳優・野村陽介 ・【エッセー】「分断のスイッチ」記者・伊藤怜奈 ・【Diary】「12/26」「1/16」加藤皓之進 ・【特集】「となりの家族 コロナ禍で家族について考える」 結婚・深沢菜々子 子育て・川野裕佳 介護・長崎友絵 ・【写真エッセー】「自粛の窓辺 花束の行方」 狐塚崇子 ほか、イラストレーション等
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DISTANCE vol.1 + vol.2
¥800
発 行|DISTANCE編集部 定 価|800円 判 型|A4判、オールカラー 頁 数|32+56
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ことばと vol.3 ことばと音楽
¥1,760
編集長|佐々木敦 ロゴマーク|石黒正数 表紙・本文デザイン|戸塚泰雄 装画・挿絵|近藤恵介 出版社|書肆侃侃房 定 価|1,600円+税 判 型|A5判/並製 頁 数|288 ISBN|978-4-86385-455-0 初 版|2021年04月 Contents [ 巻頭表現 ] 森栄喜「Die-in Tulips」 [ 創作 ] 青柳菜摘「フジミ楼蜂」 市原佐都子「蝶々夫人」 柴崎友香「知らない街のように」 水沢なお「生殖する光」 [ 特集 ことばと音楽 ] ◎小説 柴田聡子「新曲・Best Friend」 町田康「むかし話」 ◎歌詞 イ・ラン「私はある女の生き様を想像してみる」(カン・バンファ訳) 小島ケイタニーラブ「帰ってきたシーラカンス」 崎山蒼志「時間」 澤部渡(スカート)「私が夢からさめたら」 さや(テニスコーツ)「その夢のなか」 澁谷浩次(yumbo)「歌の終わり」 寺尾紗穂「香水」 豊田道倫「海の街へ」 七尾旅人「元日の横須賀」 野口順哉(空間現代)「符牒」 蓮沼執太「フェイシズ」 山本精一「二度寝の子守唄」 諭吉佳作/men「から」 ◎対談 佐藤良明×細馬宏通「言葉と音楽、そのしくみをめぐって」 [ 第二回ことばと新人賞 ] 大沼恵太「ゾロアスターの子宮」 山縣太一「体操させ、られ。してやられ」 [ 翻訳 ] 胡遷「空気銃」(濱田麻矢訳) [ 本がなければ生きていけない ] 東千茅「言葉に呑まれる」 百瀬文「あのページで逢いましょう」
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COUCHONS vol.1 Jean Rollin
¥1,200
SOLD OUT
吸血鬼映画を中心に60年代から2000年代まで50本以上もの映画を監督したフランスホラー映画作家、ジャン・ローラン。 幼少期をバタイユと過ごし、連続活劇に憧れ、ブニュエルやフランジュを敬愛したローラン。ローランの描く女吸血鬼たちとは?長年に渡り、描き続けた浜辺のイメージとは?ジェス・フランコとの関係は? ユーロトラッシュ映画にとどまらないローランの魅力に迫った特集ZINE! [編集部より] 編集・デザイン|上條葉月 表紙デザイン|中原昌也 発 行|Édition COUCHON 定 価|1,200円 判 型|A5判 頁 数|40 発 行|2021年01月 Contents ・Who is Jean Rollin? ・Where to start with Jean Rollin ・ジャン・ローランの初期長編映画:吸血鬼四部作/石井賢二 ・『血とバラ』から辿る、ふたり女吸血鬼映画史/山崎圭司 [コラム]デビュー当時、吸血鬼映画あれこれ ・概観:70〜80年代のローランとフレンチホラー/涌井次郎 ・ジャン・ローランのゾンビ映画/伊東美和 [コラム]ローランの浜辺と墓地 ・杭打海岸、下から見るか、横から見るか/中山洋孝 ・双子になりきれない女たち/上條葉月 [コラム]Associations ゆかりのひとたち ・ラーエについて考えた/中原昌也 ・ジャン・ローランとX映画/上條葉月 [Interview]ジャン・ローラン 聞き手:アイダ・ルイロヴァ(2002年) [コラム]Related Works ジャン・ローラン Filmography
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ビンダー vol.7 自然
¥1,100
ククラス編集発行の同人誌『ビンダー』の第7号「特集:自然」です。 2020年11月発行、全204ページ、表紙写真・qp。 [編集部より] 発 行|ククラス 編 集|湯川静、noirse 定 価|1,000円+税 判 型|A5変形判 頁 数|268 初 版|2017年11月 Contents [ 特集:自然 ] 巻頭文 ・てらまっと「フィクショナル・ネイチャー── 『のんのんびより』における自然について」 ・noirse「神と「ディール」せよ──ポストジブリとしての新海誠論」 ・志津史比古「ゲームシステムとしての現実世界 ──アニメ『ソードアート・オンライン』論」 ・大岩雄典「キス、自害、もしくはアリスを突き放すことの「自然」さについて :ヴィデオゲームのプレイあるいは攻略の自然主義・試論/『デトロイト ビカム ヒューマン』論」 ・noirse「殺されたヴェイパーウェイヴとその幽霊について」 ・noirse〔連載〕21世紀映画論 第7回 あなたの物語は美しい夢 ・Murderous Ink「コロナウィルスのスパイクはなぜ赤いのか」 ・河原学〔連載〕セル(画)論 第七回 山と森のススメ△、および表面/足下の自然について ・すぱんく the はにー「連綿、と息づく」 ・山形一生「杖」 ・伊藤螺子「ふたりでお茶を」 【マンガ】飛白 [ 連載、その他 ] ・Murderous Ink「可視光」 第二回「馬が走る 猫が落ちる」 ・鈴木並木「東京は広い」 ・かつしかけいた「いすとわ」第3回
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るるるるん vol.2 冷蔵庫
¥880
SOLD OUT
文芸ユニットるるるるん。 UNI とかとうひろみは3月クララと走りだす。 著 者|かとうひろみ・UNI・3月クララ 定 価|800円+税 判 型|B6判/並製 頁 数|70 発 売|2020年11月
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NOBODY issue 48 CURRENT MONTAGE 2000-2020
¥2,200
SOLD OUT
雑誌 「NOBODY」は、映画を中心に、音楽、書籍、美術、建築等の文化的事象、そのさまざまな作品や作り手たちを幅広い視点から紹介する、カルチャー批評誌です。 [編集部より] 発 行|nobody編集部 定 価|2,000円 判 型|B5判変型 頁 数|200 刊行|2020年11月 Contents 特集 CURRENT MONTAGE 2000-2020 [ インタヴュー ] 黒沢清(監督)『スパイの妻』 青山真治(監督)『空に住む』 瀬田なつき(監督)『ジオラマボーイ・パノラマガール』 ダミアン・マニヴェル(監督)『イサドラの子どもたち』 [ 論考 ] ペドロ・コスタ『ヴィタリナ』 [ インタヴュー ] ・黒岩幹子(編集者、ライター、元NOBODY編集長) ・坂本安美(アンスティチュ・フランセ日本 映画プログラム主任) ・樋口泰人(映画批評家) ・藤原徹平(建築家) ・中原昌也(小説家、音楽家) ・廣瀬純(批評家) [ 再録 ] ・刊行記念トークイベント「映画の絶対的な新しさのために」@渋谷ユーロライブ(濱口竜介/三宅唱/NOBODY編集部) ・刊行記念トークイベント「『映画の絶対的な新しさのために』、NOBODYは再起動する。 雑誌『NOBODY』は、濱口竜介、三宅唱をどう見てきたか」@京都出町座(田中誠一/NOBODY編集部) [ NOBODY 2000-2020 ] ・NOBODY関連年表 ・NOBODY BEST 2000-2019 ・NOBODY全号解説 [ 連載 ] 第7回「衆人皆酔、我独醒」荻野洋一
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エトセトラ VOL.4 女性運動とバックラッシュ
¥1,430
SOLD OUT
フェミマガジン4号目のテーマは「女性運動とバックラッシュ」! #KuToo運動の石川優実とともに、女性の運動を知る特集号。 70年代ウーマンリブ以降日本で運動してきた女性たちの話に耳を傾け、エッセイや漫画で女性運動史を学び、そして女性が声をあげる度に毎度起きてきた「バックラッシュ」とは一体何か考える論考も充実。600人の読者が参加した「あなたの#MeTooと怒りをきかせてください」アンケートをはじめ、ハイヒール着用について大手企業25社へのアンケート、漫画表現について出版各社へも質問しています。 声をあげ立ち上がってきた女性たちと連帯し、運動を実践する一冊です! [編集部より] 責任編集|石川優実 出版社|エトセトラブックス 定 価|1,300円+税 判 型|A5判・並製 頁 数|128 ISBN|978-4-909910-09-7 初 版|2020年11月 Contents 特集:女性運動とバックラッシュ 声をあげ立ち上がった女たちの年表(作成:大橋由香子) [ インタビュー:運動の女性たちにきく ] 米津知子 山田満枝 高木澄子 福島みずほ 正井禮子 [ 写真・エッセイ ] 松本路子 [ コラム:女たちの運動史 ] 佐藤繭香/サフラジェット 大島史子/女性参政権運動 柚木麻子/青鞜 伊藤春奈(花束書房)/炭鉱女社会 大橋由香子/中ピ連 斉藤正美/メディアの中の差別を考える会 小川たまか/性暴力を許さない女の会 [ 論考:運動とバックラッシュ ] 斉藤正美・山口智美 三浦まり 飯野由里子 北原みのり [ #MeTooアンケート ] 600人が答えた「あなたの#MeTooと『怒り』についてのアンケート」 [ #KuTooアンケート ] 職場でのヒール着用について企業25社にアンケート [ 対談 ] 伊藤詩織✕石川優実 [ 鼎談 ] 飯田光穂✕遠藤まめた✕石川優実 [ 表現とジェンダーバイアスを考える ] 論考:楠本まき「言葉/思考/記録/行動」 出版社アンケート [ アンケート ] 疲れないで運動をつづけていく方法 [ 連載 ] 編集長フェミ日記 石川優実 ここは女を入れない国 伊藤春奈(花束書房)/第2回:歌舞伎と女人禁制 Who is she? 大橋由香子/第2回:捕まってしまった彼女 LAST TIME WE MET彼女たちが見ていた風景 宇壽山貴久子 私のフェミアイテム nichinichi NOW THIS ACTIVIST 女たちの戦争と平和資料館(wam) etcbookshop通信 Feminist Report 塚原久美「アフターコロナの世界の中絶」 [ 詩 ] モジャ・カーフ/相川千尋訳 「ヒジャブ・シーン#7」「食器を洗ってくれる男が好きだ」 責任編集 石川 優実 Yumi Ishikawa 1987年生まれ、愛知県出身。俳優、アクティビスト。18歳から芸能活動を開始。2017年、グラビアアイドル時代に受けた性被害を告発し、#MeTooムーブメントの中で話題となる。2019年、職場で女性のみにヒールやパンプスを義務付けることは性差別であるとして#KuToo運動を展開、厚生労働省へ署名を提出した。この運動は世界中のニュースで取り上げられ、同年10月英BBCにより世界の人々に影響を与えた「100 Women」に選出された。著書に『#KuToo : 靴から考える本気のフェミニズム』(現代書館)。
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ことばと vol.2 ことばと演劇
¥1,870
編集長|佐々木敦 ロゴマーク|石黒正数 表紙・本文デザイン|戸塚泰雄 装画・挿絵|近藤恵介 出版社|書肆侃侃房 定 価|1,700円+税 判 型|A5判/並製 頁 数|328 ISBN|978-4-86385-423-9 初 版|2020年10月 Contents [ 巻頭表現 ] いとうひでみ「生業」 [ 創作 ] 佐藤亜紀「性頑愚にして強訴を好む」 瀬尾夏美「押入れは洞窟」 滝口悠生「夜の電話のための戯曲」 [ 特集 ことばと演劇 ] ◎戯曲 飴屋法水「スワン666」 岡田利規「THE VACUUM CLEANER」 ◎小説 綾門優季「唯一無二」 犬飼勝哉「住吉コーポ二〇一」 鳥山フキ「どこ行った」 中村大地「はなのゆくえ」 松原俊太郎「イヌに捧ぐ」 宮﨑玲奈「蟹いいよ」 本橋龍「植物の家」 ◎対談 山下澄人×佐々木敦「演戯の生成、小説の誕生」 [ 第一回ことばと新人賞 ] ◎佳作 金名サメリ「道ジュネー」 永井太郎「残って拡散する響き」 [ 翻訳 ] アリ・スミス「本当の短編小説」(木原善彦訳) [ 本がなければ生きていけない ] 久保明教「あいだをさぐる」 児玉雨子「等身大九龍城」
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ゲンロン 11
¥2,750
東浩紀が編集長をつとめる思想誌『ゲンロン』最新刊!! 小特集「『線の芸術』と現実」では、マンガ家の安彦良和氏と山本直樹氏をお招きしたふたつの座談会を軸に、マンガの「線」の政治性と歴史性を考えます。ほか原発事故から「悪の愚かさ」を考える東の論考、『新記号論』の石田英敬氏による西田幾多郎論、本邦初訳のプラープダー・ユンのSF作品など、充実の内容をお届けします。柳美里氏や巻上公一氏ら多彩な著者が「旅」を綴る新コーナー「ゲンロンの目」も開始。幅広い読者の関心を刺激する誌面です。 [出版社より] 編集長|東浩紀 出版社|ゲンロン 定 価|2,500円+税 判 型|A5判/並製 頁 数|424 ISBN|978-4-907188-38-2 初 版|2020年09月 Contents [ 巻頭論文 ] 悪の愚かさについて2、あるいは原発事故と中動態の記憶 東浩紀 [ 巻頭小説 ] ベースメント・ムーン(冒頭部) プラープダー・ユン 福冨渉訳 解説 バンコクは人工意識の夢を見るか 福冨渉 [ 小特集 「線の芸術」と現実 ] 座談会/あたたかな線と古代史――なぜ歴史を描くのか 安彦良和+武富健治+東浩紀 座談会/革命から「ラムちゃん」へ 大井昌和+さやわか+東浩紀 座談会/白黒二値と連合赤軍――『レッド』をめぐって 山本直樹+さやわか+東浩紀 論考/独立国家論 第10回(最終回) 偽史と血統の『韃靼タイフーン』 速水健朗 論考/それはすでに線ではない――ドット・筆・Gペン 伊藤剛 [ 特別掲載 ] 「記号の場所」はどこにあるのか――『新記号論』から西田幾多郎を読む 石田英敬 [ ゲンロンセミナー ] 井筒俊彦を読みなおす――新しい東洋哲学のために 安藤礼二+中島隆博 [ ゲンロンの目 ] アガルタの前に立つ――ヒカシュー版シベリア神秘紀行 巻上公一 満洲で愚かさを記す 小川哲 論考/ソ連団地の憂鬱 本田晃子 論考/芸術と宇宙技芸 第2回 ヨーロッパのあとに、悲劇的なものをこえて ユク・ホイ 伊勢康平訳 論考/理論と冷戦 第2回 実存主義と国民=民族(ネーション)の問い イ・アレックス・テックァン 鍵谷怜訳 ステイホーム中の家出 柳美里 「映え」と写真の可能性 大山顕 [ 創作 ] 人間の子ども 第3回ゲンロンSF新人賞受賞後第一作 琴柱遥 解題=大森望 ディスクロニアの鳩時計 午後の部X 海猫沢めろん [ コラム ] 国威発揚の回顧と展望 #2 東京五輪と「象徴のポリティクス」 辻田真佐憲 イスラームななめ読み #2 「イスラム」VS.「イスラム教」 松山洋平 ロシア語で旅する世界 #10 循環する記憶 上田洋子 [ English ] English Table of Contents and Abstracts
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nyx 第5号 聖なるもの/革命
¥2,200
SOLD OUT
◎第一特集「聖なるもの」 主幹:江川純一×佐々木雄大 〈聖なるもの〉という概念は人間や社会、宗教にとって重要な意義をもちうるのだろうか。それとも、単なる虚構にすぎず、捨て去られるべきなのか。宗教学を軸に、さまざまな分野で語られることば〈聖なるもの〉を問い直す。 ◎第二特集「革命」 主幹:斎藤幸平 近年の世間において「革命」は「主流に反対を唱えるだけの時代遅れな野蛮なもの」程度に軽んじられているように見える。しかし革命は自由と平等を論じる際に不可欠な役割を果たしてきたのみならず、革命は主権、暴力、民主主義をめぐる様々な問い誘引してきた。その自由や平等をめぐる問いを改めてここに再構築していく。 ◎単発記事 千葉雅也×マルクス・ガブリエル「「新実在論」「思弁的実在論」の動向をめぐって」マルクス・ガブリエル京都大学講演 「なぜ世界は存在しないのか――〈意味の場の存在論〉の〈無世界観〉」 [編集部より] 主 幹|江川純一×佐々木雄大/斎藤幸平 出版社|堀之内出版 定 価|2,000円+税 判 型|A5判/並製 頁 数|344 ISBN|978-4-906708-72-7 初 版|2018年09月 Contents [ 第一特集 聖なるもの ]主幹:江川純一×佐々木雄大 ・佐々木雄大 序文「〈聖なるもの〉のためのプロレゴメナ」 ・江川純一×佐々木雄大 対談「〈聖なるもの〉と私たちの生」 ・馬場真理子「空虚な「聖なるもの」」 ・桑原俊介「オットーの聖なるものと魂の根底(Fundus Animae, Seelengrund)――ドイツ神秘主義と近代認識論(心理学・論理学・美学)の系譜から」 ・江川純一「ペッタッツォーニの「サクロロジア」」 ・佐々木雄大「堕天使と悪魔の諍い――カイヨワとバタイユとの〈聖なるもの〉の差異」 ・ミルチャ・エリアーデ、奥山史亮 訳「原始神話体系」 ・奥山史亮「原始神話体系」解題 ・溝口大助「沸騰、贖罪、死――デュルケム学派宗教社会学における「聖なるもの」」 ・橋本一径「イメージと聖なるもの」 ・藤井修平「宗教認知科学(CSR)における脱神秘化された「聖なるもの」」 ・ドミニク・ヨーニャ=プラット、小藤朋保 訳「聖――形容語から実詞」 ・ダニエル・エルヴュー゠レジェ、田中浩喜 訳「社会学者と聖なるもの」 ・鶴岡賀雄「「聖なる(もの)」という言葉を使うために」 ・鴻池朋子×江川純一 対談「アート・魔法/呪術」 [ 第二特集 革命 ]主幹:斎藤幸平 ・深井智朗「宗教改革は「革命」なのか」 ・鳴子博子「ルソーの革命とフランス革命――暴力と道徳の関係をめぐって」 ・石川敬史「収斂としてのアメリカ革命」 ・斎藤幸平「革命と民主主義――マルクス対ポスト・マルクス主義」 ・塩川伸明「ポスト社会主義の時代にロシア革命とソ連を考える」 ・酒井隆史「各人はその能力に応じて、各人にはその必要に応じて――コミュニズムはなぜ「基盤的」なのか? [ マルクス・ガブリエル来日関連記事 ] 千葉雅也×マルクス・ガブリエル 対談 「新実在論」「思弁的実在論」の動向をめぐって マルクス・ガブリエル、加藤紫苑 訳 「なぜ世界は存在しないのか――意味の場の存在論と無世界観」 [ 単発記事 ] 飯田賢穂 レポート「なぜ、哲学なのか? 発言する哲学、越境する哲学」
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nyx 第4号 開かれたスコラ哲学/分析系政治哲学とその対抗者たち
¥2,200
スコラ哲学の隠された知恵の復興が現代の知を照らし出す新たな光源となることを願って——。 第一特集「開かれたスコラ哲学」は古代ギリシア哲学、教父哲学、ルネサンス、近代フランス思想、ドイツ観念論、現代哲学といった諸時代の思潮とスコラ哲学の連関を各分野最前線の研究者が論じます。今回のようにルネサンス以降も含めた仕方でスコラ哲学を開かれた土俵で本格的に論じなおすのは我が国においてはほぼ初めての試みとなります。 大陸系政治哲学 対 分析系政治哲学 ? 「政治」を「哲学する」とはどういうことか? その学問的・社会的な存在意義をどこに見出せるだろうか? 第二特集では政治哲学を多様なアプローチを含むものと捉えたうえで、各アプローチの明確化と、相互連携(あるいは対立)の可能性を探る。 [編集部より] 主 幹|山本芳久/乙部延剛 出版社|堀之内出版 定 価|2,000円+税 判 型|A5判/並製 頁 数|280 ISBN|978-4-906708-71-0 初 版|2017年08月 Contents [ 第一特集 開かれたスコラ哲学 ] 主幹 山本芳久 ・稲垣良典・山本芳久対談「スコラ哲学からの挑戦」 ・松村良祐「自己を越え出る愛のかたち――トマス・アクィナスと擬ディオニュシオスにおける「脱我」」 ・土橋茂樹「自己投企と受容―東方教父起源の「神との合一」概念のトマス的再生」 ・山本芳久「三大一神教と中世哲学――超越と理性」 ・坂本邦暢「聖と俗のあいだのアリストテレス――スコラ学、文芸復興、宗教改革」 ・松森奈津子「初期近代スペインとスコラ学―反マキァヴェリズムにみる「有用な統治」と「善き信仰」」 ・飯田賢穂「法的拘束力の説明モデルとしての自然法論―─ルソーからスアレスへ」 ・三重野清顕「トマスとヘーゲル――有限者と無限者の関係をめぐる試論」 ・村井則夫「ハイデガーとスコラ学――超越範疇から超越論思考へ」 ・山内志朗「フランス現代思想とスコラ哲学」 ・山本芳久「マッキンタイアの「トマス的実在論」――哲学探求の基本構造」 ・アラスデア・マッキンタイア、野邊晴陽(訳)「The Tasks of Philosophyより「第九章 自らの課題に呼び戻される哲学jQuery33109739161237200782_1602647639178『信仰と理性』のトマス的読解」」 [ 第二特集「分析系政治哲学とその対抗者たち」 ] 主幹=乙部延剛 ・乙部延剛「対抗する諸政治哲学――分析的政治哲学と大陸的政治哲学を中心に」 ・松元雅和「分析系政治哲学における親科学的傾向?――反照的均衡とその行方」 ・井上 彰「政治哲学における思考実験とその擁護」 ・山岡龍一「政治的リアリズムの挑戦――寛容論をめぐって」 ・山本 圭「嫉妬・正義・民主主義」 ・森川輝一「引かれ者の小唄――「大陸系」政治哲学が語ろうとすること、「分析系」政治哲学が語らないこと」
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nyx 第3号 マルクス主義からマルクスへ/なぜベートーヴェンか
¥1,980
主 幹|マルクス研究会/岡田安樹浩 出版社|堀之内出版 定 価|1,800円+税 判 型|A5判/並製 頁 数|284 ISBN|978-4-906708-70-3 初 版|2016年11月 Contents [ 第一特集 マルクス主義からマルクスへ ] 主幹 マルクス研究会 ・「マルクスとエンゲルスの労働組合論」 木下武男 1944年生まれ。元昭和大学教授。 ・「資本主義の「金融化」と『資本論』草稿研究」 小西一雄 1948年生まれ。立教大学名誉教授。 ・「マルクスのエコロジーノート」 斎藤幸平 1987年生まれ。カリフォルニア大学サンタバーバラ校客員研究員。 ・「「マルクス主義」を超えるマルクス:マルクス研究の新段階としてのMEGA研究」 佐々木隆治 1974年生まれ。立教大学経済学部准教授。 ・「マルクスの唯物論的国家論:「国家導出論争」再考」 隅田聡一郎 1986年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程。 ・「『ライン新聞』時代のマルクスの政治哲学」 平子友長 1951年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科名誉教授。 ・「地代論再読の可能性」 羽島有紀 1983年生まれ。一橋大学大学院経済学研究科博士課程。 ・「マルクスのセー法則批判」 宮田惟史 1983年生まれ。駒澤大学経済学部准教授。 ・「マルクスにおけるネイション、エスニシティおよび非西洋社会について」 ケヴィン・B・アンダーソン 1948年生まれ。カリフォルニア大学教授。 翻訳 隅田聡一郎 ・「マルクスとエンゲルスの自然科学研究におけるダーウィン」 アネリーゼ・グリーゼ 1935-2014年。元フンボルト大学教授。MEGA編集者。 翻訳 明石英人 1970年生まれ。駒澤大学経済学部准教授。 ・「マルクスのジェンダーと家族論」 ヘザー・ブラウン ウェストフィールド州立大学助教授。 翻訳 西亮太 1980年生まれ。中央大学法学部助教。 [ 第二特集 なぜベートーヴェンか――音と思想が交叉する音楽家 ] 主幹 岡田安樹浩 ・特別企画・野平一郎インタビュー「ベートーヴェンと私」 野平一郎 1953年生まれ。作曲家、ピアニスト。東京芸術大学音楽学部教授。 ・「思索する音楽――ベートーヴェンとドイツ思想」 池上純一 1950年生まれ。埼玉大学名誉教授。 ・「逡巡するベートーヴェン――第五交響曲の創作過程における楽章間接続の試み」 岡田安樹浩 1985年生まれ。国立音楽大学非常勤講師。 ・「ベートーヴェンのピアノ協奏曲再考――19世紀の出版譜からみる当時の響き」 越懸澤麻衣 1985年生まれ。昭和音楽大学非常勤講師。 ・「ベートーヴェン研究の現状――ふたつの視座から」 沼口 隆 1971年生まれ。国立音楽大学准教授。 ・「アルノルト・シェーリングのベートーヴェン解釈――「古楽」運動の一源泉をめぐる考察」 三重野清顕 1977年生まれ。お茶の水女子大学非常勤講師。
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nyx 第2号 ドイツ観念論と理性の復権/恋愛論
¥1,980
SOLD OUT
主 幹|三重野清顕 出版社|堀之内出版 定 価|1,800円+税 判 型|A5判/並製 頁 数|312 ISBN|978-4-906708-69-7 初 版|2015年12月 Contents [ 第一特集 ドイツ観念論と理性の復権 ] 主幹 三重野清顕 ・「ドイツ観念論」とはなにか?―あるいは「ドイツ観念論」はなぜそう呼ばれるべきではないのか? 大河内泰樹 ・ドイツ観念論年表 池松辰男 ・悲劇における時間――ヘルダーリンの時間論的思考をめぐって 三重野清顕 ・理性と歴史 桑原俊介 ・ヘーゲルにおける「反復」と「想起」―『精神現象学』における本来の「反復」としての「想起」 山田有希子 ・無限と有限の中間領域における知――ザロモン・マイモンの哲学 多田圭介 ・理性技術と国家――フィヒテの歴史哲学における理性の復権 中川明才 ・生きている哲学――ヤコービの「無知の学」と「信の実在論」が向かう先 下田和宣 ・観念論論駁への途上で――カントの超越論的観念論をめぐる批判と応答 城戸淳 ・啓蒙時代の人文主義――ニートハンマーの哲学と教養形成論 阿部ふく子 ・理性の他者・生成としての自然 中島新 ・形而上学の根本的問いに対するシェリングの答え――『啓示の哲学 初稿』における マルクス・ガブリエル(加藤紫苑・訳) ・解題――マルクス・ガブリエル「形而上学の根本的問いに対するシェリングの答え」を読むために 浅沼光樹 [ 第二特集 恋愛論 ] ・江戸の情炎――近世日本における「恋」の諸相 板東洋介 ・愛し合う身体と言葉のゆくえ――『ロミオとジュリエット』における愛、性、結婚 伊澤高志 ・恋愛という「宿痾」を生きる 宮野真生子 ・『万葉集』の恋歌と神 村田右富実 ・エロース、アガペー、カリタス――ルージュモンからアウグスティヌスへ 山本芳久 ・タブーは破られるためにある――エロティシズムにおける禁止と侵犯 佐々木雄大
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nyx 第1号 〈エコノミー〉概念の思想史/現代ラカン派の理論展開
¥1,980
SOLD OUT
話題のトマ・ピケティの論稿、ジャン゠リュック・ナンシーによる書き下ろしのノートなどを含む海外の論稿と国内の若手研究者を中心とした本格派の思想誌創刊号。 キャッチコピーは「書物を、教養を、その手に!」「いま知性と向き合う」。難しい、と言われることは承知。でも、なんでも易しくすればいいのか? 最近の日本の若者は本当に駄目? こんなにも若い知性は煌めいていた。斜め読みするだけでもいい。わからなくてもいい。高みに手を伸ばそうとする論稿の数々に触れるだけでわいてくる未来への勇気。「難解な書物に触れる」楽しみを、今、ここに。 [出版社より] 主 幹|佐々木雄大 出版社|堀之内出版 定 価|1,800円+税 判 型|A5判/並製 頁 数|260 ISBN|9784906708567 初 版|2015年01月 Contents [ 第一特集 ] 〈エコノミー〉概念の思想史―アリストテレスからピケティへ [主幹・佐々木雄大] 〈エコノミー〉の概念史概説―自己と世界の配置のために 佐々木雄大 教父哲学におけるオイコノミア 土橋茂樹 『天使』への序論 ジョルジョ・アガンベン[岡本源太・訳] 解題―ジョルジョ・アガンベン「『天使』への序論」を読むために 岡本源太 修辞学における「エコノミー」―実践・配置・秩序 星野太 『百科全書』と啓蒙思想からみた「エコノミー」 隠岐さや香 「経世済民」から「経済」へ 板東洋介 エコノミー、経済統治、あるいは自然均衡―オイコノミアからの複線的伏流 深貝保則 不平等の長期的趨勢 トマ・ピケティ/エマニュエル・サエズ[西亮太・訳] 解題―トマ・ピケティは「保守」か、「革新」か? 斎藤幸平 経済 Économie―『アドラシオン』より ジャン=リュック・ナンシー[メランベルジェ眞紀・訳] 解題―ジャン=リュック・ナンシーの「エコノミー」論 柿並良佑 「救済のエコノミー」についての注記 ジャン=リュック・ナンシー[柿並良佑・訳] 「搾取」と「自由」―剰余価値論の精神分析的展開 荒谷大輔 [ 第二特集 ] 現代ラカン派の理論展開 [主幹・松本卓也] ラカンのディスクール理論からみた普通精神病 マリー=エレーヌ・ブルース[松本卓也・訳] 解題―〈父の名〉の後に誰が来るのか? 松本卓也 セクシュアリティの帰趨と症状の可能性―「一般化倒錯」という観点から 河野一紀 後期ラカンの精神病理論から読み解く症例アンネ・ラウ 小林芳樹 スキゾフレニーから自閉症へ 松本卓也 自閉症について 向井雅明 Chief Editor 佐々木雄大 Yuta Sasaki 1978年生まれ。玉川大学非常勤講師。専攻は倫理学。「交換と正義」『理想』685号、2010年。共著に『現代哲学の名著』中公新書、2009年など。
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コロナ時代の哲学/THINKING「O」16号
¥1,430
死者の権利の剥奪、自由の制限、緊急事態下の国家権力--。 國分功一郎・大澤真幸の緊急対談が実現。 現代最も注目される哲学者アガンベンは、国民の自由を制限するイタリア政府のコロナ対策を批判し、各国の哲学者たちから強く非難される。しかし、この発言は「自由をとるか、安全をとるか」という究極の選択を迫られている私たちへの警鐘である。 アガンベンの発言を出発点に、フーコー、アーレント、ベンヤミンなどの思想を横断しながら、コロナ禍に顕在化した、民主主義社会への根本的な問いを考える。 ◉大澤真幸の書き下ろし論文掲載 「新しい生活様式」というディストピア、監視国家に対抗するモニタリング民主主義について、社会学、科学、哲学を横断しながら論じる。 [出版社より] 著 者|大澤真幸 ゲスト|國分功一郎 出版社|左右社 定 価|1,300円+税 判 型|四六判/並製 頁 数|136 ISBN|978-4-86528-286-3 初 版|2020年7月 Contents まえがき 〈不可能な世界〉の中から [ 論文 ] 大澤真幸「ポストコロナの神的暴力」 一 イエスの墓の前で 二 新しい生活様式? それはディストピアだ 三 監視を超えて 四 神的暴力の現代的活用 [ 対談 ] 國分功一郎×大澤真幸「哲学者からの警鐘例外状態、国家権力、死者の権利」 コロナ禍は「世界共和国」への第一歩 無意識化の革命 副産物としての真実 アガンベンの問題提起と炎上 例外状態への警鐘 「生の形式」とアガンベンの行き詰まり 「生の形式」の乗り越えと、身体性への回帰 国家理性と近代国家の誕生 法の内側と外側の境界線 特別付録対談をより深く理解するための文献・ブックリスト 〈キーワード別〉 [ 追悼 ] 大澤真幸「中村哲さんを悼んで 井戸は地下水脈につながっている」 Author 大澤 真幸 Masachi Osawa 1958年生まれ。社会学。個人思想誌「THINKING「O」」主宰。『ナショナリズムの由来』で毎日出版文化賞を受賞。『自由という牢獄』で河合隼雄学芸賞を受賞。ほかの著書に世界史の謎を読み解いた『〈世界史〉の哲学』「古代篇」「中世篇」「東洋篇」「イスラーム篇」「近世篇」のほか、『不可能性の時代』『〈自由〉の条件』『生権力の思想』『可能なる革命』『憎悪と愛の哲学』『サブカルの想像力は資本主義を超えるか』『三島由紀夫 ふたつの謎』『社会学史』など。共著に『ふしぎなキリスト教』『二千年紀の社会と思想』『ゆかいな仏教』『憲法の条件』『げんきな日本論』など。 國分 功一郎 Koichiro Kokubun 1974年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科・教養学部准教授。主な著書に『暇と退屈の倫理学』(朝日出版社、二〇一一年、紀伊國屋じんぶん大賞受賞/増補版は太田出版、二〇一五年)、『民主主義を直感するために』(晶文社、二〇一六年)、『中動態の世界││意志と責任の考古学』(医学書院、二〇一七年、第十六回小林秀雄賞受賞)『原子力時代における哲学』(晶文社、二〇一九年)などがある。
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トラベシア Vol.5 音楽と金
¥550
SOLD OUT
普通に読める日本語の雑誌「トラベシア」Vol.5 特集「音楽と金」 ◇音楽の現場から|鈴木並木 今年もまた、日本語の時間がやってきました。これまで本誌では、いわゆる一般人のみなさまに多く参加していただいておりましたが、今回は方針をやや転換して、テーマに沿って、実際に音楽と金に職業っぽくかかわっている方々を中心に据えてみました(*)。具体的には、ミュージシャン、ミュージシャンのご子息、音楽雑誌の編集者、ディレクター、ライター、レコード店主などです。 となると、「音楽について詳しくないんですけど読んでも大丈夫でしょうか」みたいな質問をいただきそうな予感があります。大丈夫です。特定の音楽ジャンルやミュージシャンのファンに向けた、いわゆる「音楽雑誌」ではありません。いままでどおり、さまざまな人たちに、そのひとならではの話をしてもらう、普通に読める日本語の雑誌です。 近年、音楽の魅力はなにをおいてもライヴの場にこそある、みたいな意見をよく見かけます。「音楽業界」の既存の「ビジネス・モデル」が「シュリンク」していきつつある状況と、いま現在の渇望感とがいい感じに掛け合わされれば、そうした声が強くなるのは(商業的にも)自然な流れでしょう。しかし、わたし個人としては、その立場には必ずしも賛同していません。音がどこでどんなふうに鳴っていようとも、あるいは鳴っていなくても、音楽の形をしていなくても、「音楽の現場」はさまざまな姿で存在しうるはず、と考えています。その多様性と可能性を、探ってみたい。 最後に(できるかぎりすみやかに、なんの話をしているのかよくわからなくなることが望ましい)補足を。原稿を依頼してから現在に至るまでのあいだに、世間の状況が通常あり得る程度を大きく超えて変化したため、もしかするとそうした事態への対抗策や提言のようなものを期待してお読みになる方がいらっしゃるかもしれません。申し訳ないのですが、そういう「素早い」性質の雑誌ではないです。ただし、いくつかの原稿には、執筆者の執筆当時の状況の痕跡が刻まれています。あなたの本棚の「現代史」のコーナーに並べてみてください。 *ここで「音楽」と言っているのはおもに広義のポピュラー音楽です。 [編集部より] 発 行|トラベシア編集部 定 価|500円+税 判 型|A5判 頁 数|86 イラスト・ロゴ原案|畑中宇惟 デザイン|村松道代 編集・発行|鈴木並木 初 版|2020年7月 contents オン・チャイ・クーン|他人の靴 ケヴィン・スミス|銭湯と梅干しハイとライヴハウス!-ぼくが日本に住むようになったきっかけの話 佐々木美佳|2000ルピー札をポシェットで握りしめる サミー・ミラー|使命感の大切さについて 柴崎祐二|繊細な経済圏のために 音楽と金をめぐって ジョー長岡|瞽女をめぐる旅 ジョン・アリスン|我が父モーズ 杉本拓|本業と副業-妥協せずに芸術家として生きることは可能か? 鈴木並木|素晴らしいアメリカ音楽 たちなみえみ|うた 日々を綴る 詹宏翔|Music Makes Money, But Money Makes Me Moody 寺田俊彦|小さいからこそ続けられる-CDショップを続けること 原田和典|新たなる残骸 ひな|消費と愛用 森本アリ|新世界で橋が渡されグッゲンハイム 矢川俊介|それでも、音楽雑誌をつくる 安田謙一|カニコーセンに金の話ばっかり聞いた。 若木康輔|クロスワード・トラベシア ともちゃんインタヴュー|「推し」で世界が広がった
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LOOP 映像メディア学 Vol.10
¥1,320
映像芸術の最先端を東京藝術大学から発信する「LOOP」第10号。 あいちトリエンナーレ参加アーティストとして事態の紛糾を受けて立ち上げた「Jアート・コールセンター」をめぐる高山明の論考、映画監督濱口竜介によるポン・ジュノ論に加え、2020年オリンピック後を念頭に東京論の更新をはかる大澤真幸や桂英史、松江哲明らによるシンポジウム「東京アーバニズム序説」などを収録。カニエ・ナハ、青柳菜摘、飯岡幸子による創作、藤幡正樹のこれまでの活動を総括する連続インタビュー最終回、さらには山村浩二によるコンテンポラリー・アニメーションの最前線を伝える公開講座4本を収めます。 [出版社より] 発 行|東京藝術大学大学院映像研究科 出版社|左右社 定 価|1,200円+税 判 型|四六判/並製 頁 数|384 ISBN|978-4-86528-273-3 初 版|2020年3月 Contents 創作|9つの映像論と1つの映像学 カニエ・ナハ 講演|ポン・ジュノ Master of clear ambiguity 濱口竜介 講演|「Jアート・コールセンター」についての演劇的考察 高山明 [ コンテンポラリー・アニメーション入門 ] アーティスト・イン・レジデンスの現在 グザビエ・カワ=トポール 山村浩二 アニメーションの潜在的可能性 セバスチャン・ローデンバック 山村浩二 実験アニメーションの最前線 ボリス・ラベ 山村浩二 公開講座|虚と実 山村浩二+木越俊介 RAM Association OPEN LECTURE#08|東京アーバニズム序説 『個室都市 東京』をめぐって 大澤真幸+小林恵吾+高山明+松江哲明+桂英史 創作|ネルネロ/nel nero/in black 青柳菜摘 創作|アベヒロシ 飯岡幸子 インタビュー|クロニクル③ 「プロジェクト」のゼロ年代 ──97年〜03年── 藤幡正樹 サーベイ論文|変質の方法 布施琳太郎 サーベイ論文|物語に「外」などない:ヴィデオゲームの不自然な物語論 大岩雄典 Research Article|Noah’s Stories in Shaky Archipelago: Martinique, Haiti, Fukushima Ryuta Imafuku
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LOOP 映像メディア学 Vol.9
¥1,980
映像芸術の最先端を東京藝術大学から発信する「LOOP」第9号。 巻頭はプリツカー賞受賞の建築家・磯崎新による特別レクチャー、世界に類を見ない規模の都市計画を主導する建築家としての金正日論を収録。ほかに、後期資本主義下における芸術を論じた桂英史「歓待のゲーム」、映画批評家で映画作家のアラン・ベルガラと諏訪敦彦の特別講義、カンヌ映画祭に招かれ注目された佐藤雅彦率いるc-projectへのインタビュー、山村浩二によるコンテンポラリーアニメーション講座などを収めます。 [出版社より] 発 行|東京藝術大学大学院映像研究科 出版社|左右社 定 価|1,800円+税 判 型|四六判/並製 頁 数|440 ISBN|978-4-86528-231-3 初 版|2019年3月 Contents [ geidaiRAM2 OPEN LECTURE#03 ] 「応答せよ……ピョンヤン……」建築家金正日 アーキテクチャー論 磯崎新+高山明+桂英史 論考|歓待のゲーム 芸術実践の論理と倫理 桂英史 創作|葦笛 飯岡幸子(解題:高山明) [ コンテンポラリー・アニメーション入門 ] 線のメタファーとマルチ画面 ポール・ドリエセン 山村浩二 だまし絵、主と従の反転 ライムント・クルメ 山村浩二 個と世界 ウェンディ・ティルビー&アマンダ・フォービス 山村浩二 特別講義|映画教育をめぐって アラン・ベルガラ 諏訪敦彦 インタビュー|映画を作ることは、未来を作ること c-project(佐藤雅彦) [ 研究ノート ] 受容者としての美術制作者たち:川俣正と目の現場を中心に 村田萌菜 映画における詩的身体の生成 蔣雯 アーティスト・イン・レジデンスにおける地域とよそ者についての考察 AIR-Hを事例に 東方悠平 映像による環境動態の表象の可能性と限界 伊阪柊 Augmented Realityにおける視覚的連続性と積層構造 的場真唯 紙芝居の表現論 宇田敦子 ヴァルールの可視化の試み 古澤龍
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LOOP 映像メディア学 Vol.5
¥1,100
映像メディア学を追求する東京芸術大学大学院映像研究科では、さまざまなメディアを駆使した制作と教育を行うとともに、映像文化に関わるメディアのあるべき方向性について多様な観点から研究している。「LOOP 映像メディア学Vol.5」では、世界的メディア・アーティスト藤幡正樹の70〜80年代を聞くインタビュー、都市と芸術になにが出来るかアート・フェスティバルの未来を問う、相馬千秋・五十嵐太郎・桂英史鼎談ほかの記事を掲載しています。 [編集部より] 発 行|東京藝術大学大学院映像研究科 出版社|左右社 定 価|1,000円+税 判 型|四六判/並製 頁 数|256 ISBN|978-4-86528-112-5 初 版|2015年3月 Contents [ クロニクル 技術・メディア・表現―73年〜83年— ] 藤幡正樹 聞き手・構成=編集部 [ アート・フェスティバルの未来 ] 都市と芸術、そしてあたらしいオーディエンス 相馬千秋+五十嵐太郎+桂英史 [ コンテンポラリー・アニメーション入門 ] 個人作品と商業作品 ―イーゴリ・コヴァリョフ インタビュー 社会批評としてのアニメーション:チャンネル4の歴史 ―クレア・キッソン インタビュー 山村浩二 [ インタビュー ] 音楽劇におけるインターメディア ―ニコラ・サーニ インタビュー 田中麻里奈 編集者 川島章正 ―川島章正インタビュー 横山昌吾 [ テクニカルノート ] 縄文土器のための展示技術開発 デジタルファブリケーションの活用 木村稔+桐山孝司+千葉毅 [ 研究ノート ] さようなら、コンピュータアート ――槌屋治紀インタビュー 馬定延 [ 論文 ] 現代演劇における、音のドラマトゥルギー〜空間を作曲する〜 田中麻里奈 [ 資料 ] 水曜会リスト
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NEUTRAL COLORS 1 自分でつくると決めたインドの朝
¥2,640
SOLD OUT
「NEUTRAL」「TRANSIT」「ATLANTIS」を生み出してきた編集者による集大成的な作品。世界初(?)、オフセット印刷とリソグラフ印刷を5000部融合させた、オルタナティブな雑誌です。創刊号の特集は「人生とインド」。タラブックスの絵本が生まれる現場密着取材や、伝説のインド料理店「砂の岬」の店主日記、ユザーンによるタブラ修行日誌……などなど、インドが人生に張り付いてしまった人の、“超個人的”な想いが迸る内容です。最新の印刷技術と手作業が混じり合ったとき、唯一無二の雑誌が生まれました。 [ NEUTRAL COLORSの特徴 ] ・超個人的なインドへの想いが綴られた記事内容 ・かつてない色彩のビジュアルと、豊富すぎる文字量 ・週刊誌のような厚みのある中綴じマガジン仕様 [出版社より] 編 者|加藤直徳 装 丁|加納大輔 出版社|NEUTRAL COLORS 定 価|2,400円+税 判 型|B5判 頁 数|232 ISBN|978-4-909932-03-7 初 版|2020年6月
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ヱクリヲ Vol.12 ポストクリティーク/“異物”としての3DCG
¥2,530
SOLD OUT
Ⅰ ポストクリティーク——いま批評には何ができるのか ラトゥール、セジウィック、フェルスキ――。 批評の「その先」を示すポストクリティークへの招待。 「ポストクリティーク」はこれまでの批評にあった世界の見方や思想の限界をとらえ直し、これからの道を模索する議論だ。わたしたちが慣れ親しんできたクリティーク=批評には、表面に書かれている/写っているものを疑い、その内奥や深層に隠された欲望や無意識を暴き出すような手つきを備えたものが決して少なくない。しかし、果たしていま「批評」は機能しているだろうか? ポストトゥルース時代において「批評」は一般に認められている事実や常識を疑ってみせ、「もう一つの真実」という名の陰謀論を補強することに使われている。本特集では、ポストクリティークを牽引するリタ・フェルスキやイヴ・セジウィック、ブリュノ・ラトゥールの本邦初訳となる論考を掲載、大橋完太郎、勝田悠紀両氏の論考とあわせ、日本へポストクリティークを本格的に紹介する。 Ⅱ “異物(オーパーツ)”としての3DCG 最前線に立つ4人の証言と年表、作品集コレクション、論考による3DCGの荒野へのロードマップ。 わずか半世紀の間に飛躍的な進展を遂げた3DCG。それは単に現実を高い精度で再生産するだけではなく、私たちが見る景色を異質なものに変える「異物オーパーツ」としての側面と共に進化してきた。本特集の狙いは、従来注目に値しないとされていたこの「異物オーパーツ」的側面から3DCG 技術の可能性を掘り下げることにある。本特集では、デジタルアートの祭典、アルス・エレクトロニカでコンペティション部門長を務める小川絵美子氏、および実験的な表現を実践するクリエイター、山形一生氏、谷口暁彦氏、ニキータ・ディアクル氏へのインタビュー、共時的/通時的に3DCG表現を捉える4つのテーマのコラムと年表、アニメーション研究者・田中大裕氏によるVTuber 論と批評家・横山タスク氏による日本3DCGアニメーション論を掲載した。 [編集部より] 編集・発行|ヱクリヲ編集部 発売|送り絵 定価|2,300円+税 判型|A5判 ページ数|260 初版|2020年5月 Contents Ⅰ ポストクリティーク いま批評には何ができるのか 《Critique》 批判の行方:勝田 悠紀 《Interview》 石田 英敬 いま批評はいかにして可能か――サイバネティクス・フーコー・情報資本主義 《Critique》 『クリティークの限界』序論 リタ・フェルスキ(勝田 悠紀訳) パラノイア的読解と修復的読解、あるいは、とってもパラノイアなあなたのことだからこのエッセイも自分のことだと思ってるでしょ イヴ・コソフスキー・セジウィック(岸 まどか訳) 批判はなぜ力を失ったのか――〈厳然たる事実〉から〈議論を呼ぶ事実〉へ ブリュノ・ラトゥール(伊藤 嘉高訳) 批評の消息――消極的合法性からの脱出 大橋 完太郎 Ⅱ “異物(オーパーツ)”としての3DCG 《Interview》 小川 絵美子 メディウムとしての3DCGと、これからのアート・アニメーションについて クリエイターインタビュー 山形 一生『窓から見える』 谷口 暁彦『Art Speed : the contemporary art racing simulator』 Nikita Diakur『Ugly』 《Appendix》 “異物”としてのCG年表:福田 正知 異物(ルビ:オーパーツ)・コレクション:高井 くらら、横山 タスク、福田 正知 《Critique》 アニメーションの歴史からみたVTuber――アニメーションとみなすことの意義:田中 大裕 運動する「けもの」たち――日本3DCGアニメの遺物としての『けものフレンズ』:横山 タスク [ etc. ] 連載 〈三体〉から見る現代中国の想像力 第二回 未来は否定から生まれる――『三体2:暗黒森林』について:楊 駿驍 批評書レビュー 赤坂太輔著『フレームの外へ――現代映画のメディア批判』(選・伊藤元晴) 平倉圭著『かたちは思考する――芸術制作の分析』(選・佐久間義貴)
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エトセトラ VOL.3 私の 私による 私のための身体
¥1,430
SOLD OUT
フェミマガジン3号目のテーマは「身体」! 美容ライターとして活躍、初の著書『美容は自尊心の筋トレ』で多くの女性の心をときほぐした長田杏奈が責任編集をつとめます。 1300人もの回答が集まった、身体にまつわるアンケート企画「エトセトラ・リポート2020」をはじめ、漫画や短歌、写真、女子プロレスラーへの熱いインタビュー、「身体」の視野を広げるエッセイ、そして、性教育からリプロダクティブ・ヘルス/ライツの問題意識マップまで、多様な書き手が集結! MY BODY MY CHOICE MY VOICE 私のカラダを私が決めるため、いまみんなで「身体」✕フェミニズムを語ろう。 [編集部より] 責任編集|長田杏奈 出版社|エトセトラブックス 定 価|1,300円+税 判 型|A5判・並製 頁 数|132(カラー口絵4P) ISBN|978-4-909910-02-8 初 版|2020年5月 Contents 特集:私の 私による 私のための身体 [ アンケート ] 1334人が答えたエトセトラ・リポート2020〜わたしが語る、わたしの身体〜 マンガ はらだ有彩「謎の生物ウネウネ いい感じの気持ちよさを探す旅に出るの巻」 エッセイ 松田青子「生理! 生理! 生理!」 写真 コムラマイ「近づくほどに遠ざかる/身体」 短歌 佐藤弓生「スカートになりたい」 [ Re:ボディ ] ハヤカワ五味✕吉野なお「布一枚から始める身体革命」 北原みのり「私の私による私のためのプレジャー」 磯野真穂「髪は生やして、手足は脱毛?――けむくじゃらの人類学」 綾屋紗月「ジェンダー化されにくい私の身体」 鈴木みのり「引き裂かれた身体を表象する」 アンティル「癒えない乳房」 規範を超えて躍動する女子プロレスラーの身体 インタビュー:里村明衣子/橋本千紘/愛海/朱崇花 「誰でも女子プロレス体験記」渋谷チカ [ カラダと権利 ] アクロストン「子どもたちが自分の頭で考える・対話するための性教育」 早乙女智子「産婦人科医が語るマイボディ・マイチョイス」 福田和子「避妊の権利なんでないの」 牧野雅子「性暴力被害者のリアルと、法の中のファンタジー」 塚原久美「妊娠するからだとガラパゴス中絶」 齋藤有紀子「堕胎罪と母体保護法」 [ 連載 ] 編集長フェミ日記 長田杏奈 新連載 ここは女を入れない国 伊藤春奈(花束書房)/第1回:大相撲と女人禁制 新連載 Who is she? 大橋由香子/第1回:中絶の罪に問われた彼女 LAST TIME WE MET彼女たちが見ていた風景 宇壽山貴久子 私のフェミアイテム 亀石みゆき NOW THIS ACTIVIST 後藤稚菜 etcbookshop通信 (Feminist Report) コロナ禍は新しいフェミニズムを生むか(ドイツの女性たちから)山口侑紀 [ 特別寄稿 ] すんみ「より良いところに、ずっと遠くまで――ユン・イヒョンの『作家活動中止』をめぐって」 責任編集 長田 杏奈 Anna Osada 7年神奈川県生まれ。ライター。女性誌やWEBで美容の記事やインタビューを手がける。2019年フェミニズム視点で、多様な美しさを提案した初の著書『美容は自尊心の筋トレ』(Pヴァイン)が話題となり、版を重ねている。「儚さと祝福」をコンセプトに、生花を使ったアクセサリーを製作する「花鳥風月lab」の活動も行う。近刊に『あなたは美しい。その証拠を今からぼくたちが見せよう。』(大和書房)。
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文学ムック ことばと vol.1
¥1,650
このたび、書肆侃侃房の新しい文学ムックの編集長を務めることになりました。 名前は「ことばと」といいます。 「ことばと」は、まず第一に「言葉と」という意味です。 僕たちは普段から言葉を使って、さまざまなことをしています。 言葉を用いて、さまざまなものを生み出したり、作り出すこともあります。 このとき重要なのは、ひとが「言葉と」行為や創造を共におこなっている、ということです。 この「言葉と」の「と」について、文芸誌作りを通して、あらためて考えてみたいと思っています。 「ことばと」には「言葉とXXX」という意味もあります。 僕はこれまで、言語表現以外にも、たくさんの芸術文化にかかわってきました。 音楽、映画/映像、舞台芸術、アート、サブカルチャーなどなど、言葉と、それとは別の表現との接続や共振や融合を、この文芸誌では探求していこうと考えています。 とはいっても、けっして大袈裟なことではありません。 楽しくなければ意味がない。「ことばと」では、これまでだったら実験や冒険と呼ばれていたようなことを、出来るだけ軽やかに試みていきたいと思っています。 それからもうひとつ、「ことばと」には「言鳩=ことばの鳩」という意味も込められています。 生まれたばかりの新鮮な言葉たちを遠くまで届ける伝書鳩というイメージです。 2020年代のはじめに誕生する、年二回刊行のささやかな文芸誌を見守っていただけたら嬉しいです。 いや、見ているだけじゃなく、どしどし参加してください。 「ことばと」では、新しい書き手を、まったく新しい仕方で言葉と何かをしようとする方を求めています。 創刊は2020年4月1日の予定です。 ワクワクしながら待っていてください。 佐々木敦 [創刊の辞より] 編集長|佐々木敦 ロゴマーク|石黒正数 表紙・本文デザイン|戸塚泰雄 装画・挿絵|近藤恵介 出版社|書肆侃侃房 定 価|1,500円+税 判 型|A5判/並製 頁 数|240 ISBN|978-4-86385-396-6 初 版|2020年4月 Contents [ 巻頭表現 ] 福田尚代「文房具たち」 [ 座談会 ] 柴田聡子×又吉直樹×佐々木敦「「言葉と何か」についての120分」 [ 創作 ] 阿部和重「Hunters And Collectors」 小笠原鳥類「エルガーを聞きながら書いた小説」 片島麦子「レースの村」 小林エリカ「緋色の習作 A Study in Scarlet」 佐川恭一「舞踏会」 千葉雅也「マジックミラー」 保坂和志「胸さわぎ」 マーサ・ナカムラ「帝都の墓/阿弥家の墓参り」 山本浩貴(いぬのせなか座)「pot hole(楽器のような音)」 [ 翻訳 ] ウティット・へーマムーン「心焦がすサイゴン」(福冨渉訳) [ 本がなければ生きていけない ] 伊藤亜紗「二つの本棚」 堤雄一(古書 防破堤)「とともに考える」
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NOBODY issue 47 映画の絶対的な新しさのために
¥1,400
雑誌 「NOBODY」は、映画を中心に、音楽、書籍、美術、建築等の文化的事象、そのさまざまな作品や作り手たちを幅広い視点から紹介する、カルチャー批評誌です。 [編集部より] 発 行|nobody編集部 定 価|1,400円 判 型|B5判変型 頁 数|106 刊行|2018年9月 Contents [特集:映画の絶対的な新しさのために ] ・インタヴュー 濱口竜介(監督) ・寄稿 エリザベット・フランク゠デュマ&ジュリアン・ジェステール(フランス・リベラシオン紙)、黒岩幹子(映画評論・編集者)、須藤健太郎(映画批評・研究者) ・カンヌ映画祭レポート 坂本安美 [ 三宅唱監督『きみの鳥はうたえる』 ] ・インタヴュー:三宅唱 (監督) ・寄稿:相澤虎之助(空族)、小森はるか(映画監督) ・「YCAM三宅唱監督『ワールドツアー』レポート」結城秀勇 [ インタヴュー ] ・佐向大(監督)『教誨師』 ・鈴木卓爾(監督)×古澤健(脚本・プロデューサー)『ゾンからのメッセージ』 ・三浦哲哉(映画評論・研究/表象文化論) ・五所純子(文筆家)×月永理絵(編集者・ライター) [ 連載 ] 「メタルとは何か」第2回 「衆人皆酔、我独醒」第6回
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NOBODY issue 46 富田克也『バンコクナイツ』
¥1,200
SOLD OUT
雑誌 「NOBODY」は、映画を中心に、音楽、書籍、美術、建築等の文化的事象、そのさまざまな作品や作り手たちを幅広い視点から紹介する、カルチャー批評誌です。 [編集部より] 発 行|nobody編集部 定 価|1,200円 判 型|B5判変型 頁 数|118 刊行|2017年3月 Contents [ 特集:富田克也監督『バンコクナイツ』 ] インタビュー 富田克也✖相澤虎之助 インタビュー MMM✖Mr.麿✖YOUNG-G 寄 稿 フィリップ・アズーリ [ インタビュー ] 瀬田なつき 『PARKS パークス』 小森はるか 『息の跡』 デイヴィ・シュー 『ダイヤモンド・アイランド』 ケント・ジョーンズ [ 小特集:進化するベトナム映画 ] インタビュー ブイ・タク・チュエン『漂うがごとく』 インタビュー ファン・ダン・ジー『大親父と、子親父と、その他の話』 レポート Autumn Meeting 2016 滞在記 [ 追悼座談会 ] カーティス・ハンソン「窓越しに世界を見つめ続けた人」 安井豊作✖小出豊✖黒岩幹子✖降矢聡✖NOBODY編集部 [ 連載 ] 赤坂太輔「メディア批判としての現代映画」第4回 荻野洋一「衆人皆酔、我独醒」第5回 新連載! 田中竜輔(聞き手=安井豊作&中原昌也)「メタルとは何か」
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NOBODY issue 45 ジャック・リヴェット追悼
¥1,300
SOLD OUT
雑誌 「NOBODY」は、映画を中心に、音楽、書籍、美術、建築等の文化的事象、そのさまざまな作品や作り手たちを幅広い視点から紹介する、カルチャー批評誌です。 [編集部より] 発 行|nobody編集部 定 価|1,300円 判 型|B5判変型 頁 数|118 刊行|2016年6月 Contents 【特集】ジャック・リヴェット追悼 ジャンヌ・バリバール インタヴュー パスカル・ボニゼール インタビュー 【特集】『クリーピー 偽りの隣人』 黒沢清監督 インタビュー [寄稿]降矢聡 【特集】『ディストラクション・ベイビーズ』 真利子哲也監督 インタビュー 【特集】『ホース・マネー』 ペドロ・コスタ監督 インタビュー [寄稿]角井誠 【特集】映画批評家との対話 ケント・ジョーンズ インタビュー オリヴィエ・ペール インタビュー ジャッキー・ゴルトベルク インタビュー シネ砦×NOBODY 座談会 【インタビュー】 ミゲル・ゴメス 【連載】 「メディア批判としての現代映画」・第3回 文=赤坂太輔 「衆人皆酔ー蹂躙されるモダニズムの只中で」・第4回 文=荻野洋一
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NOBODY issue 44 濱口竜介『ハッピーアワー』
¥1,000
SOLD OUT
雑誌 「NOBODY」は、映画を中心に、音楽、書籍、美術、建築等の文化的事象、そのさまざまな作品や作り手たちを幅広い視点から紹介する、カルチャー批評誌です。 [編集部より] 発 行|nobody編集部 定 価|1,000円 判 型|B5判変型 頁 数|112 刊行|2016年1月 Contents [ 特集:濱口竜介『ハッピーアワー』 ] ロングインタヴュー 濱口竜介 寄稿 荻野洋一 [ 特集:アルノー・デプレシャン『あの頃エッフェル塔の下で』 ] インタヴュー アルノー・デプレシャン 寄稿 五所純子、海老根剛 [ 特集:鈴木卓爾『ジョギング渡り鳥』 ] インタヴュー 鈴木卓爾 寄稿 千浦僚 [ 特集:21世紀のマノエル・ド・オリヴェイラ ] 寄稿 丹生谷貴志、橋本一径、奥平詩野
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NOBODY issue 42 俳優・加瀬亮
¥1,400
SOLD OUT
雑誌 「NOBODY」は、映画を中心に、音楽、書籍、美術、建築等の文化的事象、そのさまざまな作品や作り手たちを幅広い視点から紹介する、カルチャー批評誌です。 [編集部より] 発 行|nobody編集部 定 価|1,400円 判 型|B5判変型 頁 数|160 刊行|2015年4月 Contents [ LONG INTERVIEW ] 加瀬亮「演じることで素直になる」 [ 特集 ] さよなら20世紀の言語/こんにちは21世紀の言語 ジャン=リュック・ゴダール『さらば、愛の言葉よ』 廣瀬純×小出豊×NOBODY編集部「21世紀の言語、政治、そしてシネマの大義」 [ 小特集 ] 『ジミーとジョルジュ 心の欠片を探して』 アルノー・デプレシャン インタヴュー ケント・ジョーンズ インタヴュー [ INTERVIEW ] ジャン=クロード・ルソー、西原多朱、オレリア・ジョルジュ、マティアス・ピニェイロ、鈴木洋平、橋本将英×松永侑、ジョシュア&ベニー・サフディ、三浦哲哉 [ TALK ] アルノー・デプレシャン×マチュー・アマルリック×アンヌ・コンシニー「アラン・レネを巡る3つの証言」 ジャック・ドワイヨン特別講義採録「演技と演出について」聞き手=万田邦敏 [ REPORT ] 「シネマテーク・フランセーズ/アンリ・ラングロワ展」文=坂本安美 [ 連載 ] 新連載「メディア批判としての現代映画」文=赤坂太輔 「衆人皆酔ー蹂躙されるモダニズムの只中で」文=荻野洋一 [ 寄稿 ] 樋口泰人、彦江智弘、渥美喜子、福崎裕子、常川拓也、奥平詩野
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NOBODY issue 43 黒沢清『岸辺の旅』
¥1,300
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雑誌 「NOBODY」は、映画を中心に、音楽、書籍、美術、建築等の文化的事象、そのさまざまな作品や作り手たちを幅広い視点から紹介する、カルチャー批評誌です。 [編集部より] 発 行|nobody編集部 定 価|1,300円 判 型|B5判変型 頁 数|140 刊行|2015年10月 Contents 【特集】黒沢清『岸辺の旅』 黒沢清 インタヴュー 松田広子(プロデューサー)インタヴュー 【特集】オリヴィエ・アサイヤス『アクトレス〜女たちの舞台〜』 オリヴィエ・アサイヤス×青山真治 トーク採録 オリヴィエ・アサイヤス×樋口泰人 トーク採録 シルヴィ・バルテ(プロデューサー) インタヴュー 【特集】第2回広島国際映画際 上映作品紹介 部谷京(映画祭代表)×䑓丸謙(国際招へい担当) インタヴュー ダミアン・マニヴェル インタヴュー 「アンリ・ラングロワ特集」プログラム解説 追悼・沖島勲 文=安川有果、宇波拓 【INTERVIEW】 菊地健雄、嶺豪一、井口奈己×group_inou 【連載】 「メディア批判としての現代映画」・第2回 文=赤坂太輔 「衆人皆酔ー蹂躙されるモダニズムの只中で」・第3回 文=荻野洋一 【寄稿】 五十嵐耕平、岡田秀則、奥平詩野、三浦哲哉、須藤健太郎、角井誠、槻舘南菜子、常川拓也
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NOBODY issue 41 夜の映画
¥1,300
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雑誌 「NOBODY」は、映画を中心に、音楽、書籍、美術、建築等の文化的事象、そのさまざまな作品や作り手たちを幅広い視点から紹介する、カルチャー批評誌です。 [編集部より] 発 行|nobody編集部 定 価|1,300円 判 型|B5判変型 頁 数|140 刊行|2014年9月 Contents [ Color Gravure ] 染谷将太、吉祥寺バウスシアターにて 特集 夜の映画 ――〈たんなる映像〉をめぐって 特集 マルコ・ベロッキオを知る 特集「カイエ・デュ・シネマ」の現在 海外テレビドラマ批評 CINEMA AROUND US 第67回カンヌ国際映画祭レポート文=坂本安美 The last days of BAUS THEATER Interview 森岡龍「遊びの時間は終わらない」 Interview 長門洋平「Voodoo Mizoguchi―『映画音響論 溝口健二映画 連載 衆人皆酔ー蹂躙されるモダニズムの只中で」文=荻野洋一 SOMETIME・第5回(ゲスト:樋口泰人) 取材・写真=染谷将太 最後の商売・第6回 文=三宅唱 社会派見学・第10回「成田映画センター・加藤忠インタビュー」 帰ってきた世界のすべてを肯定するために・第6回 文=小出豊 寄稿 渥美喜子 内田雅章 荻野洋一 黒岩幹子 小出豊 坂本安美 佐藤央 中村修七 則定彩香 野堀俊宏 松井宏 三浦哲哉 三宅唱 宮本岳 降矢聡 安井豊作 安田和高 和田清人
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NOBODY issue 40 ジャン・グレミヨン、秘密と情熱
¥1,200
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雑誌 「NOBODY」は、映画を中心に、音楽、書籍、美術、建築等の文化的事象、そのさまざまな作品や作り手たちを幅広い視点から紹介する、カルチャー批評誌です。 [編集部より] 発 行|nobody編集部 定 価|1,200円 判 型|B5判変型 頁 数|156 刊行|2014年9月 Contents 表紙=中村ゆりか(女優/『ニシノユキヒコの恋と冒険』) [ 特集 井口奈己『ニシノユキヒコの恋と冒険』 ] インタヴュー:井口奈己、中村ゆりか [ 特集 ジャン・グレミヨン、秘密と情熱 ] 寄稿 ステファン・ドゥロルム、新田孝行 [ 特集 AMERICAN/GRAVITY ] 樋口泰人×藤井仁子×三浦哲哉 小出豊×佐藤央×三宅唱 [ INTERVIEW ] ヴァンサン・マケーニュ、ラヴ・ディアス アデラティフ・ケシシュ『アデル、ブルーは熱い色』 ジャン・クロード・ルソー(映画監督)×赤坂太輔(映画評論家) 太田和彦(居酒屋探訪家)、 [ TALK ] 「カイエ・デュ・シネマ・ジャポン」以後の映画批評をめぐって 稲川方人×安井豊作×荻野洋一×nobody編集部 2014春の新作映画レヴュー ほか
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NOBODY issue 32 Sheʼs So Lovely——現代のコメディエンヌに向けて
¥1,200
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雑誌 「NOBODY」は、映画を中心に、音楽、書籍、美術、建築等の文化的事象、そのさまざまな作品や作り手たちを幅広い視点から紹介する、カルチャー批評誌です。 [編集部より] 発 行|nobody編集部 定 価|1,200円 判 型|B5判変型 頁 数|168 刊行|2009年12月 Contents [ 特集 Sheʼs So Lovely——現代のコメディエンヌに向けて ] インタヴュー 藤田陽子 / 瀬戸夏実 / 薬師丸ひろ子 論考 彼女の月曜の朝のためにロマンティック・コメディについて 木村有理子 映画におけるISAウィルス問題に関する研究報告 濱口竜介 ほか [ 骨伝導音楽奇譚 ] 第1回SAM COOKE『LIVE AT THE HARLEM SQUARE CLUB, 1963』湯浅学 [ CINEMA around US ] 『ウディ・アレンの夢と犯罪』ウディ・アレン 梅本洋一 ほか [ ギー・ドゥボール ] 講演採録 「暗い道行き」フィリップ・アズーリ ほか [ 『ランニング・オン・エンプティ』 ] インタヴュー 佐向大 ほか [ ジャック・ロジエ ] 論考 「自然さ」と「留まろうとする時間」と 〜ジャック・ロジエと現代 赤坂大輔 インタヴュー 株式会社アウラ・池田雄二(「ジャック・ロジエのヴァカンス」配給))ロジエを巡る冒険譚 ほか [ 「社会派見学」 ] 第3回『株式会社紀伊國屋書店』 [ 対談 ] 豊田利晃×渋川清彦 / イポリット・ジラルド×諏訪敦彦 [ インタヴュー ] 沖島勲 / 松村浩行 / ジャン=ピエール・デュレ&アンドレア・サンタナ / ジェイコブ・ティアニー [ 寄稿 ] 赤坂大輔 伊藤丈紘 梅本洋一 木村有理子 槻舘南菜子 濱口竜介 湯浅学
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NOBODY issue 30 transition——両大戦間への旅
¥1,200
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雑誌 「NOBODY」は、映画を中心に、音楽、書籍、美術、建築等の文化的事象、そのさまざまな作品や作り手たちを幅広い視点から紹介する、カルチャー批評誌です。 [編集部より] 発 行|nobody編集部 定 価|1,200円 判 型|B5判変型 頁 数|168 刊行|2009年12月 Contents [ 特集 transition——両大戦間への旅 ] インタヴュー 佐山一郎 / 蓮実重臣 / 松浦寿輝 論考 交通都市と欲望の迷宮 デーブリーン/ファスビンダーの〈アレクサンダー広場〉 海老根剛 論考 建築と日常 偶然足を踏み入れた小学校で懐かしい思い出に浸るの 長島明夫 短編 JDについての4枚の肖像 梅本洋一 ほか [ 撮影現場レポート ] 佐向大『ランニング・オン・エンプティ』 [ 「社会派見学」 ] 第1回『日本電子光学工業』 [ CINEMA around US ] 『ブッシュ』オリヴァー・ストーン 藤井仁子 ほか [ 対談 ] 濱瀬元彦×菊地成孔 / 濱口竜介×佐藤央 [ インタヴュー ] 青木淳悟 / SUNN O))) / group_inou / 瀬田なつき / 横浜聡子き / クリストフ・オノレ / ヤン・ドゥデ [ 寄稿 ] 秋元美野理 梅本洋一 海老根剛 田口寛之 長島明夫 藤井仁子
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HAPAX 12 香港、ファシズム
¥1,650
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新たな「ファシズム」の到来は新たな蜂起の到来と並行する。香港蜂起(そしてジレ・ジョーヌをはじめとする各地の蜂起)は、いままでの闘争とはあきらかに違 う政治を伝えるものである。〈特集1〉での香港をめぐる一連のレポートは、〈特集2〉の「ファシズム」をめぐる諸考察と表裏をなしているはずだ。 [編集部より] 出版社|夜光社 定 価|1,500円+税 判 型|四六変型判/並製 頁 数|208 ISBN|978-4-906944-19-4 初 版|2019年7月 Contents [ 特集1 香港 ] 香港から放たれた矢/香港蜂起の教え KID 香港2019―― 鏡の国の大衆運動あるいは漂移する遊行 Shiu 蜂起の三ヶ月 (CRIMETHINC) 龍脈のピクニック KID [ 特集2 ファシズム ] ネオリベラリズムと反復の地獄――ノンセクト的戦争機械のために 酒井 隆史 インタビュー ファシズム5・0 友常 勉 幼年期への退却 混世博戯党 「文明の死」とファシズム 鼠研究会 セリーヌとファシズム――戦いのあとの風景 原 智広 偽ファシズム、あるいは「神化」の失敗について ウルトラプルースト [ 寄稿 ] よどみと流れ 山本 さつき 祈りのアナーキー 彫 真悟 アナーキー原理としての「他力」 守中 高明
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LOOP 映像メディア学 Vol.8
¥1,100
メディアアートの最先端を東京藝術大学から発信する「LOOP」第8号。 ポスト・メディア時代ともいうべき現在のアーカイヴをめぐる論考、桂英史「ポスト・アーカイヴ型アーキテクチャをめぐって」、近年ブームとも呼べる状況にあるアーニメーション・ドキュメンタリーについて、国際的に活躍するマチュー・ラベェユ監督を招いたインタビュー、アラン・ベルガラを迎えた特別講義の模様などを収めます。 [出版社より] 発 行|東京藝術大学大学院映像研究科 出版社|左右社 定 価|1,000円+税 判 型|四六判/並製 頁 数|144 ISBN|978-4-86528-207-8 初 版|2018年6月 Contents 論考|ポスト・アーカイヴ型アーキテクチャをめぐって 桂英史 コンテンポラリー・アニメーション入門|アニメーション・ドキュメンタリー1 マチュー・ラベェユ インタビュー 山村浩二 特別講義|アラン・ベルガラ ゴダールに関する特別講義 筒井武文+市山尚三 サーベイ論文|写真的対象 ワリード・ベシュティにおける「装置」について 永田康祐 研究ノート|「視点の移動」をテーマとした全方位映像表現の研究 木村稔+桐山孝司
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LOOP 映像メディア学 Vol.7
¥1,980
メディアアートの最先端を東京藝術大学から発信する「LOOP」最新号は、日本のアニメーションの黎明期から現在まで主要な作品や上映会、教育機関までを一望できる、山村浩二編「現代日本インディペンデントアニメーション年表」付! 2014年以来活動をつづけるリサーチ型アートプロジェクトのための人材育成プログラム「gendaiRAM」による国際シンポジウム「アジア零時」ほか主要な成果を収めた小特集、ならびに「コンテンポラリー・アニメーション入門」小特集では、現代日本のアニメーション事情をめぐる湯浅政明・和田淳・しりあがり寿との座談会に加え、ユーリー・ノルシュテイン監督インタビューも収録。アートの現在をめぐる本格論考、桂英史「序説 芸術の社会的な実践を考えるために」掲載。 [編集部より] 発 行|東京藝術大学大学院映像研究科 出版社|左右社 定 価|1,800円+税 判 型|四六判/並製 頁 数|392+綴じ込み年表 ISBN|978-4-86528-162-0 初 版|2017年3月 Contents [ 小特集 geidaiRAM ] 1)国際シンポジウム「アジア零時」 龔卓軍×相馬千秋×高山明×桂英史(司会:林立騎) 2)「労働者」として携わるアート――人権と憲法から考える 須田洋平 3)闇・トラウマ・語り――《波のした、土のうえ》をめぐって 龔卓軍(翻訳:黃耀進+林立騎) 4)第1回国際アートプラクティス会議――アジア太平洋の芸術誌をめぐって オル太×リュウ・ルーシャン/玄宇民×シュウ・ファンツー/シュウ・ジャウェイ×林立騎 ピーター・エッカソール/龔卓軍/ジェームズ・オリヴァー/高山明 シンポジウム [ 小特集 コンテンポラリー・アニメーション入門 ] 1)モノとコト――ユーリー・ノルシュテイン インタビュー 山村浩二 2)現代日本のインディペンデント事情 湯浅政明×和田淳×しりあがり寿×山村浩二 【資料|現代日本インディペンデント・アニメーション年表 山村浩二編】 3)ステレオスコープにおけるナラティブと抽象――テオドル・ウシェフ インタビュー 山村浩二 4)イジー・バルタ インタビュー――チェコアニメーションの伝統と前衛 伊藤有壱 論考|序説 芸術の社会的な実践を考えるために 桂英史 翻訳|ノイズ ベルト・ノイマン追悼(1960.11.9–2015.7.30)(翻訳:林立騎+セバスチャン・ブロイ) 総説論文|ASD型自己の臨床知を基礎とした芸術知についての試論 西條朋行+桂英史 研究論文|コロガル公園シリーズ 未来の公園の5つの特徴 会田大也+菅沼聖+城一裕 研究ノート|学術的文献に見るアニメーション・ドキュメンタリー ニコラス・グアリン・レオン
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LOOP 映像メディア学 Vol.6
¥1,320
映像メディア学を追求する東京芸術大学大学院映像研究科では、さまざまなメディアを駆使した制作と教育を行うとともに、映像文化に関わるメディアのあるべき方向性について多様な観点から研究しています。 「LOOP 映像メディア学Vol.6」では、このたびフランスで全活動を収めたアーカイブが刊行されたメディア・アーティスト藤幡正樹のロングインタビュー第2弾を収録、1980年代から90年代末までの経験を語ります。 そのほかに、現在のメディア環境の中で私たちはいかなる主体たり得るのか、〈端末市民〉というキーワードの有効性を再び問う桂英史の論考「到来の思考 端末市民を問い続けること」、さらにはその状況認識を敷衍し芸術のおかれた状況を問う、黒瀬陽平・松井茂・桂英史鼎談ほかの記事を掲載しています。 [編集部より] 発 行|東京藝術大学大学院映像研究科 出版社|左右社 定 価|1,200円+税 判 型|四六判/並製 頁 数|344 ISBN|978-4-86528-144-6 初 版|2016年3月 Contents クロニクルその2 技術・メディア・表現―83年〜99年— 藤幡正樹 聞き手・構成=編集部 到来の思考 端末市民を問い続けること 桂英史 [ コンテンポラリー・アニメーション入門 ] 岡本忠成の仕事 クエイ兄弟、失敗の迷宮 ―スザンヌ・バカン インタビュー 山村浩二 [ 鼎談 ] 批判的芸術と主体をめぐって 端末市民が演じる使役と知覚 黒瀬陽平+松井茂+桂英史 『アニメーションブートキャンプ』の挑戦 持続・発展する産学官連携の一事例 布山タルト 『ファッツァー』試論 ハンス=ティース・レーマン/林立騎訳 社会契約の結び直しとしての演劇 林立騎 [研究ノート]「移動する撮影者」という制作手法について 玄宇民 [テクニカルノート]コンピュータによる描画法の誕生と現在 牧奈歩美 [研究ノート]core of belles 2014年12ヶ月連続公演『怪物さんと退屈くんの12ヶ月』 池田武史 [論文]写真の概念と書画・浮世絵 松浦昇
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ART TRACE PRESS 05 アフェクト・セオリー
¥2,530
SOLD OUT
■特集「アフェクト・セオリー」 宇野邦一氏、林道郎、松浦寿夫による座談会収録の他、松井勝正氏によるロバート・スミッソン論、荒川徹氏によるゴッホ論、林道郎によるアフェクト理論についての補足的論考を掲載 ・特集「美術批評を読む 第二回 峯村敏明」 峯村敏明氏へのインタビュー(聞き手:林道郎、松浦寿夫)および、峯村氏による自選美術批評集 ・豊嶋康子氏への林道郎、松浦寿夫によるインタビュー収録 ・白井美穂映像作品全作上映会(ART TRACE GALLERYにて開催)と討議の模様を掲載 ・桑田光平、林道郎、松浦寿夫による連載 ウィリアム・ルービン「ジャクソン・ポロックと近代の伝統(6 - 最終回) (野田吉郎 訳)」、中林和雄氏によるエッセイ、永瀬恭一氏による展評など [編集部より] 出版社|ART TRACE 定 価|2300円+税 判 型|A5判 頁 数|294 ISBN|978-4-9906359-4-7 初 版|2019年6月 Contents [ 特集:アフェクトセオリー ] 座談会「感覚の論理学」:ドゥルーズ(以降)という問題圏 「アフェクト理論」についてのささやかな注記 林道郎 ロバート・スミッソンのエントロピーの美学 松井勝正 ゴッホのハイダイナミックレンジ絵画 荒川徹 [ 美術批評を読む:第二回 峯村敏明 ] インタビュー 聞き手:林道郎 松浦寿夫 たそがれ(誰彼)の概念芸術(1974年) 生きられるシステム(1974年) ジェニファー・バートレットの庭で(1983年) 眠れるアリアドネに照らされて(1993年) 人はソレをなぜ芸術と見なしうるか(1997年) 絵画における真の主役とは何か(2013年) 25時の美術と批評(2016年) 豊嶋康子インタビュー 聞き手:林道郎 松浦寿夫 白井美穂 林道郎 松浦寿夫 見たまえ、馭者が子午線を通過しつつある!──白井美穂映像作品全作上映と討議── ウイリアム・ルービン 野田吉郎訳 ジャクソン・ポロックと近代の伝統⑥(最終回) 中林和雄 素材の香り 斎藤敦の思い出に [ 連載 ] 桑田光平 ジャコメッティと詩人たち(5)芸術家とモデル──ジェイムズ・ロードとジャック・デュパン 松浦寿夫 同時遍在性の魔(5) 林道郎 ポロックの余白に(5)──チャールズ・ミンガス(そして少しだけ宇佐美圭司やマイルスや宮沢賢治)について [ 書評 ] 永瀬恭一 書物の軍事的編成 『写真の理論』 ●REVIEW 永瀬恭一 溶け出すピクセル ucnv「二個の者がsame space ヲoccupy スル」 松浦寿夫 非飽和性の庭 2 白井美穂「Cosmicomics」展、その他
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ART TRACE PRESS 04 中西夏之・早見堯
¥2,200
SOLD OUT
・中西夏之氏への、林道郎、松浦寿夫によるインタビュー(2014年8月収録) ・東京国立近代美術館にて2016年12月開催となる「endless 山田正亮の絵画」展に向け、中林和雄氏、松浦寿夫らにより開催された座談会「絵画との契約──山田正亮再考」第一回(2015年12月) ・鈴木了二氏、林道郎、松浦寿夫による座談会「もうひとつの建築──立原道造再考」 ・「美術批評を読む 特集 早見堯」では早見堯氏による美術批評のアンソロジー ・桑田光平、佐藤雄一、林道郎、松浦寿夫による連載 ウィリアム・ルービン「ジャクソン・ポロックと近代の伝統⑤ (野田吉郎 訳)」 ヴァンサン・マニゴ「日本のシュルレアリスム ──固有かつ総合的な芸術運動の試み──」など。 [編集部より] 責任編集|松浦寿夫・林道郎 出版社|ART TRACE 定 価|2,000円+税 判 型|A5判 頁 数|266 初 版|2016年11月 Contents 中西夏之インタビュー 聞き手:林道郎 松浦寿夫 中林和雄・松浦寿夫 座談会 絵画との契約ー山田正亮再考 第一回 山田正亮の仕事 鈴木了二・林道郎・松浦寿夫 座談会 もうひとつの建築──立原道造再考 [ 美術批評を読む/特集:早見堯 ] 作らない反芸術の始まり(1978年) ケネスノーランドの絵画 全体性と物質性(1978年) 壁から離れる絵画 理知と感覚との再統合(1980年) 長谷川三郎の外面的な文化的賭(1982年) ディティールとメディウムが「暗闇で飛躍」する時……(1990年) 二〇世紀絵画におけるグリッド(1994年) マニゴ・ヴァンサン 日本のシュルレアリスム──固有かつ総合的な芸術運動の試み── ウイリアム・ルービン ジャクソン・ポロックと近代の伝統⑤(野田吉郎=訳) [ 連載 ] 佐藤雄一 リズモロジーの方へ④──セザンヌリズム 下 桑田光平 ジャコメッティと詩人たち(4) Hic et nuncの詩学──ボヌフォワとジャコメッティ(3) 松浦寿夫 同時遍在性の魔(4) 林道郎 ポロックの余白に(4) 神山亮子 量によって隠されていくもの──「若林奮 飛葉と振動」展に寄せて [ REVIEW ] 永瀬恭一 不可視の宛先、南天子画廊の岡﨑乾二郎 あつめる、つくる、ばくはつする ゲーム《マインクラフト》の呼び声 松浦寿夫 パトリス・バルヴェ《東京での歩行による素描》(ワンダー・サイト・レジデンス) 非飽和性の庭―白井美穂、「Book of Silence」展
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ART TRACE PRESS 03 ブラック・マウンテン・カレッジ
¥2,750
SOLD OUT
特集 ブラック・マウンテン・カレッジ 2013年9月開催の、田中正之 × 林道郎 × 松浦寿夫による座談会、ブラック・マウンテン・カレッジ再考:失われつつある未来のために」の他に、山口庸子、齋藤 直子、原成吉、金子智太郎、沢山遼、松浦寿夫による書き下ろしテキストを掲載。 また、林道郎監修によるBMC年表(英文 一部和訳)を付録として追加。 田中信太郎氏への、林道郎、松浦寿夫、鷲見和紀郎によるロングインタビュー(2013年6月収録)を収録。 ロザリンド・クラウス「岩: ウィリアム・ケントリッジのプロジェクションのためのドローイング (1/2)」(城丸美香訳)、ハロルド・ローゼンバーグ「芸術と言葉」(桑田光平/桑名真吾訳)、ウィリアム・ルービン「ジャクソン・ポロックと近代の伝統 ④」(野田吉郎訳)等の翻訳も掲載となります。 [編集部より] 責任編集|松浦寿夫・林道郎 出版社|ART TRACE 定 価|2,500円+税 判 型|A5判 頁 数|266 初 版|2015年6月 Contents [ 特集:ブラック・マウンテン・カレッジ ] 田中正之・林道郎・松浦寿夫 座談会「ブラック・マウンテン・カレッジ再考:失われつつある未来のために」 山口庸子 芸術共同体の夢と聖なる山──アスコーナ、バウハウス、ブラック・マウンテン・カレッジ 齋藤直子 美的判断とチャンスの思想:デューイ、カベル、ケージ 原成吉 砦の最後──オルソン時代のブラック・マウンテン・カレッジとアメリカ詩 金子智太郎 磁気テープから演劇へ──ジョン・ケージ《ウィリアムズ・ミックス》 沢山遼 差異と関係──ジョセフ・アルバースとブラック・マウンテン・カレッジの思想 松浦寿夫 マザウェル断章──詩と絵画 田中信太郎インタビュー 聞き手:林道郎 松浦寿夫 鷲見和紀郎 ロザリンド・クラウス 岩:ウィリアム・ケントリッジのプロジェクションのためのドローイング 1/2(城丸美香訳) ハロルド・ローゼンバーグ 芸術と言葉(桑田光平/桑名真吾訳 (解題 桑田光平)) ウイリアム・ルービン ジャクソン・ポロックと近代の伝統④(野田吉郎訳) [ 特別寄稿 ] 奥村雄樹 そして静けさがおとずれる──河原温の《今日》 [ 連載 ] 佐藤雄一 リズモロジーの方へ③ ──セザンヌリズム 中 桑田光平 ジャコメッティと詩人たち(3)/空虚を抱く手(今、空虚)──ボヌフォワとジャコメッティ(2) 松浦寿夫 同時遍在性の魔(3) 林道郎 ポロックの余白に(3) REVIEW 野田吉郎 実験工房の二つの評価基準 永瀬恭一 崩壊に開かれた未来 篠崎英介「one foot in the grave」 出口はよく分からないが入口ははっきりしている。/「囚われ、脱獄」展 多田由美子 美術小説Ⅲ「短編小説」 [ 付録 ] ブラック・マウンテン・カレッジ クロノロジー
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ART TRACE PRESS 02 石子順造・山田正亮
¥2,420
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特集1 石子順造 2012年1月開催の、成相肇×岡﨑乾二郎×松浦寿夫×林道郎による座談会、 「キッチュとは何か、あるいは<価値真空状態>の芸術 ―石子順造を読む」に加え、 林道郎による書き下ろしテキストも掲載。 特集2 山田正亮 アトリエでの山田正亮夫人へのインタビュー(聞き手:神山亮子)、 峯村敏明、早見堯、松浦寿夫による山田正亮論他。 宇佐美圭司氏への、林道郎、松浦寿夫、岡﨑乾二郎によるロングインタビュー(2012年5月収録)を掲載。前号ジャクソン・ポロック特集の補遺として、 2012年1月に四谷ArtStudiumにて収録された、岡﨑乾二郎×松浦寿夫による対談「ジャクソン・ポロック再考」を掲載。 また前号に引きつづき、ウィリアム・ルービン「ジャクソン・ポロックと近代の伝統 ② ③」(野田吉郎訳)もお読みいただけます。 [編集部より] 責任編集|松浦寿夫・林道郎 出版社|ART TRACE 定 価|2,200円+税 判 型|A5判 頁 数|272 初 版|2012年10月 Contents [ 特集1:石子順造 ] 成相肇・岡﨑乾二郎・林道郎・松浦寿夫 座談会「キッチュとは何か、あるいは〈価値真空状態〉の芸術——石子順造を読む」 林道郎「「アルガママ」の交差―石子順造・李禹煥・中原佑介・中平卓馬……」 [ 特集2:山田正亮 ] インタビュー/山田光枝さん(山田正亮夫人) 聞き手:神山亮子 出席者:杉田美奈子、松浦寿夫 神山亮子=編「山田正亮自筆文献抄」 峯村敏明「山田正亮を括弧でくくってみませんか」 早見堯「大地を紡ぎ、空気と光を織る」 松浦寿夫「絵画の体系、あるいはアナクロニスムについて」 インタビュー/宇佐美圭司 聞き手:林道郎 松浦寿夫 岡﨑乾二郎 対談 岡﨑乾二郎・松浦寿夫「ジャクソン・ポロック再考」 ウイリアム・ルービン 野田吉郎訳「ジャクソン・ポロックと近代の伝統②③」 [ 連載 ] 佐藤雄一「リズモロジーの方へ② ―セザンヌリズム 上」 桑田光平「ジャコメッティと詩人たち(2) 空虚を抱く手(今、空虚)―ボヌフォワとジャコメッティ(1)」 松浦寿夫「同時遍在性の魔(2)」 林道郎「ポロックの余白に(2)―ダンス、ドライブ、プリヴェンション」 [ REVIEW ] 永瀬恭一「選別の欲望の強度(或いは私は如何にしてVOCAを信ずるに至ったか)」「娘たちの居るところ 吉田秋生「海街diary」」
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ART TRACE PRESS 01 ジャクソン・ポロック
¥1,760
SOLD OUT
〈絵画は二度死ぬ、あるいは死なない〉レクチャーシリーズを主宰しブックレットを刊行してきたアートトレースから、本格的な美術批評誌がついに創刊。 2011年8月24日 ART TRACE GALLERYにて開催された松浦寿夫×林道郎による対談記録、沢山遼による書き下ろしテキストの他、キャロル・C・マンクーシ=ウンガロ、マイケル・フリード、ウイリアム・ルービンの、ポロックに関する重要文献の初翻訳を掲載。 ロザリンド・クラウスが論じたサイ・トゥオンブリ論“The Latin Class”初翻訳も掲載。 責任編集|松浦寿夫・林道郎 出版社|ART TRACE 定 価|1,600円+税 判 型|A5判 頁 数|194 初 版|2011年11月 Contents [特集]ジャクソン・ポロック 松浦寿夫・林道郎 対談「唯一にして多数のポロック」 沢山遼「ジャクソン・ポロック──隣接性の原理」 キャロル・C・マンクーシ=ウンガロ「ジャクソン・ポロック 対話としての応答」(近藤學 訳・解題) マイケル・フリード「ジャクソン・ポロック」(松浦寿夫 訳・解題) ウイリアム・ルービン「ジャクソン・ポロックと近代の伝統」(野田吉郎訳) 郷原佳以「透明人間の肉体、あるいは、模倣と接触――アポリネールと「絵画の起源」神話」 野田吉郎「「現代美術」を天秤にかける――中原佑介の抽象絵画論」 荒川徹「速度の風景──ガス・ヴァン・サント《ジェリー》とタイムラプス」 桑田光平「ジャコメッティと詩人たち(1) 『レフェメール』の誕生とジャコメッティ」 佐藤雄一「リズモロジーの方へ①――クレーリズム、あるいは未来のための離散性」 松浦寿夫「同時遍在性の魔(1)」 林道郎「ポロックの余白に(1)――コールマン、エヴァンス、ラファロ」 CRITICAL READING ロザリンド・クラウス「ラテン語クラス――サイ・トゥオンブリについて」(井上康彦 訳) REVIEW 永瀬恭一「世界を計測する方法:方眼紙と温室 展」「岡本太郎展を見ることの不可能性」
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エステティーク Vol.1 美
¥992
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日本美学研究所は、美に特化した文芸誌『エステティーク』を創刊しました。 ――美とは何か。 この永遠不変のテーマを問い続けるために誕生した文芸誌です。 コンセプトは「美の標本箱」。 美の姿を多角的に捕え、物として飾っても美しい本を目指しています。 美術、文学、哲学、宗教、服飾、音楽、舞踊、演劇、建築など、様々な営みに通底する美について考え、語る「場」を作ることで、人類の文化活動に貢献し、“世界を、より美しく”という理念を遂行していきます。 創刊号の特集は、ズバリ「美」。 各分野で活躍する総勢17名の識者により、縦横無尽に美が語られました。 フランス語で美学を意味する「エステティーク(ESTHÉTIQUE)」。 美を愛し、美を求め、美に狂った全ての人へ。 [編集部より] 発行|日本美学研究所 定価|902円+税 判型|B5変型判 頁数|120 ISBN|978-4990768614 刊行|2014年6月 Contents 金子國義(画家) 『エロスの額縁』 巻頭インタビュー 最上和子(舞踏家) 『人間の体は美しい』 小林信之(美学研究者) 『美の非情性』 田中雅志(作家・美術史家・翻訳家) 『アンドロギュヌスの美の系譜―あるいは星々への回帰』 大岡 淳(演出家・批評家) 『オスカー・ワイルド「サロメ」演出ノート』 深澤紗織(詩人) 『わたしという宮、または身体詩』 三浦和広(編集者) 『聖なる言葉』 辻 大介(調香師) 『香りからみた娼婦と美学』 谷崎榴美(魔女) 『このましくない感じ』 華藤えれな(BL作家) 『儀式』 鵺神 蓮(緊縛師) 『淫縄美縛』 森 功次(美学者) 『失礼な観賞』 岩渕竜子(漫画家) 『美少年の骨は白』 平林幸壽(僧侶・現代アーティスト) 『近代日本美術史における文化的遺伝子としての仏教』 佐々木治己(劇作家) 『演劇にとって美とは何か』 YUKO-KAT(ミュージシャン) 『ピルグリマージュ・ヌミノース―畏怖巡礼―』 野尻英一(哲学者) 『美と弁証法』 挿絵 阿波村奈央 銀河博覧会
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エステティーク Vol.2 狂
¥998
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――美とは何か。 永遠不変のテーマを問い続ける文芸誌。 「美の標本箱」をコンセプトに、美を多角的に捕え、解剖し、その本質に迫ります。 第2号の特集は「狂」。 各分野で活躍する総勢18名の識者によって縦横無尽に「狂」が語られました。 フランス語で美学を意味する「エステティーク(ESTHÉTIQUE)」。 美を愛し、美を求め、美に狂った全ての人へ。 [編集部より] 発行|日本美学研究所 定価|907円+税 判型|B5変型判 頁数|120 ISBN|978-4990768614 刊行|2015年5月 Contents 船越保孝 (ファッションデザイナー) 『Fashion Crack‐亀裂としての服飾』巻頭インタビュー 津原泰水 (作家) 『病の夢の病の』 藤田博史 (精神分析医) 『美と狂気‐ホログラフィック精神分析の視座』 大岡淳 (演出家・劇作家・批評家) 『佯狂という狂気‐シェイクスピア「ハムレット」についてのノート』 中所宜夫 (能楽師) 『能の「狂」』 田中雅一 (文化人類学者) 『からだを美しく狂わせる方法‐カーヴァディの身体加工について』 鵺神 蓮 (緊縛師) 『狂美の緊縛術』 三浦和広 (美学研究者) 『芸術と猥褻‐狂神ディオニュソスの呼び声』 松岡 友 (美術作家・霊媒師) 『間と魔‐トランスの狂気』 黒瀬珂瀾 (歌人) 『狂、を思いつつ綴る断章』 藤田つぐみ (画家) 『植木鉢に挿された腕‐キャンバスを超えた暴力と幻想』 岩渕竜子 (漫画家) 『大神』 華藤えれな (ボーイズラブ作家) 『焔の雪‐あるマタドールへの哀悼』 武田宙也 (美学研究者) 『非人間的なもの‐フーコーによる狂気と美』 辻 大介 (調香師) 『狂喜と絶望の調香世界』 磐樹炙弦 (魔術師) 『狂明‐拡張神経系の夢、あるいは現代魔術のオントロジー』 成瀬信彦 (舞踏家) 『和を成さば乱』 樋口りの (第一期最優秀新人作品) 『ししるいるい』 挿絵 阿波村奈央 銀河博覧会
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エステティーク Vol.3 神
¥997
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――美とは何か。 永遠不変のテーマを問い続ける文芸誌。 第3号の特集は「神」。 総勢17名の識者が縦横無尽に「神」を語る。 美を愛し、美を求め、美に狂った全ての人へ。 [編集部より] 発行|日本美学研究所 定価|907円+税 判型|B5変型判 頁数|122 ISBN|978-4990768638 刊行|2017年9月 Contents 高橋睦郎(詩人)『神について』 鶴岡真弓(美術文明史家・ケルト芸術文化研究家)『闇と光の装飾神話』 大島直行(考古学者)『縄文人は〈神〉を創ったか』 山田仁史(宗教学者・民族学者)『神の来し方、神の行く末』 武田宗典(能楽師)『翁―能楽に宿る神―』 宮川あゆみ(絵馬絵師・巫女)『天地を駆ける馬』 大岡 淳(劇作家・演出家・批評家)『神に背を向けるということ―芥川龍之介と遠藤周作―』 辻 大介(調香師)『香と神』 岩渕竜子(漫画家)『刺青』 三浦和広(美学研究者)『人形神学』 大谷 哲(歴史学者)『殉教と神 ― キリストの模倣者としての殉教者』 華藤えれな(ボーイズラブ作家)『死神のパソドブレ―闘牛士Sへのオマージュ』 鵺神 蓮(緊縛師)『女神緊縛』 高田和恵(カリグラファー)『神の言葉を綴る人―いにしえのカリグラファー』 樋口りの(小説家)『神の足』 斯波克幸(ヲシテ研究者)『神は太陽である』 市川 純(第二期最優秀新人作品)『神を讃える歌と言語―教会音楽のヴェール』 挿絵 銀河博覧会 Demian
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vanitas No.006 ファッションの教育・研究・批評
¥1,980
表象文化としてのファッション、あるいは衣類設計としてのファッションデザインにおける教育や研究は現在、日本において何を前提にどのように実践されているのか。ファッションをとりまく教育、研究の過去、現在、未来を批評的に捉えよう、という議論から、今号の特集「ファッションの教育・研究・批評」は出発しました。 明治時代に女子高等師範学校などを介して全国へと広まった洋服の裁縫技術教育は戦後の洋裁文化の基盤を作り、そのレガシーによって日本のファッション文化は発展してきました。しかし批評や研究など、「いまある」ファッションシステムを駆動するためではない「ありうる」可能性や価値を探求する文化はどう発展してきたのでしょうか。ファッションは常にア・ラ・モードであるにも関わらず、同様に常にア・ラ・モードであろうとする「テクノロジー」とファッションの融合に対して拒否反応を示す人々が多いのは、なぜなのでしょうか。あらたな身体イメージを生成するメディウムとしてのファッションの拡張を捉えるために、私たちには今どのような教育や研究、批評の可能性があるのでしょうか。 近年「デザイン」の複雑化が盛んに議論されるにつれ、ファッション産業の周縁から新たな批評空間や研究的実践、実験的教育の萌芽が散見されるようになりました。今号の特集は、この萌芽を多様な側面から明らかにしていくことを目的に新井茂晃氏、井上雅人氏、Cecilia Raspanti氏、Dehlia Hannah氏へのインタビュー、そして現在ファッション産業に携わる方々との匿名座談会を行いました。 さらに、本号の特集としてブックガイドを作成しました。ファッション史からウェアラブルテクノロジーまで、書籍、論文問わず幅広く参考となるテクストを選定しています。また、定例である論文とエッセイでは、藤嶋陽子氏、鹿野祐嗣氏、難波優輝氏、川崎和也氏、糸数かれん氏、安齋詩歩子氏、および本誌編集部・太田知也のテクストを掲載し、引き続き多角的にファッション批評の基盤構築を試みました。 本誌がファッションと研究、教育、批評をめぐる思考を深める契機になることを願います。 [編集部より] 出版社|アダチプレス 定 価|1,800円+税 判 型|四六変型判 頁 数|256 ISBN|978-4-908251-11-5 初版|2019年6月 Contents interview 新井茂晃 https://note.mu/affectus 井上雅人 Cecilia Raspanti/Fabricademyプログラム紹介 https://textile-academy.org デジタルディバイドが発生する現場(匿名座談会) paper 藤嶋陽子「ファッション研究史とファッション産業史の交錯点――日本における研究展開の駆動力としての産業」 鹿野祐嗣「魅惑と叛逆の装いをまとう男たちの『モード』をたたえて――精神分析が仮装の欲望について語る事柄とその彼方」 太田知也「路上の『メディア・トラック』あるいはポスト・ヒューマンへの轍――『Hippie Modernism: The Struggle for Utopia』展解題」 https://walkerart.org/calendar/2015/hippie-modernism-struggle-utopia 難波優輝「おしゃれの美学――パフォーマンスとスタイル」(公募) 川崎和也「ポスト・ヒューマニズムとファッション――アルゴリズムとの共創によるファッションの計算論的転回」(公募) international perspective 研究機関紹介 センター・フォー・サステナブル・ファッション(ロンドン) http://sustainable-fashion.com @sustfash 展覧会紹介 「Items: Is Fashion Modern?」 https://www.moma.org/calendar/exhibitions/1638 「HAPPY BIRTHDAY DEAR ACADEMY」 「Google Arts & Culture」 https://artsandculture.google.com 書籍紹介 ブックガイド→『vanitas』No. 006 ブックガイド・リンク集 総論、デザインガイド、バイオファッション、ウェアラブルテクノロジー、サステナブルファッション、ファッション史、ファッションセオリー、学術誌、エキシビション、作家論 研究者紹介 Dehlia Hannah http://dehliahannah.com @wandererabovethemist critical essay 糸数かれん「バムスター再考」 安齋詩歩子「amachi. ――植物のコスメティック」 afterword
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vanitas No.004 アーカイブの創造性
¥1,980
SOLD OUT
責任編集|蘆田裕史+水野大二郎 アートディレクション・デザイン|UMA/design farm 出版社|アダチプレス 定 価|1,800円+税 判 型|四六変型判 頁 数|256 ISBN|978-4-908251-01-6 初版|2015年9月 Contents interview suzuki takayuki http://suzukitakayuki.com 石関亮(京都服飾文化研究財団 http://www.kci.or.jp)+南目美輝(島根県立石見美術館 http://www.grandtoit.jp/museum) ドミニク・チェン https://wired.jp/series/ferment-media-research paper 筒井直子「ファッション・アーカイブとその特殊性について──美術館・博物館と企業アーカイブを事例に」 齋藤歩「アーカイブズはなぜ斯くもわかりにくいのか──ヨーロピアナ・ファッションから学ぶこと」 「Europeana Fashion IPR Guidelines」(訳=水野祐、高橋由佳、岩倉悠子) 筧菜奈子「密やかに生成する文様──現代ファッションにおける日本の文様の行方」 松永伸司「なにがおしゃれなのか──ファッションの日常美学」 international perspective 研究機関紹介 テキスタイル・ミュージアム(オランダ、ティルブルフ) http://www.textielmuseum.nl 展覧会紹介 「危険な関係――18世紀におけるファッションとインテリア」 「ファッションにおけるクィアの歴史――クローゼットからキャットウォークまで」 「アントワープに着陸したファッション2001」 「シック・クリックス――現代ファッション写真における創造性と商業性」 書籍紹介 マリー・リーゲルス・メルキオール、ビルギッタ・スヴェンソン編『ファッションと美術館――理論と実践』 キム・K・P・ジョンソン、スーザン・J・トーントレ、ジョアン・B・アイシャー編著『ファッション・ファウンデーション――身体と衣服についての言説史』 キャロライン・エヴァンス『メカニカル・スマイル――モダニズムとフランス/アメリカにおける最初のファッションショー(1900-1929)』 ピーター・マクニール、サンダ・ミラーズ『ファッションについて書くこと、批評すること――その歴史、理論、実践』 研究者紹介 ティモ・リサネン https://timorissanen.com critical essay 高城梨理世「『名前がないブランド』の可能性──エレガンスとコンセプチュアルを巡って」 柴田英里「ドラッグ&ドラァグ──あらかじめ封印された『女の子カルチャー』と戦うための戦闘服としてのMILK」 NOSIGNER / 太刀川英輔「(YET)UNDESIGNED DESIGN デザインしないデザイン」 山内朋樹「イメージをまとわせる──植物のコラージュがかたちづくる亜生態系」 afterword
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vanitas No.003
¥1,980
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責任編集|蘆田裕史+水野大二郎 アートディレクション・デザイン|UMA/design farm 出版社|アダチプレス 定 価|1,800円+税 判 型|四六変型判 頁 数|232 ISBN|978-4-908251-03-0 初版|2014年6月[出版社在庫切れ] Contents interview proef http://proefdesigns.com 柳田剛 http://www.kyoto-seika.ac.jp/edu/faculty/yanagida-takeshi 脇田玲 http://wakita.sfc.keio.ac.jp+松川昌平 http://www.000studio.com paper 平芳裕子「ファッションを語る──雑誌とアメリカ」 水野祐「ファッションにおける初音ミクは可能か?──オープンソース・ハード『ウェア』としてのファッションの可能性」 趙知海「女性ファッション写真家たち──曖昧なイメージに込めるもの」 ゲオルク・ジンメル「モードの哲学」 大久保美紀「逆行する身体表象──『復活』するマネキンあるいはマヌカン」(公募) international perspective ・研究機関紹介 University of the Arts London http://www.arts.ac.uk ・展覧会紹介 「ハンドメイド──クラフトよ、永遠なれ」 「リップ!! ペーパーファッション」 「サステナブル・ファッション──ファッションは更新できるのか?」 「エクストリーム・ビューティー──つくり変えられる身体」 「モノを作ること/目的を築くこと──ブレス、ブーディッカ、サンドラ・バックランド」 ・書籍紹介 アンジェラ・マクロビー『ブリティッシュ・ファッションデザイン──ぼろ布かイメージか』 クレア・マッカーデル『あなたが着るべきもの──ファッションにおける5W1H』 ウルリッヒ・リーマン『虎の跳躍──ファッションのモダニティ』 フィリップ=アラン・ミショー『イマージュの人々』 ・研究者紹介 キャロライン・エヴァンス http://www.arts.ac.uk/research/ual-staff-researchers/a-z/professor-caroline-evans critical essay nukeme「テクノロジーと創造性について」 koso「Futuristic Elegance――Iris van Herpen試論」 久保寺恭子「空間とファッション──TOKYO RIPPER と衣服の物語」(公募) afterword
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vanitas No.002
¥1,980
責任編集|蘆田裕史+水野大二郎 アートディレクション・デザイン|UMA/design farm 出版社|アダチプレス 定 価|1,800円+税 判 型|四六変型判 頁 数|232 ISBN|978-4-908251-02-3 初版|2013年6月 Contents foreword interview 西尾美也 http://yoshinarinishio.net 北山晴一 http://kitagumi.my.coocan.jp ここのがっこう http://www.coconogacco.com paper 南後由和「陳列とキュレーション――ユニクロ、コムデギャルソン、デミアン・ハースト」 成実弘至「21世紀スローファッション試論」 津田和俊「生きのびるための衣服」 渡辺洋平「衣服論事始め――衣服と時間あるいはメゾン・マルタン・マルジェラと反時代的なもの」 小林嶺「まなざしに介入するファッション―― 『ショー』という観点から」 関根麻里恵「リアルクローズ化する『マンガファッション』」(公募) international perspective ・研究機関紹介 IFM・パリモード研究所(フランス) http://www.ifm-paris.com ・展覧会紹介 「スペクター――ファッションが振り返るとき」 「衣服は現代的か?」 「マダム・グレ、芸術へ至るクチュール」「ベルギーファッション――アントワープスタイル」 「フィレンツェ・ビエンナーレ」 ・書籍紹介 ジャック・ローラン『着衣のヌード、脱衣のヌード』 エンリコ・クリスポルティ『未来派とファッション――バッラとその他の作家たち』 ジョアン・エントウィスル『ファッションの美的経済学――衣服とモデルにおける市場と価値』 フレッド・デイヴィス『ファッション、文化、アイデンティティ』 ・研究者紹介 『vestoj』 http://vestoj.com critical essay 星野太「ハトラ――『中性的なもの』の力学」 蘆田暢人「『雲のような場所』を巡って――ASEEDONCLÖUD試論」 HACHI「JUNYA SUZUKI/chloma――ネット以降の時代」 三村真由子「Ka na ta の身体を活かす服」(公募) afterword
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vanitas No.005 ファッション・デザイン・アート
¥1,980
SOLD OUT
「『ファッションはアートなのか』という、半ば不毛な問いはいつまで立てられ続けるのだろうか」。そのような疑問が今号の特集「ファッション・デザイン・アート」の出発点にあります。アートを広く芸術の意味で捉え、そのサブカテゴリーに絵画や彫刻、デザインや映画、マンガや工芸などを位置付けるのであれば、もちろんファッションもそのサブカテゴリーのひとつとなるでしょう。しかしながら、アートを狭義の――絵画や彫刻などの――ファインアートと理解するのならば、それとファッションは違うものであることは言わずもがなでしょう。 とはいえ、ファッションとファインアートもまったくの無関係というわけではありません。欧米では、20世紀におけるファッションとファインアートの関係を検証するような展覧会が少なからず開催されているように、互いに目配せをしてきたともいえます。一方で、ファッション――正確に言えばファッションデザイン――はデザインの一分野でもあります。ただし、産業のあり方やビジネスの慣習など、他のデザインの領域と異なる点が多いことも事実でしょう。 今号では、ファッション・デザイン・アートがそれぞれ独立したジャンルであることを前提としながらも、現在において各分野がどのような関係を結びつつあるのか、多様な側面からの検証を試みます。インタビューでは、東京藝大で美学を学んだファッションデザイナーの小野智海氏、ファッションデザイナーやスタイリストとのコラボレーションも多い演劇作家の藤田貴大氏、Google の「プロジェクト・ジャカード」の開発にも携わるデザイナー/アーティストの福原志保氏の三者に話を聞いています。論文では、先述のファッションとアートをめぐる展覧会の意義を明らかにする利根川由奈氏、バイオファッションという新しい動向を探る高橋洋介・川崎和也両氏のテクストを掲載しています。その他、書籍紹介や展覧会紹介などでも本特集と共鳴するテーマを忍ばせています。 本誌は編者の見解を押しつけたり、明確な答えを提供したりすることは目指しておりません。読者諸氏が自身の見解を持つきっかけを提供すること、それさえできていれば私たちの目標は達成されたと言えるでしょう。本誌がファッション・デザイン・アートをめぐる思考を深める契機になることを願います。 [編集部より] 責任編集|蘆田裕史+水野大二郎 アートディレクション・デザイン|UMA/design farm 出版社|アダチプレス 定 価|1,800円+税 判 型|四六変型判 頁 数|176 ISBN|978-4-908251-06-1 初版|2018年3月 Contents interview 小野智海 http://tomoumiono.com 藤田貴大 http://mum-gypsy.com 福原志保 http://bcl.io paper 利根川由奈「20世紀のモードとアートにおける時間と作家性――1980年代以降の展覧会を手がかりに」 高橋洋介「バイオファッションにおける半生命的素材の諸問題」 川崎和也「バイオファッションデザインの探求[1]――技術と衣服のあいだを調停する思索的ファッションデザインは可能か」 難波阿丹「ユニクロのAir-Rhythm――インターフェイシングと触覚的価値の再創出」(公募) 井上一紀「アンリアレイジとモダニズムへの一度目の遡行」(公募) international perspective 研究機関紹介 ストックホルム大学ファッション研究センター https://www.ims.su.se/english/centre-for-fashion-studies 展覧会紹介 「ファッションの未来は今」 「ドリス・ヴァン・ノッテン――インスピレーションズ」 「ファッションとアート:1960年~1990年」 「イヴ・サン=ローラン」 書籍紹介 ティモ・リサネン、ホリー・マッキラン『ゼロ・ウェイスト・ファッションデザイン』 アニタ・ジェネヴァ、キャサリン・モリワキ『ファッションとテクノロジー』 ジュディス・クラーク&エイミー・ドゥ・ラ・ヘイ+ジェフリー・ホースリー『ファッションを展示すること──1971年以前/以降』 ディディエ・フェルファーレン編『ザ・ベルジャンズ――意外なファッションのストーリー』 研究者紹介 ヨハネス・レポネン(『Address』) http://www.addresspublications.com/magazine critical essay 上別府往輝「クリストバル・バレンシアガ論考」 中西雄祐「『台東デザイナーズビレッジ』から考えるファッションデザイナーの支援のあり方」 afterword
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エトセトラ VOL.2 We♥Love 田嶋陽子!
¥1,320
SOLD OUT
“日本でいちばん有名なフェミニスト”田嶋陽子を大特集! 世代を超えて集結した執筆陣によるエッセイ・書評や、一般投稿「田嶋陽子さんへの手紙」、そして、田嶋陽子本人へのロングインタビューなどで構成。現代のフェミ作家たち=山内マリコ&柚木麻子責任編集による、最強のフェミ・アイコン田嶋陽子へのリスペクトに満ちた一冊。あの頃、テレビで田嶋先生を観ていた、すべての少女たちへ捧げます! [編集部より] 責任編集|山内マリコ・柚木麻子 出版社|エトセトラブックス 定 価|1,200円+税 判 型|A5判・並製 頁 数|114(カラー口絵2P) ISBN|978-4-909910-02-8 初 版|2019年11月 Contents 特集:私の 私による 私のための身体 [ アンケート ] 1334人が答えたエトセトラ・リポート2020〜わたしが語る、わたしの身体〜 マンガ はらだ有彩「謎の生物ウネウネ いい感じの気持ちよさを探す旅に出るの巻」 エッセイ 松田青子「生理! 生理! 生理!」 写真 コムラマイ「近づくほどに遠ざかる/身体」 短歌 佐藤弓生「スカートになりたい」 [ Re:ボディ ] ハヤカワ五味✕吉野なお「布一枚から始める身体革命」 北原みのり「私の私による私のためのプレジャー」 磯野真穂「髪は生やして、手足は脱毛?――けむくじゃらの人類学」 綾屋紗月「ジェンダー化されにくい私の身体」 鈴木みのり「引き裂かれた身体を表象する」 アンティル「癒えない乳房」 規範を超えて躍動する女子プロレスラーの身体 インタビュー:里村明衣子/橋本千紘/愛海/朱崇花 「誰でも女子プロレス体験記」渋谷チカ [ カラダと権利 ] アクロストン「子どもたちが自分の頭で考える・対話するための性教育」 早乙女智子「産婦人科医が語るマイボディ・マイチョイス」 福田和子「避妊の権利なんでないの」 牧野雅子「性暴力被害者のリアルと、法の中のファンタジー」 塚原久美「妊娠するからだとガラパゴス中絶」 齋藤有紀子「堕胎罪と母体保護法」 [ 連載 ] 編集長フェミ日記 長田杏奈 新連載 ここは女を入れない国 伊藤春奈(花束書房)/第1回:大相撲と女人禁制 新連載 Who is she? 大橋由香子/第1回:中絶の罪に問われた彼女 LAST TIME WE MET彼女たちが見ていた風景 宇壽山貴久子 私のフェミアイテム 亀石みゆき NOW THIS ACTIVIST 後藤稚菜 etcbookshop通信 (Feminist Report) コロナ禍は新しいフェミニズムを生むか(ドイツの女性たちから)山口侑紀 [ 特別寄稿 ] すんみ「より良いところに、ずっと遠くまで――ユン・イヒョンの『作家活動中止』をめぐって」 責任編集 山内 マリコ Mariko Yamauchi 1980年富山県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒業。2008年「16歳はセックスの齢」で「女による女のためのR‐18文学賞読者賞」を受賞。2012年、同作を含む初の単行本『ここは退屈迎えに来て』を刊行、地方に生きる若い女性のリアルを描いた。小説『アズミ・ハルコは行方不明』『かわいい結婚』『あのこは貴族』『選んだ孤独はよい孤独』、エッセイ『皿洗いするの、どっち?目指せ、家庭内男女平等』、短篇&エッセイ『あたしたちよくやってる』など著書多数。 柚木麻子 Asako Yuzuki 1981年東京都生まれ。立教大学文学部フランス文学科卒業。2008年「フォーゲットミー、ノットブルー」でオール讀物新人賞、同作を含む連作短篇集『終点のあの子』でデビュー。以後、女性同士の友情や関係性をテーマにした作品を数多く発表。2015年『ナイルパーチの女子会』で山本周五郎賞受賞。同作は、高校生直木賞も受賞した。他の著書に「ランチのアッコちゃん」シリーズ、『本屋さんのダイアナ』『BUTTER』『デートクレンジング』『マジカルグランマ』など多数。
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エトセトラ VOL.1 コンビニからエロ本がなくなる日
¥1,100
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毎号、新しい責任編集長がいちばん伝えたい“フェミ的テーマ”を特集するフェミマガジン創刊! 大手コンビニチェーンが、2019年8月末日までに「成人向け雑誌」販売中止する方針を決定。私たちの生活に欠かせないコンビニという場所に「エロ本」があったこと/なくなることについて、人気漫画家・田房永子が責任編集長となり、二度とないタイミングで60人のリアルな声を集めた一冊! 作家や漫画家、書店店長、「エロ本」編集者からの寄稿他、一般投稿による熱い賛否両論フォーラム、各社コンビニへのアンケート、もちろん田房永子によるエッセイ漫画も! 身近なテーマからフェミニズムを考える、新しい雑誌の誕生です。 [編集部より] 責任編集|田房永子 出版社|エトセトラブックス 定 価|1,000円+税 判 型|A5判 頁 数|96 ISBN|978-4-909910-00-4 初 版|2019年5月 Contents 特集/コンビニからエロ本がなくなる日 寄稿 コンビニのエロ本は誰のエロなのか 小川たまか コンビニから女のエロがなくなった日 北原みのり 必要とする人、必要とされる場所 伊野尾宏之 コンビニからエロ本がなくなる日のおとぎ話 デジスタ小保方 ややこしいわたしの棲み処によせて ドルショック竹下 「オレ」が思う通りにならない社会を 武田砂鉄 ソフィズムとフェミニズム 瀧波ユカリ エロを肯定したい私のエロコンテンツとの距離 水谷さるころ 平気な子どものために 少年アヤ 間近にあるエロ、遠い“性”。 安達茉莉子 さよなら、コンビニエンス・エロ 高橋フミコ 40人による賛否激論・投稿フォーラム 漫画 かつてコンビニにはエロ本があった コンビニに抗議できなかった話 田房永子 レポート エロ本の作り手にお話を伺う中で見えてきた巨大構造 清田隆之(桃山商事) アンケート 「コンビニからエロ本がなくなること」について、コンビニ各社へお尋ねしました。 連載 編集長フェミ日記 2019年1〜2月 LAST TIME WE MET 彼女たちが見ていた風景 宇壽山貴久子 私のフェミアイテム 長田杏奈 NOW THIS ACTIVIST 01 福田和子 etc.bookshop通信 責任編集 田房永子 Eiko Tabusa 1978年東京都生まれ。漫画家、ライター。2001年第3回アックスマンガ新人賞佳作受賞。2005年より男性向けエロ本、実話系雑誌、スポーツ新聞の風俗欄で連載を持つ。10年より「ラブピースクラブ」などの女性向けWEBサイトで連載を持ち、完全に意識がフェミニズムへシフトする。母からの過干渉の苦しみと葛藤を描いたコミックエッセイ『母がしんどい』(KADOKAWA/中経出版)を12年に刊行、ベストセラーに。他の著書に、男性中心社会における女性の苦しみにピントを当てた『ママだって、人間』(河出書房新社)、『他人のセックスを見ながら考えた』(ちくま文庫)など多数。
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ゲンロン 10
¥2,640
批評家東浩紀が編集長をつとめる批評誌『ゲンロン』。 第2期創刊号となる今号では、小説家の高橋源一郎さん・政治学者の原武史さんと東浩紀のふたつの対談を収録した「平成から令和へ」、座談会・論考・ブックガイドから知の最前線に多角的に迫る「AIと人文知」の二大特集をお届けします。 さらに演出家の高山明さん、海外の若手哲学者であるユク・ホイ、イ・アレックス・テックァン両氏による新連載も開始。第1期以上に社会に結びついた内容となっています。 [出版社より] 出版社|ゲンロン 定価|2,400円+税 判型|A5判 ページ数|328 ISBN|978-4-907188-32-0 初版|2019年9月 Contents [特別企画]投資から寄付へ、そして祈りへ――SOLIOの挑戦と哲学 家入一真+桂大介 聞き手=東浩紀 [論考]悪の愚かさについて、あるいは収容所と団地の問題 東浩紀 小特集 平成から令和へ [対談]歴史は家である 高橋源一郎+東浩紀 [対談]国体、ジェンダー、令和以後 原武史+東浩紀 小特集:AIと人文知 [座談会]AI研究の現在とSFの想像力 長谷敏司+三宅陽一郎+大森望 [論考]メタ床――コミュニケーションと思考の発酵モデル ドミニク・チェン [ブックガイド]人工知能と人文知を結ぶ15の必読書 山本貴光+吉川浩満 [ゲンロンセミナー]宗教建築と観光――ツーリズムとナショナリズムから見るロシアの現在 高橋沙奈美+本田晃子 司会=上田洋子 連載 [新連載]迂回路開発紀行 第1回 高山明 [新連載]芸術と宇宙技芸 第1回 ポストヨーロッパ哲学のために ユク・ホイ 仲山ひふみ訳 [新連載]理論と冷戦 第1回 右翼的なサルトル? イ・アレックス・テックァン 鍵谷怜訳 [論考]他の平面論 第8回 〈神話〉のなかの七〇年代美術史 黒瀬陽平 [論考]独立国家論 第9回 アメリカの夢、ソ連の夢 速水健朗 創作 ディスクロニアの鳩時計 午後の部IX 海猫沢めろん コラム イスラームななめ読み #1 イスラミック・ポップとヨーロッパ 松山洋平 国威発揚の回顧と展望 #1 政治の記号化に歯止めはあるか? 辻田真佐憲 ロシア語で旅する世界 #9 アートは地方都市を変えるか 上田洋子 English English Table of Contents and Abstracts
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ゲンロン 0 観光客の哲学
¥2,530
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第71回毎日出版文化賞(人文・社会部門)受賞! 否定神学的マルチチュードから郵便的マルチチュードへ——。 ナショナリズムが猛威を振るい、グローバリズムが世界を覆う時代、新しい政治思想の足がかりはどこにあるのか。ルソー、ローティ、ネグリ、ドストエフスキー、ネットワーク理論を自在に横断し、ヘーゲルのパラダイムを乗り越える。 著者20年の集大成、東思想の新展開を告げる渾身の書き下ろし新著。 [出版社より] 著 者|東浩紀 出版社|ゲンロン 定 価|2,300円+税 判 型|A5判・並製 頁 数|326 ISBN|978-4-907188-20-7 初 版|2017年04月 Contents 第1部 観光客の哲学 第1章 観光 付論 二次創作 第2章 政治とその外部 第3章 二層構造 第4章 郵便的マルチチュードへ 第2部 家族の哲学(序論) 第5章 家族 第6章 不気味なもの 第7章 ドストエフスキーの最後の主体 Author 東 浩紀 Hiroki Azuma 1971年東京生まれ。批評家・作家。ゲンロン代表。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(学術博士)。専門は哲学、表象文化論、情報社会論。 著書に、『存在論的、郵便的』(1998年、サントリー学芸賞 思想・歴史部門)、『動物化するポストモダン』(2001年)、『クォンタム・ファミリーズ』(2009年、第23回三島由紀夫賞)『一般意志2.0』(2011年)『弱いつながり』(2014年、紀伊國屋じんぶん大賞2015)ほか多数。
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今という驚きを考えたことがありますか/THINKING「O」15号
¥1,485
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「時間は実在しない」。だとしたら今感じているこの〈今〉とは一体なんなのかーー。大澤真幸が、哲学者永井均を迎えて、マクタガートの『時間の非実在性』に対峙する、大澤真幸個人思想誌15号。 〈今〉の不思議と〈私〉の不思議、そして神の存在が共振するとき、マニアックな問いは、生きることのすべてにつながる問いへと変わる。マクタガートを超えていく対談と、大澤真幸論文「時間の実在性」などを収録。 [出版社より] 著 者|大澤真幸 ゲスト|永井均 出版社|左右社 定 価|1,350円+税 判 型|四六判 頁 数|136 ISBN|978-4-86528-202-3 初 版|2018年6月 Contents まえがき 最も深い謎 入門 ジョン・エリス・マクタガート「時間の非実在性」 大澤真幸 1 時間上の位置を区別する仕方には、A系列とB系列の二種類がある 2 時間にとって基礎的なのはA系列である 3 時間は実在しない 4 ダメットはマクタガートを擁護して反論に再反論する 5 その後は…… 対談 輻輳する不思議 〈今〉と〈私〉は存在するか 永井均+大澤真幸 「時間は存在しない」 マクタガートの時間論 〈私〉とは何か 時間論と〈私〉論の接点 〈私〉と〈現在〉の端的さ 時間はほんとうに存在しないのか マクタガートへの反論 ダメットへの再反論 「動く現在」? 過去と未来の非対称性 〈私〉は存在しないのではないか 特別付録 対談をより深く理解することば 永井均編/古典編 論文 時間の実在性 大澤真幸 1この〈現在〉としての〈私〉 2 現在からの退却 3 純粋過去、そして自由 補遺 ヒッチコックのモンタージュについて Author 大澤真幸 Masachi Osawa 1958年生まれ。社会学。個人思想誌「THINKING「O」」主宰。『ナショナリズムの由来』で毎日出版文化賞を受賞。『自由という牢獄』で河合隼雄学芸賞を受賞。著書に『不可能性の時代』『〈自由〉の条件』『〈問い〉の読書術』『考えるということ』など。共著に『ふしぎなキリスト教』『おどろきの中国』『憲法の条件』『げんきな日本論』『21世紀の暫定名著』など。縦横無尽なジャンルで現代を解きあかすスタイルで、社会学の第一線を担う。 永井均 Hitoshi Nagai 1951年生まれ。日本大学文理学部教授。専攻は哲学、倫理学。著書に『私・今・そして神』『改訂版 なぜ意識は実在しないのか』『ウィトゲンシュタインの誤診』『存在と時間−哲学探求1』『哲学の密かな闘い』など。
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〈わたし〉と〈みんな〉の社会学/THINKING「O」14号
¥1,595
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大澤真幸個人思想誌14号。社会学を牽引する見田宗介=真木悠介と大澤真幸が、師弟の関係の枠を越えてこれからの50年について論じた最新対談と見田宗介『宮沢賢治』に応答した大澤真幸最新論文を収録。 未来も人生も先が見えない今、社会学の二大知性が時代と真正面から向き合い考えます。生命はどうなる? 資本主義はどうなる? 人類はどうなる? そして〈わたし〉はどうなる? [出版社より] 著 者|大澤真幸 ゲスト|見田宗介 出版社|左右社 定 価|1,450円+税 判 型|四六判 頁 数|160 ISBN|978-4-86528-167-5 初 版|2017年4月 Contents まえがき 【対談】見田宗介+大澤真幸「連山縦走 ――われわれはどこから来てどこへ行くのか」 ・特別付録1 「見田宗介=真木悠介」総特集から「走れメロス」へ 大澤真幸 ・特別付録2 対談をより深く理解する 見田宗介=真木悠介のことば 【論文】 〈ひとり〉と〈みんな〉をつなぐもの――『銀河鉄道の夜』再読 大澤真幸 ・見田宗介=真木悠介 年譜 Author 大澤真幸 Masachi Osawa 1958年生まれ。社会学者。著書に『不可能性の時代』『ナショナリズムの由来』『〈自由〉の条件』『〈問い〉の読書術』など。共著に『ふしぎなキリスト教』『おどろきの中国』『二千年期の社会と思想』『憲法の条件』など。近著に『自由という牢獄』『〈世界史〉の哲学 イスラーム篇』などがある。 見田宗介 Munesuke Mita 1937年生まれ。社会学者。東京大学名誉教授。著書に『まなざしの地獄』『現代社会の理論』『自我の起原』『社会学入門』など。『定本 見田宗介著作集』で2012年毎日出版文化賞受賞。東大の見田ゼミは常に見田信奉者で満席だった。
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日本人が70年間一度も考えなかったこと/THINKING「O」13号
¥1,320
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われわれ日本人は、戦争と平和について戦後ずっと考えてきたつもりでいる。だがしかし——。「大規模なデモをもって強く反対されている法を、きわめて強引な仕方で通過させた政権が、高い支持率を維持しているのはどうしてなのか」。 その"不可解”な事実を、グラフと数値を使いあざやかに解明! 「敗戦」を乗り越えるための論点は、「九条の純化」そして「積極的中立主義」へと展開する。安保法案成立を嘆くより、日本にはまだ未来のためにできることがあると目が覚める一冊。THINKING「O」シリーズ、13号! [出版社より] 著 者|大澤真幸 ゲスト|姜尚中 出版社|左右社 定 価|1,200円+税 判 型|四六判 頁 数|112 ISBN|978-4-86528-131-6 初 版|2015年11月 Contents まえがき 【対談】姜尚中と大澤真幸が「敗戦の日」に語る 永続敗戦から抜け出す唯一の道……姜尚中×大澤真幸 【論文】戦争と平和 どうしたら憲法九条は活きるのか………大澤真幸 [まえがきより] THINKING「O」13号では、戦争と正義について、日本の敗戦後70年という歴史を受けて考えている。こうした主題に緊急性があると判断したきっかけは、もちろん、安倍晋三内閣によって、集団的自衛権を認める安全保障関連法が提案されたことにある。この法は、すでに衆参両院で可決され、成立している。しかし、この法の審議している過程で――ただし国会内の議論ではなく国会外の状況を通じて――明らかになった問題は、解消されていない。 Author 大澤真幸 Masachi Osawa 1958年生まれ。社会学者。著書に『不可能性の時代』『ナショナリズムの由来』『〈自由〉の条件』『〈問い〉の読書術』など。共著に『ふしぎなキリスト教』『おどろきの中国』『二千年期の社会と思想』『憲法の条件』など。近著に『自由という牢獄』『〈世界史〉の哲学 イスラーム篇』などがある。 姜尚中 Kang Sang-jung 1950年生まれ。政治学者。東京大学名誉教授。著書に『オリエンタリズムの彼方へ』『ナショナリズム』『在日』『悩む力』『母 オモニ』『心』『心の力』『悪の力』など。
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ビンダー vol.5 オカルト
¥1,100
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ククラス編集発行の同人誌『ビンダー』の第5号「特集:オカルト」です。表紙画は山形一生さん、室井悠輔さん。 [編集部より] 発 行|ククラス 編 集|湯川静、noirse 定 価|1,000円+税 判 型|A5判 頁 数|268 初 版|2017年11月 Contents [ 特集:オカルトside A ] ・Murderous ink/image.context() ・角田亮/オカルトと映画の曖昧な関係〜太古の神はいつでも蘇るのか〜 ・佐々木友輔/別世界旅行の条件 ・いなもと/殺人のある風景 マーダー・バラッドのゴシック的世界観 ・志津A/砂嵐の向う側へ——矢追純一の「UFOスペシャル」について マンガ「東方酒屑奇譚」其ノ壱 [ 特集:オカルトside B ] ・すぱんくtheはにー/唯名秘術書——新しい魔術のために ・桜井晴也/わたしの雨の話 ・河原学/セル(画)論 第五回「彼女の独身者たちによって透明化された花嫁、さえも」中編その③ ・noirse/21世記映画論 目まいのする散歩を、シネコンで 第五回 打ち上げ花火、天国から見るか?地獄から見るか?——「オカルト」映画論 ・伊藤螺子/銀の匙 マンガ かつしかけいた/「いすとわ」第一話 [ 時評 ] ・てらまっと 【深夜アニメ】第4回 擬人の愛/小林さんちのシン・ゴジラ ・志津A 【ゲーム】第4回 炎上する宇宙——『No Man's Sky』について ・鈴木並木 【映画】最終回 カメラを壊した男 ・すぱんくthe はにー 【キッズアニメ】 第4回 午前4時のスナック・パーティー ・noirse 【本格ミステリ】第4回 回帰とジレンマ [ 連載 ] ・桜井晴也/小説は文章で書かれている 第2回「小説という表現が表現しているもの」
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ビンダー vol.4 高畑勲
¥1,100
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ククラス編集発行の同人誌ビンダーの第4号。特集は高畑勲です。表紙画はかつしかけいたさん [編集部より] 発 行|ククラス 編 集|湯川静、noirse 定 価|1,000円+税 判 型|A5判 頁 数|246 初 版|2016年11月 Contents [ 特集|高畑勲 ] ■論考 ・渡邉大輔/教育者・高畑勲 ・志津A /高畑勲の醒めない夢――『火垂るの墓』論 ・飯岡 陸/リアリズムの配置――高畑勲『セロ弾きのゴーシュ』 ・河原 学/《連載》セル(画)論 第四回 「宙に浮かぶ、彼女の独身者たちによって透明化された花嫁、さえも(中編②)」 ・noirse/「高畑勲」という偽史 ■高畑勲 年表 ■作品小論 ・noirse/ヒルダの内なる「カメラ」 ・志津A/高畑ルパンの不可能性 ・noirse/パンダたちの「家族ゲーム」 ・志津A/娘のまなざし、父の無力さ ・志津A/母との再会とネオリアリズモ ・noirse/アン・シャーリーの新しい故郷 ・noirse/チエと小鉄の「リアリズム」 ・河原 学/「上手くなりたい」ということ ・鈴木並木/掘割の見える場所 ・noirse/清太と節子の美しい夢 ・tacker10/音の厚み、アニメの厚み ・tacker10/高さの扱い方について ・河原 学/観えない描線と普通の光景 ・tacker10/アニメのディレンマ ■聖地巡礼記 ・noirse/妖怪を探しに、多摩を歩く――『平成狸合戦ぽんぽこ』聖地巡礼記 ■マンガ ・142,184,218,245 飛白 Adventure Of SAKEKASU-CHAN episode4 [ 論考 ] ・いなもと/追悼ラルフ・スタンレー ・tacker10/イメージから脱却した合理化と、フィジカルの重要性――日本ラグビーの躍進を巡って ・Murderous Ink/七里ヶ浜からカブールまで 『 テラスハウス クロージング・ドア』の白い壁 ・佐々木友輔/スーパーマンの実在を信じる男 [ 時評 ] ・てらまっと 【深夜アニメ】第3 回 大気圏にて――『くまみこ』と重力下のキャラクター ・志津A 【ゲーム】第3 回 Fallout とWasteland――二つのRPG ・鈴木並木 【映画】第3 回 自由の形 ・すぱんくthe はにー 【キッズアニメ】 第3回 ここたま・ノワール48℃ ・noirse 【本格ミステリ】第3回 本格ミステリの遠近法 [ 連載 ] ・桜井晴也「小説は文章で書かれている。」第1回「私」と名づけられたカメラ ・佐々木友輔「いま、個人映画を観るということ(四)」逸脱の映像、あるいは映像のマイノリティー ・noirse「21世紀映画論――目まいのする残歩を、シネコンで 」第4回 サリーはドリーである――bot 映画論試論
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トラベシア Vol.4 日本語について
¥660
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普通に読める日本語の雑誌「トラベシア」Vol.4 特集「日本語について」 出版社|トラベシア編集部 定 価|600円+税 判 型|A5判 頁 数|90 イラスト・ロゴ原案|畑中宇惟 デザイン|村松道代 編集・発行|鈴木並木 Contents 対談|小原秀一×ジョー長岡|テレビ版 「まんが日本昔ばなし」の中の“にほんご” 伊子|日本語との縁 いしあいひでひこ|書いてる言葉(キーボードで) 伊藤螺子|休戦協定 ヴァン・パウガム|あるガイジンの回想 王小葵|親しんだり親しくなかったり 木村有理子|アラン・カミングの瞳 小松夏子|踊り場でてんてこ舞い 佐久間朋子|リップ練 佐藤柿杵|あることば(かなでなおしてでなおす) 佐藤麻弥|非文の遊び 城定秀夫|ことばのこと 鈴木並木|米と油 田口真希|川床亭日乗 寺岡裕治|書かれなくてもよかったのに日記 中野さやか|素甘考 原田和典|蒲田(専売所)行進曲 深堀骨|獅子河馬部考(素骨) 真付巳鈴|白いスリップが見えたら 豆田妙子|1995年のこと 水下暢也|詩の在り方に関する横書きの反散文詩 ムチコ|型抜き 若木康輔|翔太と美咲 渡邉寿岳|聞いた時から
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トラベシア Vol.2 労働
¥880
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普通に読める日本語の雑誌「トラベシア」Vol.2 特集「労働」 出版社|トラベシア編集部 定 価|800円+税 判 型|A5判 頁 数|98 イラスト・ロゴ原案|畑中宇惟 デザイン|村松道代 編集・発行|鈴木並木 Contents インタビュー|miro & nikaの個性と発展(鈴木並木) インタビュー|“映画の作りかた”と“仕事”―「ケンとカズ」の小路紘史監督に聞く(寺岡裕治) 一般男性|人並みじゃないのに人並みにしなきゃなんないのってなんかヤだなあって 折坂悠太|穴をどうする 河波雄大|労働について 木村有理子|こどもとフィクション 草野なつか|夢占い コバヤシユカ|流儀、っていうかぁ 酒井俊|ネズミにまつわる迷信 佐藤柿杵|loose and lonesome labor loop 鈴木並木|トーキョー・ワーキング・クラス・アンサンブル 田口真希|目覚めると無職。 只石博紀|綺麗 中野さやか|フカンゼン・ショウセツ 原田和典|書道セットとロックンロールオリンピックと私 深堀骨|セントミアリーメイドの永遠の処女 牧野大輔|モスクワ二十才まえ 真付巳鈴|同伴映画館通い 三木直人|ドローン=トマト缶、またはDCTC。 ムチコ|見ないで、見えてても見なかったことにして 若木康輔|映画ライター三十六房
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ヱクリヲ Vol.11 ミュージック×ヴィデオ/インディーゲームと動詞
¥2,310
「聴覚と視覚の実験制作 ミュージック×ヴィデオ」特集では、宇多田ヒカルやSuchmos、けやき坂46らのMV制作でも知られる映像作家/VJの山田健人(yayel)インタビューほか、「ミュージックヴィデオ史 1920–2010s」、MV技法集を収録。 幅広いアーティストのMVを制作する山田健人氏( yayhel )のインタビューをはじめ、MVの歴史の流れが一望できる年表、MVの技法を解説したコラムほか、5つの本格的なMV論を掲載。 「インディーゲームと動詞」特集では、5名の気鋭のゲームクリエイターへのインタビューほか、インディーゲーム60作を紹介する付録を掲載。 [編集部より] 編集・発行|ヱクリヲ編集部 発売|送り絵 定価|2,100円+税 判型|A5判 ページ数|264 初版|2019年12月 Contents 【特集 I 聴覚と視覚の実験制作——ミュージック×ヴィデオ】 《Interview》 山田健人 音楽と映像の蜜月——MVが表現しうるもの 《Critique》 ミュージックヴィデオには何が表現されているのか——レンズ・オブジェクト・霊 荒川 徹 《Appendix》 ミュージックヴィデオ史 1920-2010s——聴覚と視覚をめぐる試み歴史 MVエフェクティヴ 《Critique》 アニメーテッドMV、第三の黄金時代アニメーテッドMV、第三の黄金時代——マイケル・パターソン『a-ha “Take On Me”』からAC部『Powder “New Tribe”』:松 房子 映画音響理論はどこまでミュージック・ヴィデオを語れるか――宇多田ヒカル『Goodbye Happiness』を例に:長門 洋平 誰のためのパフォーマンスなのか?——ミュージックヴィデオの現在:小林 雅明 なる身体になる―メシュガーMV論―:吉田 雅史 《Series》〈三体〉から見る現代中国の想像力 第一回 『三体』における閉域(ルビ:ヴァーチャル・リアリティ)と文脈(ルビ:コンテクスト)主義:楊 駿驍 【特集 II インディゲームと動詞】 《Interview》 『ALTER EGO』大野真樹 『Baba Is You』Arvi Teikari 『KIDS』Mario von Rickenbach & Michael Frei 『The Stanley Parable』/『The Beginner’s Guide』Davey Wreden 『The Tearoom』Robert Yang 《Appendix》 インディーゲーム 動詞リスト 《Critique》 ルーカス・ホープと「楽しむ」ことの終わりに:横山 祐 動詞とパターン――ゲームとシミュレーションの関係をめぐって:松永 伸司 《Special Text》 ヴァーチャルなカメラとそれが写すもの:谷口 暁彦 《Critique book Review》 『vanitas』No.006 石橋英敬×東浩紀『新記号論』 バックナンバー 編集長後記
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ヱクリヲ Vol.10 一〇年代ポピュラー文化
¥1,760
さやわか×西兼志対談「アイドル〈の/と〉歴史」、付録「コンテンツ-コミュニケーション発展史」収録の特集I「一〇年代ポピュラー文化――〈作者〉と〈キャラクター〉のはざまで」。 『ムーンライト』『へレディタリー/継承』『A GHOST STORY / ア・ゴースト・ストーリー』など話題作を連発する、現在再注目のインディペンデント映画会社「A24」を日本で初めて本格的に紹介/分析する特集II「A24 インディペンデント映画スタジオの最先端」。 堀潤之によるゴダール最新作『イメージの本』論、批評誌レビューほか掲載。 [出版社より] 出版社|ヱクリヲ編集部 定価|1600円+税 判型|A5判 ページ数|191 ISBN|978-4990973735 Contents ★特集I「一〇年代ポピュラー文化」 さやわか×西 兼志「アイドル〈の/と〉歴史」 高井くらら「コンテンツ-コミュニケーション発展史 〈会いにいける〉から〈反逆される〉まで」 難波 優輝「バーチャルYouTuberエンゲージメントの美学――配信のシステムとデザイン」 楊 駿驍「あなたは今、わたしを操っている。――「選択分岐型」フィクションの新たな展開」 得地弘基(劇団・お布団主宰)インタビュー「破壊する倫理と破壊される権利、その表現と葛藤」 横山宏介「ユビキタスとデミウルゴス」 ★ジャン=リュック・ゴダール『イメージの本』特別論考 堀 潤之「ピクチャレスク・ゴダール――『イメージの本』における「絵本」の論理」 ★特集II「A24 インディペンデント映画スタジオの最先端」 横山タスク「A24と失われた共同体たちーー部屋と家から見る映画」 伊藤元晴「A24と二つのゴースト」 ★etc. 批評誌レビュー 『アンドレ・バザン研究』第二号[特集]存在論的リアリズム 『LOCUST』vol.01 伊藤弘了によるエッセイほか
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ヱクリヲ vol.9 写真のメタモルフォーゼ/アダム・ドライバー
¥1,980
編集・発行|ヱクリヲ編集部 定価|1,800円+税 判型|A5判 ページ数|326 ISBN|978-4-9909737-2-8 初版|2018年11月 Contents ★特集I 写真のメタモルフォーゼ 写真研究の第一人者・清水穣(同志社大学教授)ロングインタビューほか、古典技術からInstagramまで写真性からその多様性を総覧する「写真の『可能態』を思考するためのアルケオロジー」収録。セス・ギディングス(サウサンプトン大学准教授)による「ゲーム内写真」をあつかう先駆的論文「光なきドローイング――ビデオゲームにおける写真のシミュレーション」、「写真論ノート from ボードレール to バッチェン」ほか論考を多数掲載。 Interview:清水 穣 メディウム・スペシフィシティの新しい幽霊 写真の「可能態」を思考するためのアルケオロジー 写真論ノート from ボードレール to バッチェン Critique セス・ギディングス/増田 展大 訳:光なきドローイング――ビデオゲームにおける写真のシミュレーション 大山 顕:自撮りの写真論 久保 友香:浮世絵・プリクラ・Instagram――日本の女の子の「盛り」文化と技術 楊 駿驍:もう一つの宇宙を夢見る写真――中国における「写真コミュニケーション」について 水野 勝仁:ジェスチャーとともに写真のフレームを無効化する「写真」――ピンチイン/アウトによる「写真」の拡大縮小 松 房子:Googleマップの無人 山下 研:無数の「窓」――写真と絵画、あるいはその界面に 中村 紀彦:映画は静止を求める――「停滞の映画」についての覚書 ★特集Ⅱ アダム・ドライバー――〈受難〉と〈受動〉の俳優 アダムドライバーの魅力を海外各紙の未邦訳インタビューから凝縮して紹介する「エッセンシャルアンドフラグメンツ」収録。「スター・ウォーズ」シリーズのカイロ・レンや『パターソン』の記憶も新しい、俳優アダムドライバーの魅力を俳優批評の先鋒として多角的に紹介する。 コラム アダム・ドライバー――エッセンシャル・アンド・フラグメンツ アクトグラフィ Critique 伊藤 元晴:弱い男・壊れる塔・小さな幸せ――アダム・ドライバー論 横山 タスク:アダム・ドライバーとロバ 沼本 奈々:午前四時のクラブでジンライムを持ったアダム・ドライバーに会いたい 《Review》 批評誌レビュー 『分析美学からアニメ評論へ――フィクションは重なり合う』 『アニメクリティーク 』 『MLJ』 vol.1「特集 - 異文化コミュニケーション」 《Critique》 勝田 悠紀:今村夏子とポスト・クリティーク――新たなリアリズムと批評の声を求めて 高井 くらら:韻(ライム)で書き換えるヴィジョン――『ヒプノシスマイク』における言葉と暴力についての試論 太田 充胤:幽体の群れはいかにして踊るか――肉体・幽体二元論 『ヱクリヲ8』刊行イベント:「ニコラス・ウィンディング・レフン――拡張するノワール特集」を拡張する 登壇/伊藤 弘了、後藤 護、數藤 友亮、山下 研
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ヱクリヲ vol.7 音楽批評のオルタナティヴ/僕たちのジャンプ
¥1,540
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編集・発行|ヱクリヲ編集部 定価|1,400円+税 判型|A5判 ページ数|256 ISBN|978-4-9909737-0-4 初版|2017年11月 Contents ★特集Ⅰ 音楽批評のオルタナティヴ interview:佐々木敦 「音楽批評のジレンマ」 音楽批評の現在(リアル)を捉える――「音楽」批評家チャート 2000-2017 音楽批評のアルシーヴ――オルタナティヴな音楽批評の書評20 論考ほか 「鉄(メタル)と鋼(ヘヴィ)、響きと空間」/吉田雅史 「レア・グルーヴ、平岡正明――「ジャズ的」から「ヒップホップ的」へ」/後藤護 「即興音楽の諸相――ジャンル、イデオロギー、美学、方法論、情況論、原理論に向けて」/細田成嗣 「記号の夢、夢の記号――A.I.と未来のポップ・ミュージックをめぐる『非現実』」/大西常雨 来るべき音楽批評を思考するためのライブラリー ★特集Ⅱ 僕たちのジャンプ ジャンプ・ディケイド 1968-2017 「僕はただの少年――『ヒーロー』なき時代のヒーロー漫画」/横山宏介 「サイキックなオペレーターたち」/楊駿驍 「ドラゴンボールに見る、少年マンガとカンフー的身体」/横山祐 「ジャンプという共同体――ジャンプコードと『幕張』」/松房子 「1990年代の『ジャンプ系マンガ』と中国商業コミック市場」/謝天 批評 「歪んだ顔写真、または顔認証技術をめぐる試論」/増田展大 「ファウンド・フッテージ・フィルムに回帰するもの」/山下研
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映画横丁 第4号 日本酒のある風景
¥550
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本誌は、個人冊子『映画酒場』を発展させ2015年に創刊した、映画と酒の小雑誌。小さな酒場が集まり、それぞれに独立しながらゆるいつながりをつくっていく場を目指しています。 毎号、映画に登場する酒や映画と一緒に飲みたい酒など、さまざまな切り口で映画と酒について取り上げています。不定期刊行。 [映画横丁編集室より] 編集|映画酒場編集室 定価|500円+税 判型|A5判中綴じ ページ数|41 ISBN|978-4-908435-08-9 表紙=橋本愛 刊行|2017/4/30 発行|株式会社Sunborn 発売|ソリレス書店 編集人|月永理絵(映画酒場編集室) ブックデザイン|吉岡秀典(セプテンバーカウボーイ) 題字・イラスト|松田水緒 写真|熊谷直子 プロデューサー|岡本英之 Contents はじめに ■特集:日本酒のある風景 コラム「追い詰められた者たちには日本酒がよく似合う」(月永理絵) 橋本愛インタヴュー「ハモニカ横丁で、映画と酒の話をしよう」 とっておき日本酒映画 映画で知る日本酒と肴の関係(文=月永理絵、絵=松田水緒) コラム「小津と酒について考えてはみたけれど」(小川茉侑) エッセイ「日本酒を愛する酔っ払いオヤジたち」(大竹聡) CINEMAN vol.4「時の流れに身をまかせてらんない」(松田水緒) ほろ酔い映画談義 第4回「とにかく映画と酒が好きなもので」(のむみち×渥美喜子) コラム「緋牡丹のお竜が好きな理由」(月永理絵) ■小特集:映画と楽しむ日本酒 広島の映画と酒 居酒屋評論家・太田和彦が紹介する 映画と一緒に飲みたい日本酒 リレー連載①「映画と本の楽しみかた」(第4回 金城静穂) リレー連載②「映画上映の現場から」(第4回 田中誠一) 2017年春・初夏のおすすめ映画 巻末エッセイ「火山の影を浴びて」(今福龍太) 女優と横丁 第3回 赤松由美(劇団唐組)×高円寺
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映画横丁 第3号 ビールの美味しい季節
¥550
SOLD OUT
本誌は、個人冊子『映画酒場』を発展させ2015年に創刊した、映画と酒の小雑誌。小さな酒場が集まり、それぞれに独立しながらゆるいつながりをつくっていく場を目指しています。 毎号、映画に登場する酒や映画と一緒に飲みたい酒など、さまざまな切り口で映画と酒について取り上げています。不定期刊行。 [映画横丁編集室より] 編集|映画酒場編集室 定価|500円+税 判型|A5判中綴じ ページ数|41 ISBN|978-4-908435-05-8 表紙=門脇麦 刊行|2016/7/31 発行|株式会社Sunborn 発売|ソリレス書店 編集人|月永理絵(映画酒場編集室) ブックデザイン|吉岡秀典(セプテンバーカウボーイ) 題字・イラスト|松田水緒 写真|熊谷直子 プロデューサー|岡本英之 Contents はじめに ■特集:ビールの美味しい季節 コラム「ビールを飲む男たち」(月永理絵) 門脇麦インタヴュー「映画女優、ビールと美味しいご飯の夕べ」 とっておきビール映画 映画で知るビールと肴の関係(文=月永理絵、絵=松田水緒) エッセイ「アメリカのティーンたちとビールのビターな関係」(長谷川町蔵) CINEMAN vol.3「生命のプールとビールの泡」(松田水緒) ほろ酔い映画談義 第3回「酒好きふたりが旧作邦画を語る」(のむみち×月永理絵) コラム「名画座とおばさん」(渥美喜子) ■小特集:映画と一緒に飲みたい世界のビール リレー連載①「映画と本の楽しみかた」(第3回 大嶺洋子) リレー連載②「映画上映の現場から」(第3回 谷田恵一) 2016年夏のおすすめ映画 巻末エッセイ「映画と風呂」(石田千) 女優と横丁 第2回 玄理×みちくさ横丁
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映画横丁 創刊号 酒場でウイスキーを
¥550
SOLD OUT
本誌は、個人冊子『映画酒場』を発展させ2015年に創刊した、映画と酒の小雑誌。小さな酒場が集まり、それぞれに独立しながらゆるいつながりをつくっていく場を目指しています。 毎号、映画に登場する酒や映画と一緒に飲みたい酒など、さまざまな切り口で映画と酒について取り上げています。不定期刊行。 [映画横丁編集室より] 編集|映画酒場編集室 定価|500円+税 判型|A5判中綴じ ページ数|28 ISBN|978-4-9906656-3-0 表紙=菊地凛子 刊行|2015/6/3 発行|株式会社Sunborn 発売|ソリレス書店 編集人|月永理絵(映画酒場編集室) ブックデザイン|吉岡秀典(セプテンバーカウボーイ) 題字・イラスト|松田水緒 写真|熊谷直子 プロデューサー|岡本英之 Contents はじめに ■特集:酒場でウイスキーを コラム「映画のなかのウイスキー(月永理絵) 菊地凛子インタヴュー「ウイスキーを片手に映画を語ろう」 とっておきウイスキー映画 CINEMAN vol.1「ウイスキーと女優」(松田水緒) ほろ酔い映画談義 第1回「和製ラブコメは居酒屋で!!」(渥美喜子×月永理絵) コラム「ラブコメの女たちが飲みまくる理由」(月永理絵) リレー連載①「映画と本の楽しみかた」(第1回 のむみち) リレー連載②「映画上映の現場から」(第1回 西村協) 2015年初夏・夏のおすすめ映画 巻末エッセイ「呑みだすとやめられない酒」(四方田犬彦)
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photographers’ gallery press no.14 「人類館」の写真を読む
¥2,750
SOLD OUT
ギャラリー機関誌『photographers’ gallery press』の最新号、第14号。 2017年、「学術人類館」で撮影された写真が3枚、新たに発見されました。1903年に大阪で開催された第五回内国勧業博覧会の場外余興であったこの施設では、北海道・沖縄・台湾・インド・アフリカなどから集められた人々が展示されましたが、その内容をめぐって抗議活動が行われ、社会問題化しました。第五回勧業博は、台湾という植民地を足がかりに版図を広げていく日本を体現するような「帝国のショーケース」であり、日本における万博の起源ともいえる博覧会でした。 本誌では、人類館についての論考と欧米の博覧会で盛んに行われていた〈人間の展示〉をテーマにした誌面キュレーションを収録しています。そのほかに、第二次世界大戦中のアメリカにおける日系人強制収容所を記録した宮武東洋の写真、日本統治時代の台湾が収められた『臺灣寫眞帖』から60頁を収録するなど、残された記録写真から私たちは何を読み解き、現在へと受け継ぐことができるのか、様々な分野の識者による論考とともに探ります。 [編集部より] 発行|photographers’ gallery 発行責任|北島敬三 編集責任|岸幸太 デザイン|纐纈友洋 定価|2,500円+税 判型|B5判・並製 ページ数|360 ISBN|978-4-907865-31-3 刊行|2019年12月 Contents [論考]「人類館」の写真を読む *図版80点掲載! 小原真史 [誌面キュレーション]帝国のショーケース:博覧会と〈人間の展示〉 *図版112点掲載! 小原真史 [邦訳]見世物—野蛮の発明 パスカル・ブランシャール、ジル・ボエッチュ、ナネット・ヤコマイン・スヌープ|橋本一径訳 [収録]フェティシズムとアニミズムの間にある写真—石内都と写真による死者への生命付与 《日仏対訳》 橋本一径 La photographie entre le fétichisme et l’animisme :Miyako Ishiuchi et une animation photographique des morts Kazumichi Hashimoto《written in French》 [収録]「何もしない男」の系譜としての写真史—シェリー・レヴィーンを手がかりに 橋本一径、倉石信乃、北島敬三 [論考]風景以後—北島敬三の写真 倉石信乃 [論考]カオナシの街から─顔と出会うこと(2) 東琢磨 [写真]PARK CITY Ⅱ 笹岡啓子 [収録]『臺灣寫眞帖』 60頁! [論考]「写真100年」展再考—置き去りにされた日本統治時代の台湾写真《日中対訳》 侯鵬暉 重思「寫真100年」展―被遺忘的日本統治時代的台灣寫真 侯鵬暉《written in Chinese》 [論考]宮武東洋の複数のポジション《日英対訳》 ダニエル・アビー|久後香純訳 Toyo Miyatake’s Positions Daniel Abbe《written in English》 [論考]風に吹かれる種─砂澤ビッキ考 中村絵美
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photographers’ gallery press no.13 After the End of Everything
¥2,200
SOLD OUT
ダムで水底に沈んだ岐阜県徳山村の写真、約10万カットを残した増山たづ子をめぐるトークや、いまもっとも注目を集めるフランスの思想家ジョルジュ・ディディ=ユベルマンの初邦訳をはじめ、思想・美術・写真など幅広いジャンルの執筆陣による論考を収録。好評を博し売切となっていた既刊号から、思想家・美術史家・写真史家へのロング・インタビュー3本などを再録。 [編集部より] 発行|photographers’ gallery 発行責任|北島敬三 編集責任|米田拓朗 デザイン|纐纈友洋 定価|2000円+税 判型|B5判・並製 ページ数|242 ISBN|978-4-907865-07-8 刊行|2015年11月 Contents [収録]増山たづ子 ミナシマイのあとに 「増山たづ子 ミナシマイのあとに」展関連トーク1 赤坂憲雄×野部博子×小原真史 「増山たづ子 ミナシマイのあとに」展関連トーク2 大牧冨士夫×篠田通弘×小原真史 [収録]「どこにいても」――墓とその代補をめぐって 鵜飼哲 似島の位置 倉石信乃 三脚写真論 橋本一径 [邦訳]なんという感動! なんという感動? ジョルジュ・ディディ=ユベルマン 橋本一径訳 [再録]イメージで思考する――ジョルジュ・ディディ=ユベルマンに聞く(和英併記)聞き手 橋本一径 Think by Images: An Interview by HASHIMOTO Kazumichi with Georges Didi-Huberman [再録]写真史を書き換える――ジェフリー・バッチェンに聞く(和英併記)聞き手 甲斐義明 Rewriting the History of Photography: An Interview by KAI Yoshiaki with Geoffrey Batchen [再録]解説:ジェフリー・バッチェン『Forget Me Not――写真と記憶』 前川修 [再録]コンテンポラリー・フォトグラフィーと反演劇性の伝統――マイケル・フリードに聞(和英併記)聞き手 甲斐義明 Contemporary Photography and the Antitheatrical Tradition: An Interview by KAI Yoshiaki with Michael Fried [再録]マイケル・フリード『なぜ写真はいま、かつてないほど美術として重要なのか』についての覚書(和英併記)林道郎 Notes on Michael Fried’s Why Photography Matters as Art as Never Before HAYASHI Michio 解説:その後のジェフリー・バッチェンとマイケル・フリード 甲斐義明
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photographers’ gallery press no.12 爆心地の写真 1945-1952
¥2,750
写真が発明されてから170年以上が過ぎようとしています。平和な家庭生活から戦場や災厄にいたるまで、写真は文字以上に、時代のあらゆる出来事を記録してきたと言っても過言ではありません。しかし、その意義は思いのほか見落とされているのではないでしょうか。原爆投下直後の広島を撮影した写真資料もその例外ではありません。 本誌では、1945年から1952年のプレス・コード解除(サンフランシスコ講和条約締結)までを中心に、広島で撮影された写真をあらためて見直し、詳細に検証していきます。原爆投下当日のキノコ雲下の惨状を唯一撮影した松重美人の5枚の写真、復興初期に制作された写真集『LIVING HIROSHIMA』、吉田初三郎の原爆鳥瞰図を収めた英文グラフ誌『HIROSHIMA』。占領下での廃棄や接収あるいは決死の秘匿を経て、現在にまで残された写真資料を、わたしたちはどのように受け止めることができるのか。広島での調査取材をもとにした座談会や書き下ろし論考により、写真そのものから問い直す試みでもあります。 [編集部より] 発行|photographers’ gallery 発行責任|北島敬三 編集責任|笹岡啓子 定価|2500円+税 判型|B5判・並製 ページ数|188 ISBN|978-4-907865-03-0 刊行|2014年11月 Contents 特集 爆心地の写真 1945─1952 [写真]松重美人の5枚の写真/1945年8月6日 [座談会]松重美人の5枚の写真をめぐって 倉石信乃、小原真史、白山眞理、橋本一径、北島敬三、笹岡啓子 不鮮明について──松重美人の写真、最初の1枚 倉石信乃 原爆記録写真──埋もれた史実を検証する 西本雅実 広島原爆写真を追って──西本雅実インタヴュー 聞き手・構成:笹岡啓子 [座談会]『LIVING HIROSHIMA』をめぐって 倉石信乃、小原真史、白山眞理、北島敬三、笹岡啓子 紙の上の観光──『LIVING HIROSHIMA』と広島の国際観光地化 加治屋健司 [座談会]公園都市・広島 権鉉基、高雄きくえ、東琢磨、松田正隆、笹岡啓子 顔と出会うこと 東琢磨 広いシマの色──吉田初三郎の『HIROSHIMA』をめぐって 椹木野衣 [カラー収録]『HIROSHIMA』(広島図書、1949年) [邦訳『HIROSHIMA』]ヒロシマ 高橋しげみ訳 火災写真論 1886-1897 橋本一径 pg chronicle 本誌関連地図(広島市) 参考文献一覧 表紙・扉写真:北島敬三
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photographers’ gallery press no.11 写真とカタストロフィ
¥2,980
SOLD OUT
2011年3月の東日本大震災と福島第一原発事故以来、被災状況などを記録した数多くの写真が撮影されています。災害を記録するとはどういうことか、この度の震災は写真というメディアに多くの問いを投げかけています。 [編集部より] 発行|photographers’ gallery 発行責任|北島敬三 編集責任|米田拓朗 デザイン|纐纈友洋 定価|2800円+税 判型|B5判・並製 ページ数|328 ISBN|978-4-907865-18-4 刊行|2012年11月 Contents 伊藤俊治 『大正十二年九月一日 關東地方 大震火災記念寫真帖』解題 — “破局の時間”のモンタージュ 『大正十二年九月一日 關東地方 大震火災記念寫真帖』 『昭和九年七月 新潟土木出張所管内 直轄工事被害状况寫真』 『熱海線丹那隧道工事寫真帖』 平倉圭 断層帯を貫通する — 『熱海線丹那隧道工事寫真帖』 橋本一径 稲妻写真論 倉石信乃 ピクチャーへ — 災厄写真考 長谷見雄二 × 中谷礼仁 対談 災害の“ウラ”を読む — 東日本大震災と災害記録 豊島重之 Sigmund Freud/Symptomatic Future — フロイト、または、症候としての未来 岡村民夫 宮沢賢治と東北力 高橋しげみ 「港づくり」と「八戸づくり」 — 吉田初三郎の八戸市鳥瞰図から 久保仁志 高橋由一、〈似ている/似せる〉ことの論理 — 絵画を掘削せよ! 瀬戸正人 惜別 深瀬昌久 — 深瀬さん、向こう岸が見えますか?
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photographers’ gallery press no.8
¥4,180
SOLD OUT
戦後の日本写真史に強い影響を与えながらも、いまだその全貌を知られることのなかった北海道写真の先駆者、田本研造。函館港開港150周年にあたる今年、本誌では田本および田本写真館撮影とされる開拓当時の函館・札幌の様子を伝える写真、496点を一挙掲載。北海道写真や明治期の写真を読み解く精鋭な論考とあわせ、田本研造の全貌に迫ります。 [編集部より] 発行|photographers’ gallery 発行責任|北島敬三 編集責任|大友真志 デザイン|田中勲 定価|3800円+税 判型|B5判・並製 ページ数|400 ISBN|978-4-907865-17-7 刊行|2012年11月 Contents 田本研造 北海道開拓写真・田本アルバム他 大下智一 田本研造──その生涯と業績 倉石信乃 「北海道写真」の前提 土屋誠一 写真史・68年──「写真100年」再考 谷口雅春 交差なき眼差しの系譜──北海道は自らをどう見すえるか 田中里実 写真作品と作者──古写真における作者の問題点 三井圭司 パノラマ写真考──モノとしての古写真 田本研造年譜 大下智一 編 港千尋 魚の眼に泪──疋田豊治の写真群 疋田豊治 疋田写真コレクションより 境界を越える写真 ──クリストファー・フィリップスに聞く 聞き手:甲斐義明 橋本一径 〈指標〉から〈型どり〉へ──ジョルジュ・ディディ=ユベルマン『接触による類似』をめぐって
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photographers’ gallery press no.7
¥2,640
SOLD OUT
"映画作家・ゴダール、批評家・瀧口修造、「カメラばあちゃん」増山たづ子、あるいは六ヶ所村開拓地の農協職員。彼らの傍らにはいつも写真があったーー時間をこえて出現する写真を前に、私たちは何を想起するのか。" 年1回発行の機関誌『photographers’ gallery press』第7号。 写真の「起源」を問い、写真史の複数化を図る、いまもっともラディカルな写真史家ジェフリー・バッチェンの初邦訳論考2本に、ロング・インタビューを加えて掲載! [編集部より] 発行|photographers’ gallery 発行責任|北島敬三 編集責任|笹岡啓子 デザイン|田中勲 定価|2400円+税 判型|B5判・並製 ページ数|280 ISBN|978-4-907865-16-0 刊行|2008年4月 Contents 特集 写真史を書き換える──写真史家 ジェフリー・バッチェン 哲学的な窓 甲斐義明/訳 スナップ写真──美術史と民族誌的転回 甲斐義明/訳 ジェフリー・バッチェンに聞く 聞き手/甲斐義明 平倉圭 バッド.リスニング──ゴダール-ゴランと複数の顔/音 倉石信乃 報道と前衛──戦時下の瀧口修造 岡村民夫 佐藤真の記念写真 前川修 写真の系譜学──バッチェンの写真論 橋本一径 「見られない」写真──身元写真論 前田恭二 見過ごされたもの──王子直紀の写真について 小原真史 ミナシマイの前に──増山たづ子と“もうひとつの徳山村” 豊島重之 写真は密航する──下北半島=イスムス/写真の北限へ 高橋しげみ 開拓の地層──六ヶ所村開拓写真が問うもの 楠本亜紀 岡本太郎の写真と沖縄 土屋誠一 分割線、展示、沖縄──「沖縄文化の軌跡 1872-2007」から何が見えるか
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photographers’ gallery press no.6
¥2,200
SOLD OUT
2006年秋にスタートしたphotographers’ gallery講座の収録を中心に、写真や美術に関する論考、そして写真を多数掲載した充実の一冊になりました。 [編集部より] 発行|photographers’ gallery 発行責任|北島敬三 編集責任|笹岡啓子 デザイン|田中勲 定価|2000円+税 判型|B5判・並製 ページ数|256 ISBN|978-4-907865-15-3 刊行|2007年4月 Contents 高橋万里子「月光画」 アジェ/バリケード/ゴダール 岡村民夫 時間のポリティクス—アルベール・ロンドの夕べ 港千尋 写真という島々/証言という無人島—アウシュヴィッツからの四枚の写真をめぐって 豊島重之 笹岡啓子「PARK CITY」 グラウンド・ゼロから写真のゼロへ—写真は〈消滅させるもの〉だった? 飯島洋一 写真論としての『建築と破壊』—飯島洋一『建築と破壊—思想としての現代』 三島靖 再読・中平卓馬—ブレとボケ/記録と芸術/国境/現在 小原真史+倉石信乃+北島敬三 カルト・ポスタルと「テレパシー」—写真・郵便・デリダ 鵜飼哲 北島敬三「Portraits」 ロラン・バルトのプンクトゥム マイケル・フリード(城丸美香/訳・解題) 写真とカラー・フィールド・ペインティング —マイケル・フリードのジェフ・ウォール論 甲斐義明 場所について—2006年、3つの国際展の思い出に 前田恭二 王子直紀「Cult of personality」 解説/ジェフリー・バッチェン『Forget me not—写真と記憶』 前川修 写真の〈北〉と写真の〈南〉—レヴィ=ストロースと忘却の装置 今福龍太 王子直紀「那覇」 上野修写真論1991—80年代写真批評の状況 上野修 抵抗と物質性—北島敬三、笹岡啓子、王子直紀についての覚書 土屋誠一 岸幸太「傷、見た目」
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photographers’ gallery press no.5 写真のシアトリカリティ
¥1,980
SOLD OUT
発行|photographers’ gallery 発行責任|北島敬三 編集責任|笹岡啓子 デザイン|田中勲 定価|1800円+税 判型|B5判・並製 ページ数|208 ISBN|978-4-907865-14-6 刊行|2006年4月 Contents [巻頭写真]北島敬三 「A.D.1991 U.S.S.R.——ソビエト社会主義共和国連邦 最期の年」 [特集]写真のシアトリカリティ 〈演劇性〉について、再び?写真を視野に入れながら 林道郎 〈アプロプリエーション〉とそれ以後 土屋誠一 監視とスナップショット 倉石信乃 [シンポジウム]写真のシアトリカリティ 林道郎+土屋誠一+倉石信乃+前田恭二 シンポジウム後記——あるいは「写真家のギャラリー」についての私注2 前田恭二 場と関係の島——大島洋「平島部落地図・写真保存写真展」をめぐって 伊藤俊治 [写真]大島洋「平島部落地図」 [収録]世界のゆらぎ、砂の時代 伊藤俊治+大島洋 ワルシャワの2時間——あるスナップショットの経験について 港千尋 「報道写真」にまつわる悪霊の起源 楠本亜紀 WORKSHOP写真学校のインパクト Vol.1 東松照明インタビュー——WORKSHOP写真学校のころ 聞き手:飯沢耕太郎+北島敬三 [資料]1975年度学生募集要項 [資料]『季刊WORKSHOP』総目次 [再録]ドキュメント・ワークショップ写真学校——荒木経惟・東松照明・深瀬昌久・細江英公・森山大道・横須賀功光 [収録]エクスタシーの光学 港千尋+岡部あおみ 「身体」という困難——ダゲレオタイプの人格、フォトグラムのヌード 戸田昌子 写真は芸術か?——歴史的検証1 スティーグリッツと等価物 甲斐義明 記憶のトータルリコール——岡山市デジタルミュージアムの可能性 能勢伊勢雄
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f/22 第2号
¥1,760
SOLD OUT
作り手によるドキュメンタリー批評誌『f/22』第2号。美術家・大浦信行による巻頭グラビア「遠近を抱えて」と寄稿「あいちトリエンナーレ2019展示中止問題によせて」、特集「撮られる者たちの眼差し」、「子どもと仕事とパートナー」など、作り手の側からドキュメンタリーへアプローチするコンテンツを多数収載。 発 行|f/22製作委員会 定 価|1,600円+税[価格改訂されました] 判 型|A5判 頁 数|184 初 版|2019年10月 Contents 巻頭グラビア「遠近を抱えて」 「あいちトリエンナーレ2019展示中止問題によせて」大浦信行 特集1 撮られる者たちの眼差し 『ザ・ノンフィクション 僕を知ってください』 『童貞。をプロデュース』 特集2 子どもと仕事とパートナー コラム インサイドクリティーク『ヴァンダの部屋』宮永昭典 VOICE 作り手による機材レビュー 秦岳志 若手の言い分 井手口大騎ダグラス 日本から遠く離れて コーディネーターの仕事/海外ドキュメンタリー 嘉山正太 f/22への応答 個人映画の世界 村上賢司 連載 僕らのシエラマエストラ 辻智彦 Seeds of Discussion 川上拓也 二〇年目のNHK番組改変事件 満若勇咲
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f/22 創刊号
¥1,760
SOLD OUT
作り手によるドキュメンタリー批評誌『f/22』創刊号。「日本のドキュメンタリーを振り返る 2000-2018 座談会」、「キャメラマン不要論」など、作り手の側からドキュメンタリーへアプローチするコンテンツを多数収載。 発 行|f/22製作委員会 定 価|1,600円+税 判 型|A5判 頁 数|180 初 版|2019年2月 Contents 特集1)日本のドキュメンタリーを振り返る座談会 2000-2018 f/22 編集委員・清水浩之 特集2)キャメラマン不要論 監督・ディレクターへのアンケート 大小田直貴/ 奥間勝也/奥谷洋一郎/小田香/菅家久/小林茂/小森はるか/櫻木まゆみ/ 想田和弘/西原孝至/原一男/三宅流/森達也 コラム)Inside Critique 作り手による映画批評 川上拓也/満若勇咲 コラム)作り手による機材レビュー SONY PXW-FS-7/SIGMA 18-300mm 南幸男 連載)Seeds of Discussion 川上拓也 連載)ぼくらのシエラマエストラ ~若松孝二と戦った映画のゲリラ戦紀 辻智彦
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HAPAX Vol.10 ニーチェ
¥1,650
SOLD OUT
10号を記念して増ページでお届け。鈴木創士、江川隆男、白石嘉治の論考の他、『ニーチェって何?』の伝説的な思想家、榎並重行へのロングインタビューを敢行。また、前号に続いてアナキズム研究者、活動家として世界で注目されるダニエル・コルソンのニーチェ論の翻訳を掲載。特集以外では、最新のギリシャ・アナキストの報告、フランスのコレクティブ「革命的官能委員会」による論考(というかアジ文)の翻訳を掲載。 [編集部より] 出版社|夜光社 定 価|1500円+税 判 型|四六判変型 頁 数|186 ISBN|978-4-906944-16-3 刊行|2018/11/21 Contents ギリシャのアナキズム2018/二人のギリシャのアナキスト + 高祖 岩三郎 自律か、無か。/革命的官能委員会/world’s forgotten boy 訳 ■特集 ニーチェ ニーチェを讃える/鈴木 創士 耳障りな声で――ある快楽懐疑者からの挨拶/インタビュー 榎並 重行 論理学を消尽すること――ニーチェにおける〈矛盾―命令〉の彼岸/江川 隆男 馬のニーチェ/馬研究会 いかにして孤独へと到達するか/無回転R求道者達 道徳の系譜/混世博戯党 地獄あるいはブランキの宇宙へと向かう断章/world’s forgotten boy ニーチェと絶対自由主義的労働者運動/ダニエル・コルソン/五井 健太郎 + HAPAX 訳 食人としての「ひかりごけ」/山本 さつき ニーチェの喃語を聴きとる/白石 嘉治
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HAPAX Vol.9 自然
¥1,210
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出版社|夜光社 定 価|1100円+税 判 型|四六判変型 頁 数|156 ISBN|978-4-9069-44-14-9 刊行|2018/6/11 Contents 自然という戦場/高祖岩三郎 自然はピクチャーである/白石嘉治+ウルトラ=プルースト アナキズムの自然と自由――ブクチンとホワイトヘッド/森元斎 装置、あるいは文明と訣別するために―― 「直耕」の思想家・安藤昌益/無回転R求道者 統治なき自然、蜂起するデモクラシー ――ミゲル・アバンスールのサン=ジュスト論から出発して――/山下雄大 外の力能/ダニエル・コルソン/五井健太郎 訳 ライナー・シュールマンの断層線トポロジーと人新世/ステファニー・ウェイクフィールド/五井健太郎 訳 前世紀/鈴木一平 二月某日の疲れをもよおさせる議論/HAPAX bis 「世界政治」としてのペスト/鼠研究会
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HAPAX Vol.8 コミュニズム
¥1,320
SOLD OUT
出版社|夜光社 定 価|1200円+税 判 型|四六判変型 頁 数|180 ISBN|978-4-906944-13-2 刊行|201711/25 Contents 「コミュニストの絶対的孤独――不可視委員会の新著によせて」HAPAX 「黙示録的共産主義者(アポカリプティック・コミュニスト)」高祖 岩三郎 「自由人の共同体と奴隷の共同体」李 珍景 「文明破壊獣ヒビモス、あるいは蜂起派のためのシュミット偽史」混世博戯党 「非統治のための用語集」NPPV(マジで知覚するためのニュアンス) 「壁のしみ」ヴァージニア・ウルフ 「かたつむりの内戦、小説の倫理――「壁のしみ」訳者解題」五井 健太郎 「『復興』共同体と同じ場所に暮れをつくりだす 廉想渉『宿泊記』(一九二八)論」影本 剛 「『別の長い物語り』について」食卓末席組 「巨椋沼における3つの議論」Great Caldrons 「分裂的コミュニズム」HAPAX+鼠研究会
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HAPAX Vol.7 反政治
¥1,320
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出版社|夜光社 定 価|1200円+税 判 型|四六判変型 頁 数|186 ISBN|978-4-9069-44-12-5 刊行|2017/4/25 Contents 「相模原の戦争」HAPAX+鼠研究会 「人民たちの反政治」HAPAX 「魂の表式」入江 公康 「ウンコがしたい」栗原 康 「エイリアンと怪物――『ダーク・ドゥルーズ』における革命」アンドリュー・カルプ 「残酷の政治について/残酷の政治についての五つのテーゼ」Hostis 「最小の三角回路について――哲学あるいは革命――」江川 隆男 「火墜論」混世博戯党 「Raw power is laughin’ at you and me.」World’s Forgotten Boy 「武器を取れ――大道寺将司の俳句」友常 勉
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HAPAX Vol.6 破壊
¥1,430
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出版社|夜光社 定 価|1300円+税 判 型|新書判 頁 数|204 ISBN|978-4-9069-44-11-8 刊行|2016/12/15 Contents 帝国は滅ぶ/鈴木創士 「最前列」の家に捧げる歌/『ランディマタン』誌(東志保訳) 破壊行為者たちの叡智/『ランディマタン』誌 サイバネティクスの仮説 (抄)/ティクーン アナーキーな主体として自己を自律的に形成する(抄)/ライナー・シュールマン ファーガソン以後の黒人表象/ジョン・クレッグ(高祖岩三郎+World’s Forgotten Boy 訳) 生の無為/『大学生詩を撒く』鎧ヶ淵支部 文明の終わりと、始まり ― 石川三四郎における進歩について/森元斎 よりよき〈生〉とアジア主義/友常勉 アソ連合赤軍1977 ―「人民は欠けている」考/鼠研究会
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われわれの友へ
¥1,650
SOLD OUT
ひとつの文明の終わりが 世界の終わりではない者たちへ なによりもまず蜂起のうちに 組織ぐるみの嘘と混迷と愚かさの支配にうちこまれた ひとつの裂け目をみとめる者たちへ たちこめる「危機」の霧の背後に 作戦と術策と戦略がくりひろげられる舞台の存在を ――それゆえ反撃の可能性をみいだす者たちへ 攻撃する者たちへ 好機をうかがう者たちへ 共謀の友をもとめる者たちへ 離脱する者たちへ 試練をたえぬく者たちへ みずからを組織化する者たちへ 革命的な力をつくりだそうとする者たちへ 革命的、なぜならそれは感覚的なものであるから われわれの時代を解明するための ささやかな試論をここにささげる [本書裏表紙より] 著 者|不可視委員会 訳 者|HAPAX 出版社|夜光社 定 価|1500円+税 判 型|新書判 頁 数|256 ISBN|978-4-9069-44-07-1 刊行|2016/1/15
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HAPAX Vol.5 われわれの友へ
¥990
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出版社|夜光社 定 価|900円+税 判 型|新書判 頁 数|124 ISBN|978-4-9069-44-08-8 刊行|2016/1/15 Contents HAPAX「コミューン主義とは何か?」 李珍景「革命のシャーマンたちが呼び出したものたち」 友常勉「日本からの手紙――terrestritudeのために」 反-都市連盟びわ湖支部「都市を終わらせる――資本主義、文化、ミトコンドリア」 チョッケツ東アジア by 東アジア拒日非武装戦線「「 われわれの友へ」、世界反革命勢力後方からの注釈」 堀千晶「壁を猛り狂わせる」 中村隆之「隷属への否――不可視委員会とともに」 入江公康「コミューンのテオクリトスたちによせて」 鼠研究会「永山則夫について」 『ランディ・マタン』誌論説「真の戦争」
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HAPAX Vol.4 戦争と革命
¥990
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「アナーキーとは語義からしてアルケーの拒絶であり、いっさいの仮説を前提としない無仮説の原理、すなわちアルケーがないことをアルケーとする思考/実践である」 ––「アナーキーのための『アンチ・モラリア』の要約」マーク・ダガン協会より 出版社|夜光社 定 価|900円+税 判 型|新書判 頁 数|128 ISBN|978-4-9069-44-06-4 刊行|2015/7/8 Contents 無条件革命論 ̶̶ われわれには守るべき約束などない HAPAX 来たるべき領土、来たるべき民衆 ̶̶ 観念的世界革命論を越えて 小泉義之 性の軍事化と戦争機械 友常勉 『ヤングガール・セオリーのための基本資料』序文 TIQQUN アナーキーのための『アンチ・モラリア』の要約 マーク・ダガン協会 〈脱‒様相〉のアナーキズムについて 江川隆男 どぶねずみたちのコミュニズム 鼠研究会 トーキョー日記 マニュエル・ヤン 不可視委員会へのインタビュー
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HAPAX Vol.3 健康と狂気
¥1,100
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出版社|夜光社 定 価|1000円+税 判 型|新書判 頁 数|160 ISBN|978-4-9069-44-05-7 刊行|2015/2/28 Contents 新しい健康を発明せよ! HAPAX 狂気の真理への勇気 小泉義之 〈戦争国家革命〉前夜 友常勉 水煙草、パンクス、〈分断法〉 シーシャ=ヤニスタ解放戦線+TOD 蜂起的イスタンブール Snoopy+高祖岩三郎 ロジャヴァ:国境を破壊し自律を目指す闘争 アリ・ベクタシ 悲惨ノート Deng! 孤独へと浮上せよ アンナ・R 二〇一四年六月の恋唄 マニュエル・ヤン
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HAPAX Vol.2
¥1,320
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出版社|夜光社 定 価|1200円+税 判 型|新書判 頁 数|184 ISBN|978-4-9069-44-04-0 刊行|2014/6/30 Contents われわれはスラムの戦争をつくりだす/HAPAX ゾミア外伝 逃下散と共鳴り/高祖岩三郎 流動的-下層-労働者/友常勉 傷んだ肉と野菜くずの 蟹漬け–あるいは水管の咆哮/影丸13号 経験的戦前映像論/Takun! 待機経路:進行中の危機と2011-13年の 階級闘争/エンドノーツ♯3 内戦の倫理/ティクーン レッツ・ビカム・デンジャラス—黒いインターナショナルの拡散のために/炎上細胞共謀団FAI/IRF収監メン バー細胞 黒い死装束——労働、肉、形式について/エヴァン・カルダー・ウイリアムス
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HAPAX Vol.1
¥1,100
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世界/地球と蜂起主義アナキズムの交差点から、未来なき未来へ。世界の破滅そのものを蜂起に反転させる新しい思想・政治・文化を示す思想誌。「アポカリプス&アナーキー・アフター・フクシマ」などを収録。 [編集部より] 出版社|夜光社 定 価|1000円+税 判 型|新書判 頁 数|159 ISBN|978-4-9069-44-01-9 初 版|2013年9月